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いいのでしょうか?いくらネタ枯れとは言え、一応「オカルト・ブログ」なのにこんな記事。 過去見聞きしてきた幽霊話を全て否定してしまう様な愚挙となってしまうのか!? いやいや、「心霊現象」を頭から否定するのではなく、合理的な説明が出来るものはものとして、そうで ないものは「本物の心霊現象」として扱えばいいのかな…と思います。 第一、当ブログの方針は、「嘘か誠か」はどうでも良く、怪談を文化として捉えつつ、話が怖くて面白け れば良いというものです。 「怪談を科学する」も、怪談の一側面=ネタの一つと考えれば、それなりに面白いのかなとも思います。 脳の側頭葉【注1】に電気的刺激を与えると、いわゆる「心霊体験」そっくりの感覚を得るとの研究結果 があるそうなのです。 2002年9月19日、英国科学誌ネイチャーで報告された、スイスのジュネーブ・ローザンヌ両大学院での実 験が有名です。てんかん患者の治療の為、発作原因の部位を特定しようと脳に電気刺激を与えた所、右側 頭葉にある聴覚野の後ろ(側頭葉シルビウス溝)を刺激すると、被験者が幽体離脱と全く同じ感覚を得た事か ら、側頭葉の働きが「神秘体験」「心霊体験」に大きな関係があると考えられました。 カナダ・ローレンシアン大学のマイケル・パーシンガー博士の行なった脳への磁気刺激実験(批判は多い が…)では、左側頭葉が「超常体験」を司ると考えられる結果が出ております。 つまり、生活環境で生ずる側頭葉への磁気干渉(地磁気の影響や、電磁波)が「心霊体験」「超常体験」 の本質である可能性が高いと言う説なのです。 「心霊スポット」と呼ばれる場所は、この磁気干渉が発生しやすい環境にある例が多いのも事実です。 例えば、兵庫県・六甲山【注2】は断層の「圧電効果」によって磁気の乱れが発生している事が判明し、 茨城・笠間城跡【注3】での磁気調査では、激しい磁気の乱れがあることが確認されたそうです。これ は、笠間城跡がある山は全体が花崗岩で出来ており、花崗岩の中に含まれる磁鉄鉱から発する強い磁気に より、磁気の乱れが発生していると考えられるそうです。有名な小坪のお化けトンネルも、地下に活断層 があり、地磁気が乱れている場所にあります。富士の樹海では、溶岩に含まれる鉄成分の影響で、磁気の 乱れがある事は有名な話です。 以上の様な条件下にある「心霊スポット」は、全国見渡せば枚挙に暇がありません。 また、怪談の基本である墓地。墓石は大抵花崗岩で造られています。通常なら墓石程度の大きさで強い磁 気的影響が出る事は無いのですが、磁鉄鉱の向きが一定方向になっている場合や温度変化で内部の圧力が 変化した場合など特定の条件下では、磁気の乱れが発生するそうです【注4】。 他にも、橋(特に鉄橋)は落雷の影響で磁気を発するし、踏切も鉄のレールと鉄輪が擦れ合い、高電圧の 電線もあり、ここで磁気が乱れなければどこで乱れると言う位、磁気が乱れまくっています。花崗岩盤を 通るトンネルも磁気が乱れます。高圧送電線も電磁波を出しますし、車やビルや病院の中にも電子機器の 発する電磁波があり、つまり、幽霊がどこにでも出る様に、どこででも磁気干渉を受ける可能性があるの です。 環境中の磁気が側頭葉を刺激し、見えないものが見え、聞こえないものが聞こえてしまう【注5】。 その上、事前に情報の刷り込み(「心霊スポットだ」「自殺の名所だ」「殺人現場だ」など)や思い込み (「幽霊の存在を強く信じる」など)があれば、ますます幻覚・幻聴を「心霊現象」として認識するのに 拍車がかかるでしょう。 また、幽霊を良く見る人・全く見ない人、霊感の強い人・弱い人の差は、側頭葉の磁気に対する感受性の 強弱によるのではないかと言う仮説も成り立ちます。 ―と言う訳で、これは「心霊現象」の合理的説明としては、なかなか説得力があると思います。 (需要があれば、続きます…。あるとは思えませんが。) 【注1】側頭葉=大脳葉のひとつで、言語、記憶、聴覚に関わっている。 【注2】六甲山=いわずと知れた関西系「心霊スポット」の雄。色んなのが「出る」そうです。 【注3】笠間城跡=「トンネルに現れる首だけの幽霊」、「古井戸で自殺した女性の幽霊」、「僧兵や侍の幽霊」など、様々な心霊現象が目撃されているそうです。 【注4】F.E.R.C Research Report - File No.0511他より。 【注5】聞こえないものが聞こえる例=一般的なものでは「流星の音」があります。本来聞こえる筈の無い、高空を通過する「流星の音」が「聞こえる」場合がありますが、これは流星の発する電磁波が脳の聴覚野を刺激して音を知覚する為、との説があります。
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