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なつかし昭和UFOネタです。
この写真に見覚えがある方は相当なオールド・ファンではないでしょうか?
ジャジャーン!!
世に言う「ハワイの鋭角ターンUFO」!!
この写真、私が子供の頃にはUFO本などで良く見かけた「名作UFO写真」です。
いわれはこうです。
『1956(昭和31)年3月5日午後8時45分頃、ホノルル在住のウイリアム・ワンナル夫妻が車で走行中に、低空飛行
する3つの怪光を目撃、持っていたカメラで撮影した。夫妻の証言では、光の大きさは25セント位で、3つの怪光
は編隊を組みながら飛んでいた。その様子を夫妻は1分間ほど眺めていたが、近くにあるヒッカム空港に離着陸
する飛行機と衝突しないかと心配だったという。写真は、怪光が130度の鋭角ターンする瞬間を見事に捉えたも
のである。この鋭角ターンは地球上の飛行物体では不可能であり、UFOの実在の決定的証拠写真である…』
―うーん、懐かしい。いかにも昭和なUFOネタですね〜。
「鋭角ターン」「地球上の飛行物体では不可能」のくだりが子供心にビンビン響いて、「ああ!!やっぱり本当にU
FOはいるんだ!!」と胸弾ませ心躍らせたものです。
しかも撮影場所がハワイ!!
今でこそ「ワイハ〜?もう何回も行ったからいいよ」位に言われてしまいますが、当時のハワイってば、日本人憧
れの島No.1だったんですから。クイズ番組で優勝すると「夢のハワイ旅行」、懸賞に当たると「夢のハワイ旅
行」 だったのです。
アップダウンクイズで勝った人が貰う航空会社のバックが異様にカッコよくみえました。(ところであのバックは何
に使うものだったんでしょうか?)
話は余計にそれますが、アップダウンクイズでハワイ以上に子供心がときめいたのは…
優勝者を迎える超ミニスカのおねいさん!!
ゴッホン。えー、話を戻します。
えっと、なんだっけ。あ、そうそう。この「ハワイの鋭角ターンUFO」の価値はもう一つあります。
それはこの美しさ。『未知との遭遇』のUFOを彷彿とさせますが、『未知との遭遇』のずっとずっと前に、子供た
ちは色とりどりに輝き天空を自由に飛びまわる美しいUFOに慣れ親しんでいたのです。
このネタ、並木伸一郎先生監修の『ムーSpecial 超怪奇UFO現象FILE』(学習研究社 2008年2月)で久々に再
会し、さすが並木先生、オヤジUFOファンの事も考えて下さっているわいと感涙にむせび、それ以来ずっと
ネット上で画像を探していたのですが全然見つかりませんでした。そこで已む無く蔵書(別名:TOオカルト文庫。
カミサンはじめ家族からは「何でこんなのばっかり読んでるの?」と白い目を向けられ中)の『別冊歴史読本 世
界の謎シリーズ③世界謎の超文明』(新人物往来社1992年12月)から拝借。スキャナーなんて気の利いたモノ
は持ってないので、デジカメで撮影するというローテクぶりを発揮しました。
(←)『超怪奇UFO現象FILE』に出ていた写真。
何故か裏焼きになっております。それともこっちが正しいのか?
さてこの写真、上の2枚の様にターンする3機のUFOだけが写っている場合が多いのですが、ホントは、もう一つ
光体が写っております。こっちも余程UFOに見えるのですが、トリミングで切られてしまうところを見ると、街灯か
何かの光なのでしょうか。
なつかしのUFO写真に難癖つけるのも野暮なのですが、これはまあどうみても飛行機が旋回するところを斜め
前から撮ったものだと思います。「怪光」が3つとも寸分違わぬブレかたをしているところを見ると、これは単一の
飛行物体であると思われ(右の光がぶれてないのでカメラの手ブレではない。何故右の光がトリミングされる
か判るような気が…)、点滅する衝突防止灯や、良く見るとコクピットの明かりらしきものもあります。
緩やかに旋回する飛行機を斜め前から撮影したので、一見「鋭角ターン」に見えるのです。おそらくヒッカム空港
(現在のホノルル国際空港)に離着陸する旅客機もしくは軍用機を撮影したものなのでしょう。
私見ですが、ファイナルターンをして滑走路に向かう着陸機ではないかと言う気がします。「怪光」が下にブレた
のは、飛行機が着陸態勢に入り最終の降下を始めたからではないかと思います。
1956年というと、ボーイング707やダグラスDC-8などの本格的ジェット旅客機が就航するちょっと前の時代です。
当時の太平洋を駆け抜けていたのはボーイング・ストラトクルーザーや、ダグラスDC-6などのレシプロ旅客機で
した。
(↓)ストラトクルーザー。「空飛ぶホテル」と言われる豪華装備を誇りました。ベースになったのはB-29爆撃機。
ストラトクルーザーは二階構造になっていて…
寝台!!や… 螺旋階段を下った一階にはラウンジが。
All1stClassの豪勢な機内食。 寝台を出すところ。
(↓)ご到着
凄いですね〜!!せいぜいビジネスクラスにしか乗って事のない人間が言うのも何ですが、乗ってみたいです。
今で言うとエアバスA380のファーストとかスイートみたいなものでしょうか。
(↓)日本航空のDC-6B。1954(昭和29)年、初の国際線ウェーキー〜ホノルル〜サンフランシスコ線に就航。
当時、この路線が日本に解放されていた唯一の国際路線でした。座席はファーストクラスのみで、片道$650
日本円で約23万4000円だったそうです。当時の23万ですから相当な高嶺のいや、高値の花でした。ちなみに当
時の国電(平成人の為に言っておきますが、今のJRです)の最短区間運賃が30円だったそうです。
(↓)DC−6の機内。良く見ると。棚の上に扇風機がついています。
「ハワイの鋭角ターンUFO」は、この様な空の旅華やかなりし頃の旅客機を撮影したものなのかもしれません。
誰もが大空の旅に憧れ、子供たちは天空のUFOに想いを馳せた時代。日本がイケイケドンドンだった時代。
色々な意味でノスタルジーを誘うUFOネタです。
参考)JAL「Hawaii Route History」 AllAboutアーカイブス 草の根行政書士の日々是挑戦 『別冊歴史読本 世界の謎シリーズ③世界謎の超文明』(新人物往来社1992年12月) 『ムーSpecial 超怪奇UFO現象FILE』(学習研究社 2008年2月)
(←)クリックしたら、春一番。
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