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「エリア51」―米軍の秘密基地としてあまりにも有名な地域です。ラスベガスから北西に150Kmほど離れた場所
にあります。以前も記事(←クリックすると飛びます)にしましたが、有名ネタなのでもう一回記事にしてみます。
(←)エリア51。白く見えるのがグルームレイク干湖。秘密基地の割には思いっきりグーグルアースに出ている所はご愛嬌と言うか、太っ腹と言うか…。
(正確には「グルームレイク空軍基地」です。)
エリア51は、新型軍用機の開発・実験拠点であり、U-2やSR-71などのスパイ機、F-117などのステルス機の開
発プログラムが行われていました。また、「オーロラ」と呼ばれる極超音速偵察機他の極秘試作機の開発が行わ
れていた、もしくは現在も行われていると噂されております。
それだけではなく、エリア51の奥底には更に極秘の施設が存在し、墜落したUFOが保管されているとか、宇宙人
から提供されたUFOが保管されているとか、宇宙人から技術提供を受けた地球製UFOが造られているとか、宇
宙人が一緒に働いているとか、そんな噂もあったりなかったり。―と言うか、ビリーバー系の方々にとっては、そ
んなハナシは常識以前の当たり前になっている感があります。
ビリーバー諸氏がエリア51とUFOを関連付ける証拠として、エリア51周辺の「謎の地上図形」なるものがありま
す。グーグルアースで見ると、目的不明で意味ありげな図形が多数みつかるのです。
最も有名なのはこの「謎の魔方陣」でしょうか(↓)。「謎の六芒星(ろくぼうせい)」とも呼ばれております。
(座標 37.40136238416308 , -116.8678095983752)
一説によると、これはUFOへのメッセージだそうです。UFOには無線機がついてないのでしょうか?
むしろ、「アメリカ軍が魔女っ子メグちゃんと共同で世界を支配する魔法を研究開発している」
と言った方が説得力がある様な。
しかしこれは、前の記事にも書いたとおり、対空ミサイル陣地を模した爆撃標的です。よく見ると、右の方に爆撃
で空いたクレーターが幾つか確認できます。
ちなみにホンモノの対空ミサイル陣地は(↓)こんな感じです。
これは中国のものですが、基本はソ連風。こうした東側ミサイル
陣地への攻撃訓練に「魔方陣」は使われたのです。
もうひとつ、有名なのはこれ(↓)。「謎の三角図形」です。一辺が約1.2Kmもある巨大なモノ。
(座標 37.62897807700546 , -116.8485237749535) この下にUFOの秘密施設があるとか、UFOへのメッセージであるとか(だから、他に通信手段は無いのか???)
と云われております。
この三角形も実は爆撃標的。「トス・ボミング」と言う、急上昇しながら爆弾を投げ上げる様に爆撃する訓練の標
的です。拡大するとやはり爆撃痕が確認できます。
「謎の十字図形」(↓)。「魔方陣」のすぐ近くにあります。左下に見えるのが「魔方陣」です
これもUFOへの…(以下略)
拡大すると…
十字の周りには建物や車両が配置されております。
これも爆撃目標の一つで、爆撃の損害評価用に建物や車両が置かれているのです。
―と言う訳で、「謎の図形」の正体はことごとくが爆撃標的だという事でした。
エリア51周辺に何でこんなに多くの爆撃標的があるのかと言うと、この地域は最初から「Nellis AFB Bommbin
g Range(ネリス空軍基地爆撃訓練域)」の一部だからなのです。
爆撃訓練域に爆撃標的があるのは当たり前ちゃあ
あたり前…。
さて、ネリスの訓練域はエリア分けされており、その一つがエリア51なのですが、「魔方陣」も「三角図形」もエリ
ア51とは別のエリアにあります。
実際グーグルアースで見てみると、エリア51と「魔方陣」「三角図形」は結構距離があり、本来は何の関連もない
もの同士なのが判ります。
恐らく、普段見慣れない爆撃標的の形を見たどっかのビリーバーさんが、いつもの「ぱっと見そう見える」的な
思いつきで、UFOへの(以下略)だ何だと云い始めたのではないかと思います。ナスカの地上絵とイメージをだぶ
らせているのは間違いないでしょう。
つまり、これらの図形は無理やり「エリア51の謎」にこじつけられたのです。
ちなみに、エリア51周辺ではこの手の図形はなんぼでも見つける事ができます。
①干湖の「謎の円形」
UFOの着陸ポート?
②「謎の円形モザイク」
UFOの発進ベース?
③「謎の緑円盤編隊」
地上に姿を現したUFO?
④「謎のクレーター」
UFOの墜落跡?
⑤「謎のピラミッド群」
宇宙人が建設した?
他にも「謎の〇〇」が掃いて捨てるほど見つかりますので、お暇な時にお試し下さい。
【蛇足】
エリア51にUFOが隠されているの何のと言う
も)・ラザーですが、言っている事が余りにハチャメチャな為、まともな研究者は眉唾モノとして見ていた様です。
さらに、ラザーの学歴詐称・職歴詐称がバレてしまい(MITやカリフォルニア工科大学などで学位を取得したと自
称しているが、そんな記録は誰が調べても確認できず、高校時代の成績は下から3分の1程度だった事が明ら
かにされた。また、秘密施設S-4内で働いていた証拠として出してきた給与証明書も偽造品だった)、以降は妄
信的ビリーバーの方々以外、まともに取り合う人がいなくなってしまいました。
(←)ロバート・ラザー博士(?)
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< とらすと みー |
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ちなみに、エリア51については詳細な記事が度々航空雑誌に載っていて、中に
は「エリア51の毎日」みたいな連載記事もあった程で、飛行機マニアの中で「エ
リア51にUFOがある!!」なんて事を信じている人は皆無でしょう。
良く「エリア51の警備は異様に厳しい。場合によっては無警告で発砲される」と言われますが、極秘の飛行機を
開発する基地の警備が厳しいのは当たり前で、場合によって無警告で発砲するのはどこの基地でも同じです。
大体、エリア51周辺の警備がより厳しくなったのは、ラザーの
挙して押しかけたからなのですが…。
(←)クリックすると沢村が開幕投手に!!
参考) Fudaraku Voice 多数のビリーバー系サイト Google Earth
【おまけ】
「謎の〇〇」の正体
①②爆撃標的 ③地下水をくみ上げて円形の農場に水を供給し、農作物を生産する施設 ④「セダン・クレータ
ー」と呼ばれる核実験によるクレーター。セダン・クレーターの周りにはこんなのがボコボコ口を開けています
(座標37.62897807700546 , -116.8485237749535) ⑤爆撃標的用模擬空軍基地の一部です
―つまり、このあたりにはUFOにこじつけ可能な施設や地形がいくらでもあるのでした。
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