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本来このコーナーが本分だったのですが、何かすごく久しぶりに記事を上げます。 知り合いのTが勤める中古車店。 最近場所を移転したのですが、新店舗では妙な事が度々起こると言うのです。 Tはその手の話をまるで信じないので、事ある毎にその正体を暴いてきました。 まず、夜になると、どこからか人の話し声が聞こえる時があると言って、皆が遅くまで店にいるのを嫌が るので、よくよく調べてみたら、裏の民家からテレビの音が伝わって来ていただけだった―とか、 やはり、どこからかうめき声が聞こえるというのでこれも良く調べたら、多少風が強いと換気口から音 が出て、それがうめき声に聞こえるだけだったとか。 そんなTでも、首をかしげる事が一度あったと言います。 ある平日の昼下がり。 他の営業マンはみな外に出ていて、Tと事務の女の子だけが店に残っていたそうです。 「お客さんですよ」との事務員の声に外を見ると、3〜4人のグループが展示場をうろうろしていたので、 接客に出ました。 お客様駐車場には車は無く、「ああ、徒歩で来たんだな。車を持ってないと言う事は、売れる確率が高い な」と皮算用しながら展示場に出ると、客の姿が見当たらない。あれ?と思って探してみると、1台の展 示車に全員が乗り込んでいました。 その車に近づいて、挨拶しようとドアノブを引くと、鍵がかかっている。 それと同時に、車内に誰も乗っていない事に気づきました。 良く考えたら、来店の少ない平日は、展示車の鍵をかけっぱなしにしておくのがその店の習慣でした。 客が勝手に展示車に乗り込める訳はありません。 勘違いかと思い、客を探しましたが、展示場の何処にもその姿を見つける事は出来なかったそうです。 Tは、その消えた客たちを幽霊とは思っておらず、さりとて合理的な説明も思いつかないでいる様です。 ―まあ、車屋さんでは良く聞く話の類ではあるのですが。 |
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2010年01月25日
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頂いたコメントにお返事もせず御免なさい。 実は今宵、福富町で飲んでたのですが、たまたま隣に居合わせたオジサンとの会話が面白かったので。 TO「私、『怖い話』とかが大好きなんですけど、その手の話って何か知ってます?」 オジサン「怖いっつたら、うちの女房だなぁ。午前様になると、青白い顔して待ってんだ。で、飲みす ぎだ何だってグチグチ文句を言いやがる。全く、ゆっくり眠ってりゃァいいのにね」 TO「何だ、そっちですか。でもそりゃ、ゾッとしますねぇ。酔いもすっかり醒めちゃうでしょ」 オジサン「わかる?確かに最初の頃はゾッとしたよ。最近はもう慣れちゃったけどな。でも、ホントに、 ゆっくり眠っててくれよって、心底拝んじゃうよ」 TO「それもオジサンを心配してるからですよ。奥さんに愛されてるんですよ、オジサンは!!」 オジサン「へへ。そうかねぇ。今更だけどな。しかしそろそろもう、眠って欲しいよな」 TO「まだ、寝る時間じゃないでしょう。―しかし今日も、この調子じゃ午前様じゃないですか。また、 怒られちゃうんじゃ?」 オジサン「―いやいや、今日はもう帰るよ。明日は大事な日だからな…」 TO「へぇ。―あ、わかった!!奥さんの誕生日か何かですか?」 オジサン「ううん。三回忌」 |
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