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ちっちゃいPC(愛称募集中)に慣れてないので、この記事書くのに、途中で3回も消しちゃいました。
 
(Yahooブログの簡単モードって、動作がすごく不安定な気がするですが、私が下手なだけなんでしょうか?)
 
ぶちきれそうになるのをようやく堪えて4回目のチャレンジです。
 


 
宇宙科学研究所」−なんとロマンのある響きでしょうか。
 
子供の頃は、「宇宙科学研究所」と言えばグレンダイザーが発進する基地だったりしましたが、まさか40過ぎて
 
本当にその「宇宙科学研究所」に足を踏み入れる事が出来るとは!!
 
 
―と、言っても、今回お邪魔したのはUFOロボの基地ではなく、れっきとしたお国の機関。
 
JAXA(宇宙航空開発機構)の宇宙科学研究所・相模原キャンパスです。
 
こちらでは主に、人工衛星とか月・惑星探査機の研究開発をしているそうで、つまりは日本製「星に行く船」は
 
ここから生まれるのです。胸がときめきます。
 
小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが最初に展示されたのもここです。
 
 
さて、では、中に入らせて頂きましょう。
 
イメージ 1
正門です。
 
わ!!ホントに「宇宙科学研究所」って書いてある!!
 
かっちょいい!!
 
正門周辺の路上には「見学できます」と書かれた陣旗
 
が何本も夏風になびいておりました。決して秘密基地
 
ではないみたいです。守衛さんも愛想がよく、ぶらりの
 
見学客でもウエルカム!!しかも入場無料です!!
 
イメージ 2
 
 緑濃い木立が敷地を囲っており、強烈な日差しを優し
 
くしてくれます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
敷地内には2基のロケットが展示されています。
 
まずは、M-Ⅴ(ミュー・ファイブ)ロケットの実機。
 
「はやぶさ」も、このM-Ⅴで打ち上げられました。
 
3段式固体燃料ロケットで、この手のロケットとしては
 
世界最大級・最高性能でした。
 
「でした」と言うのは、既にM-Ⅴは廃止済だからです。
 
 
M-Ⅴは、打ち上げる衛星によってカスタマイズされる「一点モノ」で、それだけコストがかさんだのです。
 
ペイロード(打ち上げられるものの重さ)もなまじ大きかったので、せっかくだからと打ち上げる探査機なども大型
 
高性能化し、さらにコストがかかると言う循環になり、日本の宇宙機関が統合された煽りで廃止されたのです。
 
高性能ゆえ高コストで使えなかったと言う、航空宇宙分野ではままある事例の一つかもしれません。
 
蛇足ですが、このM-ⅤロケットはICBMとして転用可能な性能を持ち、よく架空戦争モノで日本がH-Ⅱロケット
 
を改造してICBMを作る話がありますが(トム・クランシーもそんな話を書いてたな…)、実はこのM-Ⅴロケットを
 
ベースにした方が、リアリティーが増す事請け合いなのです。
 
イメージ 4
 ― そんな事はどうでも良くて、M-Ⅴの隣にはその先
 
輩であるM-3SⅡの実物大模型が展示されています。
 
いかにもロケット!!と言うカッコいいデザインで私も大
 
好きなのですが、このロケット、実は相当大したヤツな
 
のです。と言うのも、M-3SⅡは日本で初めて「地球重
 
力圏を脱したロケット」なのです。
 
ナチスのUFOの記事でも出てきましたが、地球重力圏
 
から脱出するには秒速11..2㌔と言うとてつも無い速度が必要で、今のところ単独国家でこれを成し遂げたのは
 
アメリカ・ロシア(ソ連)・日本の3ヶ国しかありません。しかも開発当時は、世界中のロケット関係者から「燃焼制
 
御が難しい固体燃料ロケットだけで地球重力圏を脱するのはまず無理だ」と言われており、その観念を見事に
 
覆したと言う輝かしい経歴を持つロケットなのです。(他にもM-3SⅡには面白い逸話がいくつもあるのですが、長
 
くなるので端折ります。)
 
イメージ 7
後ろからみたところ。
 
右が先輩、左が後輩。
 
この2機の遺伝子を継ぐ固体燃料ロケットとして、
 
より安価で効率的な「イプシロン・ロケット」を開発中で
 
す。これが成功すれば、宇宙への敷居はずっと下が
 
る。期待大のプロジェクトです!!
イメージ 5
 
さて、(暑いので)研究管理棟1Fにある展示室に入り
 
ます。
 
夏休み中と言う事で、家族連れが多く、結構な賑わい
 
です。こちらには、過去開発されてきた人工衛星や探
 
査機の模型などが展示されております。
 
中でも、今の目玉はやはりこれでしょう。
 
 
イメージ 6
小惑星探査機「はやぶさ」の原寸大模型!!
 
実機は先日、オーストラリア上空で燃え尽きました…
 
真ん中四角の丸四つが日本の独自技術である「イオ
 
ン・エンジン」です。
 
こんな小さな探査機が、様々な苦難を乗り越えて60
 
億㌔の旅の果てに帰ってきたとは…。
 
改めて、猛烈に感動!!
 
(ちなみに、手前に写ってるおねえさんは、凄い美人でした。美女と探査機…絵になるなあ。)
 
イメージ 8
 
私的に、結構嬉しかったのがこれ。
 
日本最初の人工衛星「おおすみ」のレプリカです。
 
当時の日本科学技術の結晶として、私の世代(オーバ
 
ー40)では知らない人はいないでしょう。
 
1970年2月11日打ち上げられ、割と最近の2003年8月
 
2日、大気圏に突入し、消滅しました…。
 
 イメージ 9
 
 敷地内の食堂には、様々な宇宙食メニューが。
 
生憎、近くの長浜ラーメン屋で替え玉&ライスを食っ
 
たばかりなので、宇宙食を食いそびれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
で、こちらにお邪魔しての総合的な感想なのですが、私みたいな宇宙オタクには楽しく、職員の皆様も「是非、
 
私たちの仕事を見て下さい!!」と言う熱意や気遣いは重々感じられるのですが、はっきり言って、展示の仕方が
 
あまり、お上手ではないんです。広報活動に慣れてらっしゃらないのでしょうか。
 
 
もっとはっきり言うと、宇宙開発に興味の無い人が見たら、全然つまらないのです。実際、来館している方々は、
 
大抵つまんなそうな顔をしていました。何故そうなるのかと言うと、展示の内容が、優等生が提出した自由研究
 
みたいな感じだったからです。せっかくの、すばらしい理念や技術や実績が、いまひとつ伝わってこないのです。
 
 
ここはひとつ、多少の予算を使っても、もっもっと、宇宙への憧れ、宇宙開発の必要性、それに対して日本の頭
 
脳と技術が何をやってきて、これか何をしようとしているのか…その辺をアピールした方がいいと思います。
 
 
私も、良く「宇宙なんてとりあえずいいから、今目の前の事(景気対策とか)にお金を使えばいいのに」と言う意見
 
を聞かされます。それは全くもっともな意見で、一理も十理もあります。
 
 
しかし、人類は、猿から人類になってからこっち、ずっと未知の領域に生活圏を広げて進化してきた動物なので
 
す。そういう意味では、人類が宇宙と言う未知の世界へ乗り出して行こうとするのは進化の過程としては、至極
 
真っ当です。それをやめたら、その瞬間から、人類滅亡のカウントダウンが始まる様な気がします。
 
 
そして、人類が知性を持った瞬間から、「もっと知りたい」と言う欲求が生まれた筈です。
 
我われは何処から来て、何処に行くのか。我々の生きる世界とは、どう言うものなのか。
 
それを知りたがらなくなったら、これまた人類は人類でなくなるでしょう。
 
 
つまるとこ、私たち人類は、肌の色とか宗教とか氏素性は関係なく、「行きたがり、知りたがり」なのでしょう。
 
 
何故、人類は宇宙の事を調べ、宇宙に行くのか?
 
それは、人類がそう言う生き物だからです。
 
 
JAXAの皆様も、そんな事は物心ついた頃からご承知の筈で、だからこそ宇宙開発の職に就かれていらっしゃる
 
のだと思います。だからこそ、そのあたりをもっともっと全面に出して、宇宙の「う」の字にも興味の無い人をも惹
 
きつけ、ファンにするような企画や展示を、実現して頂きたいなぁと、切に思います。
 
 
(偉そうな事言って、すみません。でも、JAXAの人がこんなブログなんて読んでないか。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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