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(東京都在住 Kさん 女性 職業:タレント から寄せられた体験談)
30年ほど前の夏、当時やっと売れ始めたタレントだった私が、
仕事で、ある高原に行った時のことです。
泊まったのは、年季の入っているものの、手入れが行き届いた、
とても感じのよい旅館でした。スタッフの人たちは相部屋でしたが、
女性は私だけだった事もあり、身分不相応な一人部屋をあてがって貰えました。
翌日も朝早いので、早々に布団に入った私は、昼間の疲れからか、
すぐに深い眠りにおちました。
どの位眠ったのでしょうか。明け方近くだったと思いますが、私は、人の気配で
目が醒めました。
ドアの方から、誰かがそっと近づいてくるような気がするのです。
まだ眠かった私は、布団をかぶったまま、「鍵はきちんとかけてあるし、
人が入って来れるはずはない。きっと、気のせいだ…」と思い、そのまま、
また眠ろうとしました。
しかし…人の気配はますます近づいてきて、ひそひそ声で何か喋っている
のも聞こえてきました。もうこれは気配どころではなく、絶対に誰かいる!!
スタッフの人が勝手に入ってくる筈はないし…もしかして、泥棒?強盗?
ま、まさか、幽… と思うと、急に怖くなり、金縛りのように体が動きません。
「誰か」は、ひそひそと喋りながら、部屋の中をうろうろと徘徊し始めました。
泥棒や強盗にしては金庫や荷物を物色する気配もないし、やっぱり、幽…!?
そして、いよいよ、「誰か」は、布団の中で固まっている私の方に近づいてきました。
このままでは、危ない…!! 意を決した私は、正体を見極め、大声をあげて隣の部屋のスタッフを呼ぼうと、
そっと布団から顔を出しました。
その、私の目の前には…
マイクを持った男が、こちらを覗き込んでおり、そして、一言…
「お早うございます〜」…と…。
TO注:私の記憶では、「寝起きドッキリ」は、NTV(日テレ)の『どっきりカメラ』ではなく、
フジの『スターどっきり㊙報告』からだったように思いますが、しかし私にとっては、やっぱり、「どっきり」と
言えば、永遠に野呂圭介さんなんだよなぁ…。
以上、あなたの(特に40歳以下の方は)よく知らない世界…でした。
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