2012年コーナー

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2012年12月までの期間限定書庫です。滅びても、滅びなくても。
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2012年の対処方法。

さっきまで、アビ氏と一杯やってたのですが。

アビ氏と「2012年問題」を語り合っている時、彼から「我々一般市民は、フォトンだか何だかにどう備え

れば良いのか?」と、至極まっとうで重大な問題提起が為されました。


それからの約3時間半、一杯250円の生中を煽りながら喧々諤々の論議を経た末に導き出された

究極の結論



とりあえず、防災バックを枕元に置いて寝る。

―前の記事を書いていて、「2012年地球滅亡説」はツッコミどころ満載の楽しいネタだとつくづく判った

次第です。

しかし、地球がフォトン・ベルトに突っ込む筈が、フォトン・ベルトがツッこまれては主客顛倒ですね

「フォトン・ベルト」のツッコミ処

○フォトン(光子)は直進する性質を持つので、「フォトン・ベルト」の様にドーナツ状の形状を形
成する事はあり得ない。
―筈なんですが…。
○「フォトン・ベルト」は1961年に科学者ポール・オットー・ヘッセによって人工衛星での観測中に
発見された。―とされるが、ポール・オットー・ヘッセは科学者ではなく作家である(後述)。
また、1961年時点で410万光年離れたプレアデス星団を観測できる性能を有した人工衛星は存在しない。
―筈なんですが…。
(参考=1960年初頭の人口衛星 米…「タイロス1号(気象衛星)」、航法衛星「トランシット1B(航法衛星)」、「ミダス2号(偵察衛星)」、「テルスター1号(商業用通信衛星)」など。
ソ連…「コスモス1号(ロケット・衛星の性能確認用)」「コスモス6号(レーダー標的衛星)」など。)
○ハッブルが捉えた「フォトン・ベルト」の画像の元ネタは1999年4月にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「NGC4650A」と言う極リング銀河の画像である。
―筈なんですが。
(参考=銀河の周りを巨大なリングが取り巻いている極リング銀河NGC4650A。まるで天空の十字架のようにきらめいている。知られているこのタイプの銀河は100個に過ぎない。NGC4650Aは、地球から約1億3000万光年の距離にあるケンタウルス座の方向に位置している。この天体は、横に広がるオレンジ色の年老いた星が集まっている銀河と、この銀河を取り巻く縦に広がる青白いガスやチリのリングからなっている。リングの中で新しい星が誕生する。こうした珍しい構造が形成された理由は明らかではないが、おそらく10億年以上前に2つの銀河が衝突した結果、ガスをはぎ取られた小さいほうの銀河の残骸がリングになったと考えられている。この画像は1999年4月7−9日に撮影された。 【日本惑星協会HPより】)
○太陽系がプレアデス星団のアルシオーネの周囲を、約26,000年周期で回ってるとすると、その速度
は光速の約10%と言う超高速になり。天体物理上あり得ない。また、仮にそんな高速で地球が移動しているとすると、夜空の星座の形などは刻々と変わっていく筈で、ギリシャ時代から星座の形が変わっていないないと言う事はあり得なくなる。
―筈なんですが…。
(参考=プレアデスまでの距離は410光年として、太陽系が円形の軌道を描いているとすれば、その円周は、2×円周率×410光年=2581光年となる。軌道を一周するのに2万4000年から2万6000年かかると主張されているので、間をとって2万5000年をとれば、それは7.9×10^11秒となる。従って、太陽系が軌道を進む速度は、(2.4×10^19メートル)÷(7.9×10^11秒)=秒速3.0×10^7メートルとなる。光速は3.0×10^8メートルなので、太陽系の軌道速度は光速の約10分の1となる。)
○また、プレアデス周回軌道に太陽系を乗せる為には、プレアデス星団の中心に太陽の26兆倍=銀河
系1万個分位の巨大な質量がなくてはならない。
―筈なんですが…。
(参考=対象物の軌道(円形軌道と仮定)の速度は方程式v^2=GM/Rで求められるという事実から、質量を計算することができる。これを書き直すとM=R×v^2/Gとなり、太陽系が410光年の距離を0.1cの速度でプレアデスを周回しているとすると、そのとき中心に必要な質量Mは、
M=410光年×(3×10^7m/s)^2 / 6.668×10-11 m^3/kg*s^2
 =3.88×10^18m×9×10^14m^2 / 6.668×10-11 m^3/kg*s^2
 =5.24×10^43 kg
 太陽の質量は2×10^30kgなので、これは太陽の2.6×10^13倍(26兆倍)になる。銀河の質量は、ダークマターを含んで太陽の10^9から10^10倍(10億〜100億倍)と推定されいるので、太陽系がプレアデスを周回するためには、銀河系1万個分の重力が必要となる。もちろんプレアデス星団にはそんな巨大質量は存在せず、もし存在したとしたら、その質量はプレアデス星団そのものは勿論の事、銀河系全体は言うに及ばず、近隣の銀河の100や200は飲み込んでしまう。)
○プレアデス星団は誕生から約6千万〜1億年と比較的新しい天体であるのに対し、太陽系の年齢は約45億6000万年である。
プレアデス星団が生まれる前は太陽系は何処を回っていたのか?

―合理的見解が全てとは言いませんが。

「マヤ人は知っていた!?」のツッコミ処

○マヤ暦が2012年12月23日に終わる=世界の終末とは言うが、マヤの暦は元々「循環暦」である。
日本の干支と同じく、一巡りしたらまた新たに始まるだけで、暦自体が終わってしまう訳ではない。
―筈なんですが…。
(参考=マヤには大別して2つのカレンダーがあった。一つは、一周期を260日とするツォルキンと呼ばれるカレンダーで、宗教的、儀礼的な役割を果たしていた。もう一つは、一年を365日とするハアブと呼ばれる太陽暦のカレンダーである。約52年で、ツォルキン暦とハアブ暦の組み合わせが一巡する。これをカレンダー・ラウンドという。紀元前3114年に置かれた基準日からの経過日数で表わされた、長期暦(ロング=カウント;Long Count)と呼ばれるカレンダーもあった。ちなみに、5125年と言う周期は、マヤ暦の太陽の時代と呼ばれる「太陽が生まれ、老いて、やがて死を迎える」という一つの大きなサイクルの期間である。)

要するに、例えば3年後に干支が一巡して終わるから世界が滅亡する…と言っている様なモノなんで

すね、コレ。

マヤ文明の研究家も、殆どの人が「2012年滅亡説」を否定しているそうです。

誰がこの与太話(失礼)を広めたのか?

さて、火の無い所に煙はたたずで、このネタにも当然発信源と言うか、言いだしっぺが居る筈です。

ちょっとその辺も調べてみました。

ざっと流れを辿ると、以下の様になります。

○ポール・オットー・ヘッセと言う作家が1949年(当然、人工衛星など一つも存在しない時期。)に出版した「最後の審判の日(Der Jungste Tag)」なる本の中で、地球の歳差運動を否定する文章を書いた。ヘッセは歳差運動の替わりに、太陽系そのものが2万4000年周期で回転していると考えた。科学的根拠は全く無いが。(どうでもいいけど、この時点で、後の「フォトン・ネタ」における『太陽系がプレアデスを周回する周期』が決まった様です。

○1981年、オーストラリアのUFO研究会誌に『フォトン・ベルト物語(The Photon Belt saga)』という記事が掲載された。記事を書いたのはオーストラリアの女子大生・シャーリー・ケンプちゃん。元ネタはヘッセ。彼女の文章の中に、現在の「フォトン・ネタ」が殆ど網羅されている。―そう言う意味では、巨〇美人女子大生(妄想)のケンプちゃんは、その後の「フォトン・ネタの母」と呼んでも差し支えない存在である。ちなみに「saga(=サーガ)」とは、北欧神話系の「物語」「英雄譚」の事で、夢見がちな巨〇美人女子大生ケンプちゃんも、乙女心にそう言う夢物語を紡いでいったのであろう。たまたま超巨〇の奥に秘められた乙女心が、UFOとかに興味を持っちゃって、投稿した先がUFO系だったのがネタの始まりなだけで、ケンプちゃんに罪は無い!!

I LOVE (美人超巨〇の前提で)ケンプちゃん!!

イメージ 1

                  (↑ケンプちゃん想像図=ケンプちゃんとそのお父さんです。)

ごほん、ゴホン、グオッフォン


申しわけございません。中年親父が女子大生と言うキーワードにより、とちくるっちゃいました。

続けます。


ちなみに、ケンプちゃんによると、フォトン・ベルト突入の時は、「今から20世紀の終わりまで」との事

ですので、元ネタ的には、お前は既に死んでいる状態ではあります。


○1991年、『フォトン・ベルト・サーガ』が、オーストラリアの有名な神秘系雑紙「ネクサス・マガジン(日本で言えば「ムー」みたいな雑誌)2月号」にサウスオーストラリアの著名なUFO研究家の手により再録され、そこからフォトン・ベルト神話のブレイクが始まった。

○ニューエイジ系の活動家のロバート・スタンレーとバーバラ・ハンド・クロウの二人が、「ユニカス」という専門誌に、「フォトン・ゾーン・地球の未来は輝く」という記事を投稿した。そこで例の「ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたフォトン・ベルト」の写真を公開した。

○更に、バーバラ・ハンド・クロウは、チャネリング(出ました!!)により地球外知的生命体からのテレパシーを受けたと言い張り、「プレアデス銀河の夜明け」を書き発表した。


…と、この辺から「フォトン・ベルト」は完全に独り歩きを始め、マヤ暦やらポピ族やらの民族系、

はたまたアセンションなどのスピリチュアル系、惑星Xや宇宙の新法則などの擬似天文学系、果ては聖母

マリアから宇宙連邦政府まで様々なネタをブラックホールの様に吸収して肥大化していくのでありまし

た。


日本でも、雨後の筍の如く大量の「フォトン・ベルト」ネタのオカルト本が出版されておりますが、この

ネタはあと3年の寿命なので、儲けられる内に儲けようと言う魂胆が透けて見える様な気もします。


実を言うと、このネタを調べだし始めの時は「どうせ1999年が終わって食い詰めたニューエイジ崩れや新

興宗教やオカルト商売人が、またぞろ食い扶持稼ぎに与太ってるんじゃないの?」と思ってましたが、

その通りでした。

案の定、ニューエイジ系新興宗教のサイトなんかを覗くと、「2012年に精神性が高い者だけがアセンショ

ンされる。うちに入信すると、自動的にアセンション出来ます!!」なんて事が平然と書かれていたりしま

す。2012年のアセンションはあくまで「フォトン・ベルト」の光子や電磁波の影響で遺伝子レベルで人類

が高次元化する…筈なのですが。光子や電磁波も人の良し悪しを選ぶのでしょうか?


―そんな事は、まあ、どうでもいいですけど。フォトン・ベルトなんて無いんだし。



長々と書いて参りましたが、何とかこれで子供達に「フォトン・ベルト」なんて嘘だから安心しな…と

言ってあげられます。


2012年に絶対に地球は滅亡しない―とは言い切れませんが、少なくとも「フォトン・ベルト」の為に滅亡

する事だけは無い様です。

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下のチビが、「パパ、もうすぐ地球がほろびるってホント!?」と、突然とんでもないことを訊いてきました。

「何それ?地球温暖化でとかいう話?」

「違うよ、それ、地球が『何とかベルト』に入って、滅びるんだよ」と上の娘が口を挟みます。

ちなみに、真ん中の娘は全く無関心。

「はあはあ。そんな話、聞いた事あるな〜」最近ネット上でよく見かける「フォトン・ベルト」なる

単語が私の頭に浮かびました。


何でも、学校でそういう話題が流行っているのだとか。私が子供の頃も「ノストラダムスの大予言」が流

行っていましたが、その類いのようです。

「ホントにほろびるの?」と真顔で訊く息子に、頭から否定するのも何だし、もしかしたらホントに滅び

るかもしれないし…で、一応調べてから回答する事にしました。


さて、このネタは「2012年地球滅亡説」と括られる一種の終末論です。

説の中心となるのは、「フォトン・ベルト」と「マヤ暦」の二つ。

掻い摘んで、どういう事かと言うと…

「フォトン・ベルト」

○「フォトン」とは光エネルギーのことで、粒子であると同時に波(電磁波)としての性質を持っており、日本語では「光子」と訳されている。

○「フォトン・ベルト」は、1961年に、科学者ポール・オットー・ヘッセによって発見された。人工衛星を使ってプレアデス星団の調査を行っていたとき、星団の近くで黄金の光に輝いた星雲を見つけたのがきっかけであった。通常、星雲はガスや宇宙塵からできているため、質量はほとんど認められない。ところが驚くことに、この星雲には質量が認められたのだ。これが「フォトン・ベルト」の最初の発見であった。後にハッブル宇宙望遠鏡で「フォトン・ベルト」の画像が撮影された。これだぁ〜(↓)
イメージ 1


○ご覧の様に、「フォトン・ベルト」とは、プレアデス星団のアルシオーネを中心に縦にドーナツ(リング)状に分布するフォトンの帯である。

○太陽系はプレアデス星団のアルシオーネの周囲を、約26,000年周期で回っている。地球は度々「フォトン・ベルト」に中に突入しているが、次回は2012年12月23日に完全に突入し、ベルトを通過するのに2000年程を要する。

○地球が「フォトン・ベルト」に入ると、フォトンの影響で地球の磁場が消え、バンアレン帯も消え、さらには地震雷火事親父などが猛威をふるい、地球上の全生物が全滅の危機に晒される。

○しかし、やはりフォトンのパワーにより、人類はより高次元の存在へと変化する。(これを「アセンション」と言う。)

マヤ人は知っていた…!?

マヤには365日の太陽暦と260日のツォルキン暦の二つの暦があり、彼らはその二つを組み合わせた、2万5640年を歴史のサイクルとする長期カレンダーを持っていた。
それによると、現在は2万5640年を5等分した5128年単位の最後のサイクルにいることになっており、この5つ目のサイクルの始まりは紀元前3114年8月11日、終わりは2012年12月23日となっている。
それから先の暦は無く、つまり、マヤ人はこの日で暦(=世界)が終わる事を知っていたのだ…。
イメージ 2

               メキシコの土産物屋で作ってくれる「マヤ暦」(↑)


なるほど、訳の判らん詩を意訳曲訳してでっち上げた「ノストラダムス」よりも、何となく説得力があり

ます。特に、「ハッブル望遠鏡が捕らえたフォトン・ベルトの画像」などは、如何にも21世紀チックな、

素敵なアイテムです。


さてさて、ホントに「フォトン・ベルト」なるモノが存在し、地球がそこに突っ込みつつあるのか?

それをマヤ人は知っていたのか???


調べてみましょう…。

つづく




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