恐らく、オーパーツ・ネタとしては最新のものでしょう。
何せ、今月に入ってからデビューした期待の新人ですから。
故にまだあまり普及しておりませんが、そろそろビリ系のサイトなんかに載り始めているようです。
カムチャッカ半島の小さな町Tigilから200Kmほどの場所で、サンクトペテルブルク大学考古学部の調査隊が奇
妙な化石を発見しました。
調査隊のYury Gobulevによると、ハイカーが岩にその化石を発見し通報。
調査に飛んだ彼らも、最初は自らの目が信じられなかったそうです。
それは、機械の部品である、数百個の歯車だったからです。
(←)発掘された「4億年前の歯車」。
歯車は、短期間のうちに凍結したかのように、保全の完璧な状態でした。
話を聞きつけた好奇心旺盛な連中を排除するため地域への立ち入りを制限し、調査を続行。
他の科学者やアメリカの地質学者は、その化石を驚くべき人工物として定義しました。
部品が歴史的にかつ地質学的に短期間で化石状態に達していることから、 おそらく、 "機械"は沼に落ちたもの
だと推測されています。
Gobulevは、「(超古代の)テクノロジーの存在を拒否することは深刻な間違いです。なぜなら、進化は一直線で
はないからです 。」と語っております…。
と言う訳で、いかにもこれから流行りそうなネタですが、ちょっと先行して調べてみましたが…結果は、やっぱり
ガセネタでした。
そもそも、話の出所は「BRAZIL WEILD NEWS」というサイト(
ここです)のよう。
そこに2012年3月8日付けの記事として「Machine dated at 400 million years found in Russia」と言うのが出てお
り、それが元ネタになっているみたいです。
しかし、当の「BRAZIL WEILD NEWS」の記事に対する書き込みで、サンクトペテルブルグ大学には考古学部
はなく、名簿にもYury Gobulevなる人物の名は載っていない事が指摘され、これはウミユリの化石ではないかと
意見も出され、挙句の果てには同じ写真の全体画像が「ウミユリの化石」としてWikipediaに出ている(
ここです)
と暴露されて完全にオチがついてしまっております。
(←)Wikipediaに出ていた「ウミユリの化石」。
正確にはウミユリの茎の断面の化石でしょうか。
(↓)ウミユリ。
自然は時に不思議な造形を見せ、あたかもそれが人工物に見えるような事もありますが、今回もそんなもの
に目をつけたどこかの悪戯者がでっち上げた与太話だったようです。
(↓)ウミユリの化石。
確かに、何となく人工物っぽいですね。
つまりはこれも、「ぱっと見そう見える」だけと言う
オーパーツの王道を突き進むネタでした。
♪ちゃんちゃん
Wikipedia
(↓)早くペナントレース始まらんかな。