|
寒中お見舞い申し上げます。
わかる人にだけわかればよい。
(↓)こんなんでホントに儲かるのかいな…
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 超常現象
- >
- 幽霊、心霊
こんにちは、ゲストさん
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
暮れから新年を故郷で過ごされた方も多かろうと存じますが。
核家族という言葉が陳腐になって、人々の口の端にものぼらなくなって久しい今日この頃。
と言うより、核家族…ってすでに死語ですかね?当たり前過ぎて死語の世界に逝っちゃった的な?
核家族をご存知ない方のために申し上げておきますと、それは別に、核爆弾を製造して日本政府を脅迫しよう
としている太陽を盗んだ家族の事ではなく、原発推進を家族を挙げて訴求している逆山本太郎な家族の事でも
ない。かと言って、狭い家に家族全員詰め込まれると臨界量を超えてイライラが爆発して離婚して本を出して
ひと稼ぎしてしまうビッグダディな家族の事でもない。
「核家族」とは「大家族」と対になる言葉として、戦後に生まれたもの。一組の夫婦と 未婚の子どもだけに
よって構成される家族のこと。 核家族が増えたのは、都市集中 による人口流動により、父祖の地を離れる
人間が...(以下略・はてなダイアリーより)
でも、そんな核家族とは世を忍ぶ仮の姿、盆暮れ正月にでも故郷に帰れば大勢の親戚が一堂に会してワイワイ
ガヤガヤ、という方も、これまた結構いらっしゃるのでは。
実はうちなんかもその手の仮想核家族なんですが、困るのはかみさん方のいなかに行って宴会なんかに
出る時ですね。地方は過疎が問題に…と言われるようになって久しいですが、ホントかなぁ。
宴会ともなると、なんで親戚が老若男女、何十人も湧いて出てくるんでしょうか。
こっちは何年かに一度行くか行かないかなのでいちいち顔なんて憶えている訳もない。
しかしあっちは何年かに一度しか来ない稀人の顔はよく憶えていて、入れ替わり立ち代りに
やあやあどうもお久しぶりと、酒を注ぎにいらっしゃる。結婚式以来ですな、と言われても、こんなジジイ呼んだ
っけ?と思う事もしばしば。
その度にかみさんをチラ見して『こいつ、誰だっけ?』とアイコンタクトするんですが、向こうも『知らない』と
アイコンタクトを返してくる。
かみさんは横浜生まれで、いなかにはたまに”行く”だけなので、全親戚を把握している訳ではないのです。
仕方なしの愛想笑いで、知らない親戚の知らない息子や娘がやれ三流大学に入っただの、やれどこぞのバカ
と結婚しただの、やれ庭の桔梗が咲いただのと言うお話に適当に相槌を打つのも新年早々相当に疲れます。
で、不思議なのが、向こうはこっちの近況などを良くご存知な事。たぶん、義理の母から流れた話が親戚中に
拡散しているようで、そう思えば、いかにも金棒を引きそうな話し好きのおばはんが宴席のそこここに、
掃いて捨てるほど、散りばめられております。まあ、ろくでもない事を云われているんでしょうが。
地も血も遠い私なんぞでもこれなんだから、日々同じ土地で同じ時間を共有している地元の人間関係は間違
いなく、本場長浜ラーメンのとんこつスープよりも濃厚濃密であろう事は想像に難くない。
恐くは、どこそこの何坊がクラスメートとチューしてた、とか、あそこの亭主が町の飲み屋の女とねんごろだ、
とか、そんな情報もネットを経由せずにあっという間に広まっちゃうんだろうなぁと。
それを鬱陶しく思う若い人達が早く家を出たい!! 都会に行きたい!! と思うのもむべなるかなです。
総領の甚六、とは良く言ったもんで、やたらとボーッとしてお人好しな本家筋の長男なんかでも、
座が乱れだした頃に私のような他所者ににじり寄って来ては、「ほんとは東京に出たかったんですよ〜」とか
何とか曰われる。 今更そんな事を私に言われても。
しかし、この濃密さも鬱陶しい反面、困ったときは一族郎党を挙げて助けてくれる互助関係でもあり、
それは少々羨ましくもございます。
―新年早々、枕が長い。お前は小三治か!!とのツッコミが聞こえてきそうですので、本題に入ります。
いなかに帰った時の話をしてくれた方がいます。
子供の頃のお話です。
大きな家の広間では親戚が集まって夜通しの宴会が続く中、子供たちは離れで寝かされました。
布団に入っても、しばらくは子供同士で他愛もない話を盛り上げておりましたが、そのうち一人二人と眠りに
墜ちていく。…気づけば自分だけ目が冴えて寝付けない状態になっておりました。
古びた離れは、二間続き。
麩がやや開かれ、誰もいない隣の座敷にも、豆電球の灯がぼんやりと差込んでいます。
しばらく、ずっと、上を向いたり横を向いたりごろごろしているうち、ふと隣の座敷に目が行きました。
すると、そこには、古箪笥に凭れて俯き、畳に足を投げ出して崩れるように座る、黒衣の女がいたそうです。
顔は長い黒髪が垂れて見えず。橙色の豆電球の下でも生白い手足はやけにか細い。
親戚の人かなと思うも、隣の部屋へはこの部屋を通らなければいけないのに、そんな気配は一切なかった。
誰だろう…と思いつつ、この期に及んでついにウトウトし始め、次に目が覚めるとその人はいない。
目覚めたついでに厠に立って、離れからの廊下を歩いていると、ぎし…ぎし…ぎし…と、板張り廊下を軋ませる
足音がついてきて、他の子の誰かもトイレかなと思って振り返ると。
誰もいなかったそうです。
そうしてようやく怖くなってきたので、大人たちのいる広間に逃げたとか。
聞いた時は怖いのに、記事にすると怖くなくなるのは2014年になっても相変わらずですね…。
稲川さんみたいな表現力が欲しい…。
|
全1ページ
[1]
[PR]お得情報