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皆さんもよく目にするこの標識。↓ 歩行者専用道路の標識です。 有名な話ですが、この標識に纏わる一つの都市伝説があります。 歩行者専用道路の標識は「仲良く手をつないで道を歩く父と娘」を描いているというのが一般的な解釈である。 が、本当にそうなのだろうか?この標識を見て一度でも違和感を感じた人は居ないだろうか? 実はこの標識にまつわる一つの噂がある。 昭和四十年代後半のこと。 道路交通法及び道路法の改正に伴い、この歩行者専用道路標識を追加することとなった。 そうしてこの図案を担当することとなった人物は、標識の図のモデルとすべき光景を求め、カメラを片手に日々街を歩き回っていた。だが、そうそう都合の良い光景に出くわすものではない。 その日もそうしてモデルとなるような光景を求めて街を歩き回っているうちに、いつしか陽は傾き、時刻はたそがれ時となっていた。 「ああ、今日も収穫は無かったか」 そう呟き、そろそろ家に帰ろうかと思っていたとき、遠くに、ソフト帽をかぶった中年の男性が、頭の上で大きなリボンを結んだ女の子の手を引いて歩いている光景が目に入った。 これだ! そう思った図案の担当者はその二人に向けて夢中でシャッターを切った。 男性は身なりも良く、女の子の手を引きながら歩く様はいかにも中流の紳士と言った様子であり、 女の子の方も、遠目にも両親の愛情が沢山こもっているであろう上品な可愛らしい洋服を着ていることが見てとれた。 これこそ中流階級の家族の穏やかな一風景であり、日本の幸せな家庭を代表する光景で、 公共のものである交通標識のモデルとするにふさわしいと思った 担当者は、この時撮った写真をもとに歩行者専用道路の図案を作成し、それは図案の決定会議でもすんなりと採用されることが決まったと言う。 そうして現在の歩行者専用道路標識を立てることとなった。 が、日本全国に歩行者専用道路標識が立った後しばらくすると、警察内部で、ソフト帽を被った中年男性による連続幼児誘拐事件が発生していたことが分かった。 この情報は、図案の担当者及び図案の決定に携わった人達にも伝えられ、当時の政府を巻き込んでの大問題となった。 なにしろ国家公認の道路標識に、まさに誘拐が行われようとしていた場面の写真をモデルにした図案を採用してしまったのである。 だが、時既に遅し。 その図案を使った標識は日本全国に立ってしまっていたのだ。 事が公になることを恐れた当時の政府は事件を公表しないよう警察に指示し、この連続誘拐事件は闇に葬られたという。 標識の図を見てみると、心なしか、女の子は男性から逃れようと身を捩っているようにも見える。他にも多少のバージョン違いがありますが、概ねこんなお話です。 確かに、言われてみれば…と思わせるものがあります。 都市伝説にいちいち真実性を求めても仕方の無い事ですが、例によって、もう少し調べてみました。 調べた所、この標識は、昭和46年11月30日の法改正で採用されたデザインで、 元々は「国連標識」として国連が作ったものです。 「国連標識」というのは、各国でバラバラの交通標識を統一し、外国人でも安全に走行できる様にしよう とする物で、日本も早くに条約を批准しましたが、実際にはなかなか実用されなかったそうです。 この標識の原型は、当時の西ドイツの交通標識で、殆どそのままのデザインが採用されました。 ところが、そのご本家であるドイツでは、時の大統領ハイネマンが「この標識は、誘拐犯に見える」と コメントした為、女性が子供の手を引くデザインに変更されました。↓ (どうでもいいですけど、女性の誘拐犯もいると思うんですが…。) ―と言う訳で。 恐らく、日本でこの標識が採用された時に、ハイネマン大統領の逸話がベースになって、上記の様な 都市伝説が発生したのではないかと思います。 因みに、こんな標識はどうですかね…。↓
捕まった宇宙人専用。 |

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