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コンタクティーとは、宇宙人と仲良くなって有難いメッセージを頂いたりUFOに乗せて貰えたりする羨ましい人達
 
の事です。最も有名にして、コンタクティーの元祖と言えば、かのジョージ・アダムスキーさんですが、彼が宇宙
 
人(金星人とか)に会ったと言い張っているのが1950年代初頭。
 
 
ひるがえってわが国では、一体いつ頃コンタクティーが生まれていたのでしょうか。ちょっと調べてみました。
 


 
先日古本屋で入手した『世界の七不思議』(庄司浅水著・社会思想社教養文庫・1969年刊)によると、『週刊コウ
 
ロン』(中央公論社・廃刊)昭和35(1960)年7月26日号に「空飛ぶ円盤を呼寄せて宇宙人にインタビューした
 
人の話が載っているそうです。その人の名は安井清隆さん。岡山の教師だそうです。
 
 
安井さんは「そう、顔はギリシャの彫刻のようにほりが深かった。その宇宙人をふくめて、三人の男が”地球係
 
”をしている」と述べております。そうか、宇宙人にも”地球係り”とか”火星係り”とか役割分担が決まってるん
 
だ。小学校みたいだな。恐らく”保健係り”とか”いきもの係り”とかもいるのだろう。しかしたった三人で全地球を
 
担当するとは、さぞ宇宙人も忙しかろう…。などと色々と考えさせられるオハナシです。
 
 
さて、そんな安井さんが「1960年7月13日に宇宙人と会うことになっている」と言い出したからさあ大変。
 
著名な仏文学者で詩人そして超常現象マニアでもある、かの平野威馬雄氏も乗り出して来ます。会見場所は千
 
葉県松戸市。都合の良いことに、平野邸のすぐ近くでした。
 
 
前日の午後10時、平野邸には安井さんや『週刊コウロン』の記者、NHK編成部副部長の中道定雄氏ら10名が集
 
まり、午前1時半を待って、近所の畑地に向かいました。晴れ渡った夜空にはプラネタリウムの様に星々が瞬い
 
ております。今か今かと空飛ぶ円盤の出現を待つ一行ですが、いくら待ってもそれらしきモノは見えません。午
 
前2時半頃に、近くの山の上に不思議な光が見えたという者もいましたが、確認できないまま夜が明けていく。結
 
局、何事もなく夏の夜は過ぎていきました。期待を完全に裏切られた一行に、安井さんは「何か円盤の降りられ
 
ない理由があったのでしょう。次の機会はこの次の土曜日です」と告げましたが、答える人もなく、皆さん無言で
 
帰途についたそうです。
 

 
『空飛ぶ円盤情報』(高梨純一編・近代宇宙旅行協会)の第22号(1960年6月)では「岡山市郊外で宇宙人と会見
 
−安井清隆氏」と期待に満ちた記事が書かれており、円盤会見空振り後の第23号(同7月―8月)では「安井清隆
 
氏の体験への疑惑深まる!円盤出現予報は適中せず;安井清隆氏は岡山大学の先生ではない;安井氏とは関
 
係のないUFO目撃の現状」とかなりきつくこき下ろされている所を見ると、関係者はかなりガッカリし、立腹した様
 
子です。
 


 
アダムスキーの「体験談」が日本に紹介されたのは昭和29(1954)年の『空飛ぶ円盤実見記』(アダムスキー/D・
 
レスリー共著・高文社)が最初とされております。この本は黎明期の日本UFO界に黒船レベルのインパクトを与
 
えました。
 
へぇ〜!!宇宙人って、会えるもんなんだ!!と。
 
それまで空飛ぶ円盤は文字通り空を飛ぶだけで、それがまさか地上に降りてきて、「コンニチハ」と宇宙人が顔
 
を出すとは誰も夢にも思っていなかったのです。宇宙人に会える事が判れば、日本人でも宇宙人に会う人が現
 
れるのは時間の問題で、安井さんみたいな人が出てくるのは必然の流れだったのですね…。
 
ちなみに、安井さんの語る「宇宙人像」とは…。
 
「星の住人は、目は碧く、髪は金髪だった。 地球人ともっとも違うのは、その生存期間で、百歳はまだ幼児期で、
 
平均寿命は3万年から4万年。それに「老」「病」がなくて、3万歳の人も青年みたいな風貌をしていた。 住民は小
 
型円盤がそのまま、マイハウスになり、高層建築に見えるものも、小型円盤の積み重ねだった。 空飛ぶ円盤な
 
ので、移動はむろん簡単。星全体が単一国家でほしいものは定められたところへ行けば、すぐに支給される
 
で、争いもなく戦争も皆無の理想郷…」とまあ、かなり強くアダムスキーさんの影響を受けているのが判ります。
 


 
もう50年以上も前のお話なので、安井さんが本当に宇宙人と会っていたか検証する術もありません。
 
安井さんの話はいまでは断片的にしか伝わっておりませんが、何でも最初のコンタクトは昭和24(1949)年だっ
 
たとか。最初は戦時中に作られた日本軍の秘密兵器かと思ったそうです。その時の空飛ぶ円盤は直径3〜5
 
mで、乗っていたのはリスに似た羊ぐらいの大きさの生物だったとか。そしてその生物は漏斗のような器具で
 
用を足していたそうです
 
そんなハナシが通用する時代も時代ですが、日本で「空飛ぶ円盤」(この頃はまだ「UFO」と言う呼称は一般化し
 
ていなかった)が流行りだした時代のネタって、なんとなくノスタルジックで私は好きです。
 

(参考) 円盤工房  特殊乗り物と近代妖怪 『世界の七不思議』(庄司浅水著・社会思想社) 『新・UFO入門』(唐沢俊一著・幻冬舎)
 
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