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さて、怪談話で盛り上げっていると、たまたま用事で来たS店長が話しに加わりました。
「俺も前に、変な体験したんだよな〜」
九州の○○市のビジネスホテルに泊まった時なんだけどさ〜。
そのホテルは、ビジネスホテルの癖に最上階―と言っても、5階建てくらいだったけど―に大風呂とサウナがあ
ったんだよね。夜7時くらいにチェックインしたら、宴会場なんかもあって、どっかの団体が宴会やってたんだよ。
宴会中なら風呂も空いてると思って、すぐ風呂に直行してさ。
そしたら、案の定誰も入ってなくて、自販機でビール買って、ゆっくり風呂入りながら飲もうと思って。
それで、最初に洗い場で髪を洗ってたんだよ。
シャンプーつけて、ごしごし頭を洗ってたら、浴室のドアが開く音がして、ああ、誰か入ってきたと思ったの。
俺はシャンプーが目に入らないように目をつぶってる訳よ。でも、ペタペタと足音が通って、後ろの湯船で身体を
流す音がするの。ザバーッて。その後、湯船に入る音もしたの。
それで、シャンプー流し終わって、鏡見たら、髪の長い女の人が背中向けて湯船にいる訳。
「えーっ。ここ、時間制で男女別って書いてあったのに」って思って。俺、時間を間違えたかなって不安になって、
背中向けたまま、聞いたの。後ろの女の人に。
「あのーすみません。僕、男湯の時間だと思ってたんですけど、間違えてます?」って言ったら、女の人も向うを
向いたままで「いえ。気にしないで下さい」みたいな事を言うんだよ。
気にしないでったって、時間を間違えてて、他の女の人も入って来たらまずいと思って、慌てて脱衣所に出たら、
やっぱり、男湯の時間なの。
まあ、女湯の時間に男が入ったらアレだけど、逆ならいいのかと思って、若そうな人だったし、ラッキーかなと
思って、すぐまた浴室に入ったら、いないの。その女の人が。あれ?サウナかな?と思ったんだけど、そのサウ
ナ3人くらいしか入れない狭いヤツだったから、さすがに一緒に入れないと思って、風呂につかってたのね。
でも、何分経ってもサウナから出てこないの。最初は下心満々だったんだけど、まさかサウナの中で倒れてるん
じゃと心配になって、サウナの中覗いてみたら、いないんだよ。
床に倒れてるんだ!!っと思って、ドア開けても、誰もいないの。
ゾーッとしちゃってさあ。
他に、隠れる場所なんかないんだよ。もう、ビールどころじゃなくなっちゃって。
アセって脱衣所に出たんだけど、やっぱり、脱いだ服とかがないんだよ。
ホントだよ、これ。人から聞いたとかじゃなくて、ホントに俺が体験したんだよ…。
(←)誰もウソだとは言ってません。物凄くベタですが。
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2010年08月14日
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先ほどまで、怪談話で盛り上がっておりました。何せ、暇なんです。
お陰で、幾つかネタの仕入れが出来ました。
位牌の話をしてくれた彼の別ネタです。
彼の親戚のおばさんの体験談です。
「何年か前の事らしいんですけど…」
おばさんが、入院した知人のお見舞いに行った時の事。
車で行ってみると、思いの外に大きな病院で、駐車場がいくつかに分かれていたそうです。
おばさんは不慣れな上に方向音痴で、広い敷地内で迷ってしまいました。
気がつくと、病院の裏手に来ており、そこは、鉄のドアが何枚か並んだ、何となく雰囲気の暗い場所でした。
「変な所に来ちゃったわ。誰か道を聞ける人がいないかしら…」と車を停めてあたりを見回していると、入院患者ら
しい服装のお婆さんが建物に沿ってヨタヨタと歩いていました。「あの人じゃ、聞いても判らないわね…」と思い、
声をかける事もなく見送っていると、そのお婆さんは鉄のドアの一つを開け、中に入って行きました。
しばらくすると、病院の職員らしい人が何人か連れ立って歩いてきたので、その人たちに駐車場の行き方を聞くこ
とが出来、ついでに、ちょっと気になったので、先程歩いていたお婆さんの事を彼らに告げました。
「入院してる人だと思うんですけどね。お婆さんが一人で歩いてたから、大丈夫かしらと思って。随分お歳みたい
だったから、ホラ、もしかして徘徊とかだったら、心配してる方もいるかと思ってね」
「そうですね。でも、ここはまず患者さんが入って来れない場所なんですが…。ところで、そのお婆さんはどちら
の方に行きました?」
「ほら、そこのドアを開けて、中に入って行きましたよ」
おばさんがそう言うと、職員の人達は顔を見合わせました。
「あのドア、ですか?―しかし…」
「あのドアがどうかしました?」
「いや、奥さん、あのドア、ほら、あそこにかいてあるでしょう?」
指差された方を見ると、小さく『霊安室』と書いてありました。
「れ、霊安室…」
「そうなんです。しかし、あのドアは中から鍵がかかっていて、外からは入れない筈なんですよ。あのドアは、ご遺
体を運び出す時に使うドアで…」
(←)怪談の定番「霊安室」。鉄板ですね…。
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新鮮ネタ入荷です。
盆休み明けで、皆で「休みにどっか行った?」などと雑談していると、後輩が「TOさんに是非聞かせたい話がある
んですよ〜」と、嬉しい事を言います。「いや、別に幽霊が出た訳じゃないんですけど、ちょっとおかしな感じのこと
があって…」
彼は、この盆休みに家族で伊豆の(有名な)某温泉ホテルに泊まりに行ったそうです。
目の前がビーチなので、まず部屋に入って子供達に着替えなどをさせ、さあ、海へ行こう!!
おっと、その前に、貴重品をしまっておかなきゃ。
と、部屋に備え付けのセーフティーボックスを開けると、そこには、滅茶苦茶場違いなものが入っていました。
「おい、位牌が入ってるぞ…」と、彼は奥さんに声をかけました。
「え?イハイ?イハイって、位牌?」 「うん、ほら…」 「ホントだ。なんでこんなものが金庫に入ってるの?」
「知らないよ〜。たぶん前に泊まった人が忘れて行ったんじゃないか?ともかく、フロントに連絡しよう」
何となく、見ず知らずの人の位牌に手を触れるのに抵抗があったそうで、彼は内線でフロントに電話しました。
事情を聞いたフロントの人は、「た、大変申し訳ございません!!すぐに伺います!!」と、予想以上に恐縮しきった声
でした。
駆けつけてきたのは、二人のフロントマン。年配の方が「私、マネージャーの○○と申します。この度は当方の落
ち度で、大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございません」と平身低頭でご挨拶。マネージャーと言えば、フロント
の責任者ですが、何でこんな事でこんなに偉い人がすっ飛んでくるのか判りませんでした。
「つきましては、別のお部屋をご用意させて頂きましたので、大変ご面倒ですが、是非そちらへお移りください」
と、マネージャ氏。彼はビックリして、「いや、そんな事までして頂かなくて…この忘れ物を引き上げて貰えればい
いだけですから。それに、忘れていった人も今頃探してるでしょうし…」 「いえ、是非、お移りください。僭越なが
ら、上等のお部屋をご用意させて頂きましたので」
マネージャー氏の、丁寧ながらも有無を言わせぬ迫力に圧され、部屋を移る事になったのですが、その部屋と言
うのが、スイート・ルームの上を行く特別室。彼が住んでいるマンションより広く、5・6人がゆうゆう入れる展望露
天風呂までついていたそうです。あまりの豪華さに恐縮して、「こ、こんなにいい部屋じゃなくても結構ですよ」と言
うも、「どうぞご遠慮なくお使い下さい。どうぞどうぞ、ご遠慮なく」とマネージャー氏。
奥さんや子供は狂喜し、彼も良く判らないけど、まあラッキーだなと納得してその部屋に泊まったそうです。
その晩、何でこんなに良くしてくれるのかを奥さんと話し、こんないい部屋にしてくれたのは、たぶんこの部屋しか
空いてなかったからだろうと言う結論になりましたが、判らないのは、こっちは何も言ってないのに、位牌が置き
忘れてられていただけで部屋を替えてくれた事でした。
そして、奥さんが言ったそうです。
「良く考えたら、普通、まず最初に忘れ物の位牌を受け取るでしょ?でも、ホテルの人たちはそんなものそっちの
けだったじゃない。何かおかしいよね。あの位牌、本当に忘れ物だったのかしら。あのまま、あの部屋に泊ま
ってたら、どうなってたのかなぁ?」
(←)首位奪還!!だけど、どうにかならんか、投手陣!!
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