今日はなかなか好天だ。朝からマッターホルンが見え隠れしている。バンさん達は総勢7人でスキーに行くそうだ。俺らは今日ベルンへ行く。バンさんと別れをかわし再会を約束。 彼のおかげでフォンデュも食えたし、スキーもできた。 YHを出て駅に下る途中の土産物屋でアーミーナイフを買う。7フランなり。駅にはオーストラリア夫妻が列車を待っていた。1時間ほどの待ち時間の間に、ナイフに名前を入れに行く。道では馬ふんを流す為か散水をしていた。 駅に戻り、列車が入ってきて、この山の村ともお別れだ。1時間半ほどの車中でオーストラリア夫妻と旅の話に花が咲く。ブリーグの駅で彼らとも別れ、久しぶりに2人ぼっちになった。 そこからベルンまでは約1時間40分。トンネルを幾つも抜けるうちにまたのんびりとしたスイスらしい風景が車窓に広がってきた。 ベルンに着くと天気は思わしくなく、今にも雨が降りそうだ。YHに荷物を降ろし、博物館巡りに出る。 ベルンの街は、中心部を除いて、とても静かな街だ。国会議事堂もさほど大きな建物ではなく、ガキどもがスケボーで走りまわっていた。YHは国会のすぐ膝元にあり、アーレー川にも近い。アーレー川は音もなくゆったりとまんじりと流れ、周囲の家々は眠っているように静かだ。とても首都とは思えない静寂さ。しかし、どことなく重みがあり落ち着いた中世風の街並みはスイスの他の街にはない雰囲気だ。 まずは「ライフル博物館」。アーレー川を隔てた高台にある。中に入ると、階段沿いに中世以前の弓矢から1950年代の突撃銃まで順を追ってずらりと並べてある。フロアには射撃大会の記録やメダルなどが展示してあり、ルガーやシグのハンドガンも飾ってあった。ちなみに、ここの受付のおっさんはやたらと愛想が良く、「入館料はハウマッチ?」と言おうとするのを察知して「Free〜!!」と言ってニカッと笑った。いつもそうなのか、たまたま虫の居所が良くてそうしてくれたのかは判らんが、ともかくタダだった。 しばらくライフルを見た後、となりの「自然博物館」に入る。4階建ての結構な建物。その中には様々な動物の剥製がジオラマ風に展示してある。剥製とは言え、生々しく今にも噛み付いてきそうだ。 最上階には化石や鉱物標本が展示してあり、ダイヤモンドや金鉱石(これがまた、やたらとデカイ!!)が平気でころがっていた。ウランなどの放射性同位元素系もガイガーカウンター付きで展示してあり、こんなもんに近寄って大丈夫かいな?と思ってしまう。(近寄ったが。) そんなこんなで飽きることなくゆっくり見て回っているうちに時間になって、YHに戻ってチェックイン。部屋はキョーフのタコ部屋。だだっ広い部屋にずらりと二段ベッドが並んでいる。しかも、ベッドが三つづつくっついているので、真ん中のベッドに当たると、両脇をふさがれてしまう。エコノミークラスの椅子じゃあるまいし、なんでこんな配置にするのだろうか?真ん中に寝るやつは不幸だなあと思っていたら、混んでいて俺が真ん中ベッドになってしまった。このYH、都市型だけあって設備はいいが、部屋は悪かった。しかし、晩飯はなかなかいけた(別料金7フラン)。 夕食後は可愛い女の子と仲良くなって旅の情報交換。 今、日記を書いていると、下のベッドのおっさんがリンゴをくれた。 明日はリヒテンシュタインに行く予定。降りしきる雨が止んでくれればいいが。 ベルンのYH、タコ部屋302号ベッドにて。 |
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2009年07月14日
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