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エドさんから頂いたコメントに触発されました。
 

TOからのアドバイスですが、BGMに「ツァラトゥストラはかく語りき』を流しながら読むと、感動倍増です。
 
(↑)BGM用。やたらと親切なブログだなあ。
 

 
1977年9月5日にケープカナベラルから打ち上げられたボイジャー1号。
 
当時の最新技術・重力スイングバイを行い、木星・土星など太陽系外部惑星の連続探査を行いました。
 
 
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(←)タイタンⅢEセントールロケットによるボイジャー1号の打上げ。
 
(↓)勇躍飛翔中のボイジャー1号。
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数々の貴重な画像を地球に送り続けてきたボイジャー1号でしたが、23年にも渡るミッションが終わる日が近づ
 
いてきました。ボイジャー1号と地球との距離は、いよいよ交信が出来なくなる程に離れていたのです。
 
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イメージ 13ボイジャーの送ってきた作品の数々。
 
 
 
 
 
 
 
1990年のある日の事でした。長年ボイジャー計画に携わっていたNASAの女性スタッフが、撤収寸前の管制室
 
で、ボイジャー1号に、語り掛けました。そっと、呟くように…。
 
 
「ねえ坊や。ママの方を振り向いて…」
 
 
当然、そんな声が当時太陽から60億Kmも離れた宇宙空間を、秒速17キロの速度で飛ぶボイジャー1号に届くは
 
ずはありません。 
 
 
―しかし、奇跡は起きました。
 
 
1週間後、ボイジャー・プロジェクトが終了し、人影もまばらな管制室で、映像受信機が作動し始めました。
 
ボイジャー1号からの、最後のメッセージが、受信されたのです
 
「おい、ボイジャーが、何か送って寄越してるぞ!!」 ―驚くスタッフ達の中に、あの女性もおりました。
 
 受信されたのは、1枚の写真でした。そこに写っていたのは、一つの光の点。
 
 
「坊や」が「ママ」を振り向いて、最後に撮影したのは、自らが旅立った故郷、母なる地球でした…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボイジャー1号が、最後の力を振り絞って、ママに送ったプレゼントは、現時点で「最も遠くから撮影された地球
 
の写真」となっています。この、小さな小さな光の点の中に、地球上に生きとし生ける全ての命が詰まっている。
 
ボイジャー1号は、最期の最後に、一番大事な写真を、送ってきたのでした…。
 
 
そして、ボイジャー1号は、太陽系を後に、目的地も、終わりもなく、決して帰ってくることもない果てしない旅路に
 
ついたのです。
 
 
現在、ボイジャー1号は、地球から最も離れた人工物体となっています…。 
 


 
感動的な話です。 誰もが思わず涙する…。私も、書いていて、文字が滲んで見えました。
 
 
 
しかしながら。
 
 
「ママの方を…」と言う話は、誰が創作したか知りませんが、残念ながらただのネタです…
 
事実ではありません。
 
すみません。身も蓋もなくて。
 


 
実際は、この写真は、姉妹機ボイジャー2号の進路観測の為、JPL(ジェット推進研究所=NASAの一部門で、惑
 
星探査機等を運用・管制する)からの指令によって撮影されたモノです。つまり、ボイジャー1号は「お仕事」を一
 
つこなしただけだったのです。
 
1990年2月14日8:02(東部標準時間)から4時間12分かけて行われた撮影は、20万ドルの予算をかけた立派なミ
 
ッションであって、別にボイジャー1号が勝手に画像を送ってきた訳ではありません。蛇足ですが、このミッション
 
を提唱したのは、あのカール・セーガンでした。
 
 
この時撮影されたのは、60枚の連続写真で、太陽、金星、地球、木星、土星、天王星、海王星が撮影されまし
 
た。(水星は太陽に近すぎ、火星は太陽光の中にまぎれて、冥王星は遠すぎて見えませんでした。)この一連の
 
写真は、「太陽系のファミリー・ポートレイト」と呼ばれております。
 
(↓)その時撮影された60枚の写真の連続図。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 


 
ちなみに言うと、先ほどのプロットでは、「それ以来ボイジャー1号との交信は出来なくなった」的な感じを受け、仕
 
事を全うして虚無の彼方へ去っていくと言う、万人ウケするラストシーンになるのですが。
 
 
―ところがどっこい、ボイジャー1号は未だに現役で頑張っております。偽作者の想像力を凌駕して、ボイジャー
 
1号は生きているのです。「ボイジャー1号最後の写真」とは、カメラの電源が尽きる寸前に撮影されたから、そう
 
言われておりますが、他の機能はまだ生きており、星間探査機として、太陽系外縁部の貴重なデータを今尚地
 
球に送り続けています。ボイジャー1号の設計寿命は僅か5年だったそうですが、予想を超えた長寿を誇ってお
 
り、それ自体が奇跡的かつ感動的です。しかも、機体自体に大きな問題が生じなければ、搭載された3個の原子
 
力電池が尽きる2020年位までは頑張れるそうです。こうなると探査機界の泉重千代か金さん銀さんですね。
 
頑張って欲しいものです。
 

 
ボイジャー1号が最後に送ってきた地球の画像は、感動を呼ばずにいられません。
 
私たちは、遠くからみれば、こんなちっぽけな点の中で生きている事を再認識させてくれます。
 
 
だからこそ、「ママの方を云々」などと言う、お涙頂戴的な、安っぽいサイドストーリーをこじつけるの
 
は、どうなんでしょうと、私は思ってしまいます。アレは、私もどっかのTVで見ました。何年か前。
 
昨今、いかに視聴者を泣かせるかに血道をあげるのはTV業界のトレンドのようですが、こんなあからさ
 
まな嘘は、いくら何でも、いけないのではないかと思います。
 
 
「ママの方を云々」のおかげで、素晴らしいボイジャー1号の功績が、ニューエイジかぶれのスピな方々
 
の間では、「想いは光速を超えて伝達する証拠」とか「女性スタッフが発した波動がボイジャーを動かし
 
た」とか、そんな良く訳の判らない即物的与太の、単なる話のまくらになってしまっているのがとても残
 
念でなりません…。
 

 
設計寿命を大幅に超えても尚、大きなトラブルを起こさないタフなボイジャー1号を設計、製造した技術陣の素晴
 
らしさ。また、ボイジャー計画を見事にオペレートしているJPLスタッフの努力。そう言った、陰の人間力こそ賞賛
 
されるべきだと私は思います。
 
 
ボイジャー1号は、只の機械です。感動は、機械だけでは呼べません。それを支える人間がいるからこそ、人は
 
心を動かされるのです。日本の「はやぶさ」が、いい例です。
  
 
老体に鞭打って働いているボイジャー1号と今なおボイジャー計画を支える人々の現実の方が、「坊
 
や、振り向いて」よりもよっぽど感動的だと思うのは私だけでしょうか。
 

 
―まあ、そんな事は別にどうでもよくて、JPLのHPに凄く楽しいコンテンツがあったのでご紹介いたします。
 
【ここ】(←クリックすると飛びます)は、パイオニアやボイジャーが今どの辺に居るのかが一目でわかります。
 
 
(←)こんな感じで。
 
Pはパイオニア、Vはボイジャー、NHはニュ
 
ーホライズンズ(英語の教科書ではなく、冥
 
王星などの太陽系外縁部の天体を探する
 
探査機です。)
 
皆さん、遠くに行っちゃってますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
―で、今、ボイジャー1号から地球の方を見るとどんな感じかと言うのも、 【ここ】で見れます。
 
(↓)ボイジャー1号の視点で地球イメージ 4を見たところ。
 こんなに遠いんですね…。ボイジャー1号は。手のひらの中に、太陽系が収まりそうです。
 
 
さて、このコンテンツは色んな視点から色んな天体が見れるので凄く面白いです。
 
例えば…
 
(↓)今、現時点の月から地球を見たら…。
イメージ 2
こんな感じ。
 
 
(↓)今、木星からイオを見たら…。
イメージ 3
こんな感じ。
 
他にも、色々な天体から、色々な天体を見たところが再現されます。
 
 
―お子さんの、夏休みの自由研究にも使えますので、是非お試しください。
 
(今から夏休みの自由研究を心配してくれるとは、なんて良いブログなんでしょうか。)
 


 
さてさて。
 
2020年に、原子力電池が切れてもなお、ボイジャー1号には、宇宙人へのメッセージを携えて星の海を航海する
 
と言う、重要なミッションが残されています。
 
イメージ 14
ゴールドディスクは、旧式のアナログレコードですが、地球上のさまざまな写真や言語、音声などが記録されており、知的生命に地球を紹介するためのものです。ボイジャーを恒星間空間に到達する初めての探査機にすることは、打ち上げ当時から目指していたので、1号、2号ともに、飛行ルートは太陽圏を脱出する最短距離を選びました。そして私たちは、地球外知的生命に向けて、「地球(人類)の技術が、地球を離れ、ついに恒星間空間に到達するレベルになった」というメッセージを送ろうと思ったのです。実際に知的生命がディスクを発見することはないかもしれませんが、私たちの技術が永久に地球を離れ、恒星間空間に達するということに意義があるのです。
(JAXA HPより)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(↓)ボイジャー1号の軌道。
老体、旅とくれば「水戸黄門」ですが、ボイジャーは助さんも格さんもうっかり八兵衛も伴っていません。
イメージ 7
 
遠い未来、人類が大宇宙の外洋へ乗り出していく時代が来る事でしょう。
 
何百年後か、何千年後かは判りませんが。
 
そうなれば、人類は再びボイジャーやパイオニアに会えるかもしれません。
 
いや、未来の人類は、必ず彼らを回収しようとする筈です。
 
偉大な先達が創った、人類のモニュメントなのですから。
 
ボイジャー1号のゴールドディスクを再生するのは、私達の子孫かもしれません。
 
 
そんな日を夢見て、そんな日がちゃんとやってくるように、次の世代に地球をバトンタッチしていく。
 
それが、今この地球上で生きている我々が為すべき事なのでしょう。
 
今のところ、ボイジャー1号が撮影した、小さな光の点以外に、我々が生きられる場所はありませんから。
 
(と、いつになくカッコよく記事をまとめるTOでした。)
 

 
イメージ 11
 (←)ボイジャー1号の撮った中で、私の一番のお気に入り。
「土星の後姿」です。菱川師宣の「見返り美人図」みたいです。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 12

前の記事で、「誰も知らないのは、ニックのフィルムが現存してないからでしょうか。どっかで誰かがそれを見
 
つければ、ロズウェルばりのネタになりそうなのですが…。」などと書きましたが、記事をお読みくださったtoday_s
 
ong_childさんからの情報で、見つけました。幻の映像を!!
 
って言うか、ちゃんとYouTubeくらい調べてから記事にしろよ…ですよね。すみません。
 


 
さあ、ご紹介いたしましょう!!
 
これが「世界初のUFO映像」です!!
 
 
この、シンプルさが素晴らしい!!
 
 
ぱっと見、基地から飛び立つジェット機のアフターバーナーにそっくりではありますが。
 
(ちなみに、マルムストローム空軍基地には、1950年からアフターバーナー付のジェット戦闘機・F-94スターファ
 
イヤーが配備されていました。)
 
 
いやいや、これは、野球見物に来た観光宇宙人でしょう。
 
スタジアムに誰も居ないのをいいことに、草野球でもやろうとしてたところをニックに見つかって、慌てて逃げたの
 
です。
 
ところで、アメリカ空軍、ピッチャーマウンドの上にいたところの映像も返してやってくれ〜。
 
 
パスカグーラ事件の重要なアイテム、保安官フレッド・ダイヤモンドのテープですが、某サイトに原文が載ってい
 
たのを、当ブログをお読み頂いたmatsさんが翻訳して下さいました。matsさん、本当に有難うございます!!
 
さて、2人はどんな会話をしていたのでしょうか???
 

 
CALVIN: 俺は家に帰ってベッドへ行くか、精神科の薬でももらうか、医者か何かに診てもらうべきなんだ。俺はもう耐えられない。いまにも半分おかしくなりそうだ。
CHARLIE: いいかい(=I tell you)、これが終わったら、君が落ち着いて、少し眠れるように何とかするよ。
CALVIN: そんなもんで眠れるかよ。俺は今、ほとんど気が狂いそうだ。
CHARLIE: よし、カルヴィン。連中が君に何かして、私に何かした。畜生め、俺は君をしゃんとさせるために地獄へ行くつもりはないぞ。
彼の声が大きくなり、カルヴィンは言った「ちくしょう、俺の腕ね、俺の腕。覚えているぞ、連中は、(腕を?)縛って、俺は動けなかった。ちょうど、くそったれなガラガラヘビを踏んだみたいにな」
「連中は、俺にはそんなことしなかった」とチャーリーはため息をついた。2人は、まるで自分自身に向かって話しているようだった。
CALVIN: 俺は気絶(passed out)していた。思うに、俺は一生のうちで気絶したことなんか無いのに。
CHARLIE: 私はこれまで、あんなものは見たことがない。君の言うことはだれにも信用してもらえないぜ。
CALVIN: 俺はこんなところに座ってなんかいたくないんだ。医者に診てもらいたいんだよ。
CHARLIE: 彼ら(警察の人?)は(本当だと)気がついて、信じはじめた方が良いのに…その方がいいのに(←このセリフ、ちょっと自信なし)
CALVIN: あのくそったれな(取調室の)ドアをどうやってあけるのか、あんたはわかるのか?
CHARLIE: どうやって良いかわからないよ、ボウヤ。わからない。 
CALVIN: It just laid up and just like that those son' bitches-just like that they come out.
このセリフはよく判りません。代名詞ばかりで、なんというか、宇宙人の検査の様子がよく判れば上手く訳せるのですが…。また、laid up にはただ横になることから、「病気で寝込む」の意味もありますので。敢えて訳せば、後の文脈から言って、「すぐに倒されたそして、あのくそったれども(親切にもはるか宇宙から来て健康診断してくれた人に失礼な言い草だと思います)、あいつらがやったように」 
 
CHARLIE: ああ、わかってるよ。君はそれを信じられない。人にそれを信じさせることもできない。
CALVIN: 俺はその時、麻痺していた。動けなかったんだ。
CHARLIE: 彼ら(これは保安官やその他の人々のことか?)は信じないだろう。連中はそのうち、信じるようになる。遅すぎるかもしれないが。私は、連中(このTheyは宇宙人の事でしょう)が他の世界かどこから来た人間だと最初から思っていた(I knew all along の意訳)。私は最初から知っていたんだ。ただ、そういうことが自分に起こるなんて考えたこともなかった。  
CALVIN: あんた、俺が酔ってないことは知ってるだろ?(酒が飲めない、もしくは酒は飲まない、と言う意味で言ってるのかもしれませんが…)
CHARLIE: 知ってるとも、ボウヤ。家に帰ったら、私は眠れるようにまた酒を飲もうと思うけどね。おい、私達は何を座って待ってるんだ。私は、ブランシェ(家族か奥さんの名前でしょうか?)に話さなきゃならないのに…。私たちは何を待っているんだ?
 
CALVIN (パニック気味に): 俺は家へ帰らなきゃならないんだ。俺は病気になったんだ。ここを出なけりゃならないんだ。
 
それからチャーリーは部屋を出て、カルビンが一人残った。
 
CALVIN: とても信じられない。おお、神よ。とても恐ろしい…天にまします神よ…(awfulには畏怖の意味もありますから、ひょっとしたら、これも祈りの決まり文句の一部で「恐れ多い」くらいの意味かもしれません) 
 

 
―う〜ん。
 
興奮状態のパーカーをヒクソンが宥めている感じです。
 
この会話からすると、2人が何か恐ろしい目に遭ったらしい事は判ります。
 
しかし、会話の中で「空飛ぶ円盤」とか「しわしわの宇宙人」とか具体的な描写が無いのは何故なのか。
 
また、その夜、空飛ぶ円盤は現われていなかった事はクラスやエスダーハスの調査によって明らかです。
 
 
推測するに、この事件は、2人が何らかのきっかけで集団ヒステリーに陥り、誘拐体験の幻覚を見た…とか、
 
そう言うオチなのではないかと思いますが…。
 
(↓)TVのインタビューを受けるヒクソンとパーカー。
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