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某鉄道会社の方から聞いたお話です。 差障りがあるので、会社名・場所などは伏せさせて頂きます。 その方、Hさんは鉄道の運転士さんです。 Hさんの勤める鉄道会社のある路線に、内輪で「幽霊カーブ」と呼ばれている場所があるそうです。 昭和20年代、ブレーキの故障した列車がカーブを曲がりきれず脱線し、大勢の死者を出した場所です。 今も、事故の慰霊碑が残っています。 そこでは、運転士や車掌が人魂を目撃したり、保線要員が姿の見えない人に声をかけられたりする と言う噂が囁かれておりました。 ある夜、Hさんが回送電車に乗務していた時。 「幽霊カーブ」に差し掛かると、線路脇に大勢の人影が並んでいるのが、ぼんやりと見えました。 勿論そこは一般の人が入り込める場所ではありません。保線員が居るとの申し送りも無い。 Hさんは、目の錯覚だろうと、無理やりにでも思い込もうとしました。 しかし入庫後に、後ろの運転台に居た車掌が駆け寄って来て、震える声で言ったそうです。 「Hさん、さっき『幽霊カーブ』で、出ましたね…。皆、血まみれで…。」
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