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私TOがマイUMA番付を付けるとすれば、東西の正横綱がネッシーと雪男として、張り出し横綱にツチノコ。
そして、今回採り上げるシーサペントは、ヒバゴン、モスマン、チュパカプラらと並ぶ大関格でしょうか。
大相撲と同じく、外国勢に押されているのがちょっと残念ではございますが。
シーサペントを私なりに定義付けるとすれば、「紀元前から七つの海で目撃され続けている、蛇のような形を
した謎の巨大生物」…と言ったところでしょうか。昔からあちこちで目撃されているので、統一的な名称も
定めにくいのですが、ここでは便宜上シーサペントで一括りにしちゃいます。
これなんか、神が天地創造の5日目に創ったそれはそれは
由緒正しい怪物で、史上最古のシーサペントと認定して宜しい
のでは。(最初はワニみたいなイメージだったが、やがて
大海蛇みたいな形で語られるようになったらしい。)
あの!!モーセが書いたとされるヨブ記にも出てくる程なので、
その由緒正しさったらハンパではございません。
(←)ギュスターヴ・ドレ描くところのレヴァイアサン。
あちら(キリスト教圏)にはそんな土壌があるもんだから、大航海時代には世界の海で大海蛇が目撃されます。
時には船が襲われ乗組員が食われたり、目撃後に嵐に襲われたりと、録でもないことが起るので、船乗り達
の恐怖の対象となっていたようです。
で、中世の海図なんかには、それっぽい怪物が描かれているのもしばしばです。
「シーサペント注意!!」って事なんでしょうか。「注意」って言われても、出物腫れ物ところ嫌わずってんで、
向こうから勝手に出てこられちゃあ注意のしようもないのでは・・・という気もしますが。
(↓)シーサペント注意!!
そして、目撃を記録する絵も沢山残されているようです。当ブログで言う、「再現想像図」ってヤツです。
(↓)かわいい♡ (↓)コワイ
(↓)酔ってアゲてるのかと思ったら、さにあらず。潮を吹くシーサペントだそうです。
シーサペント目撃は、例えばリュウグウノツカイ(当ブログの有り難いご常連様の事ではございません)
などの誤認ではないかとの、もっともらしい説もある。
(↓)遊弋中のリュウグウノツカイ。深海ではエネルギー消費を抑えるため縦になってじっとしてるらしい。
リュウグウノツカイと共に誤認候補となるのが、いわゆる大ウナギ。
昨今、体長2mのシラスウナギ(うなぎの幼生)がと獲れたとのニュースがあり、UMA界シーサペント支部では
シラスで2mなら成体では10や20のメートルになるんじゃねえかとの期待も高まっているとかいないとか。
しかし、生物学的には、なんぼなんでも上限ってものがあり、例えば日本人ならジャイアント馬場と和田アキ子
がMAXな如く、うなぎが20mになる事は、まずないそうです。
ちなみに、カナダのレーン博士は、「蜃気楼でセイウチなどがでかい怪物に見えた」との説を出したりしてます。
模型を使った実験で、実際そういう事が起こりうるとの確証を得た上での説ではあります。
洋上で蜃気楼現象が発生するのは嵐の前の静けさの時に多いらしく、(蜃気楼で)怪物が見えて、直後に
嵐が来てエライ目に遭って、やっぱりあれはシーサペントだったんだ!! と思い込む図式が成り立っていたと。
そう言う事らしい。
重ねて、19世紀半ば以降にシーサペントの目撃例が激減している事実は、船が大型化した為ではないかと。
つまり、蜃気楼は海面から2〜15mの視点で見える事が多く、帆船時代の甲板の高さはまさにそれで、
船が大型化して甲板の高さが20mを超えるようになると蜃気楼が見えなくなった…という訳です。
でも、帆船にも高いマストがあって、そこに登って見た奴はいないのか!? と、軽くツッコミを入れるTOです。
そりゃまあいいとして、私がシーサペントをUMA大関に推すのは、唯唯唯唯この写真1枚の為なのです。
(←)いいよなぁ、これ。
透明度の高い美しい海!!
遠望される島々!!
まるで大きさ比較の為に浮かんでいるようなボート!!
トロピカルムード満点の中、この絶妙のアングルで撮影
される、シ、シ、シ、 シーサペントッツ!!
私と同世代の御仁であれば、そしてUFOだのUMAだのと
愚にもつかない事にうつつを抜かしていた方であれば、
この1枚は鮮やかに脳裏に焼きついている事でしょう。
(↓)ちゃんと”目?”もあるし!!
数多いUMA写真の中でも、秀逸な1枚と言わざるを得ないでしょう。コレは。私TO的には。
他のUMA写真がどちらかと言うとジメっとして薄暗い、いわゆるネクラなものばかりの中、
このアッケラカンとした空気感といい!!
この、夏夏夏夏ココナツな雰囲気といい!!
素晴らしいッツ!!
「フランス人航海士ロベール・セレックとその家族が、オーストラリアのグレート・バリア・リーフの浅瀬で
体長約20mの巨大なオタマジャクシ形の怪物に遭遇。背中には1.3mの傷口があり、白い肉が見えていた。
接近すると怪物は口をパックリ開けて移動していった」とは、ムー別冊『世界UMA百科事典』の弁。
しかしながら。
フランス人生物学者・探検家のヒューベルマン、未確認生物研究の大家として知られている人らしいですが、
その大家の調査によると、この秀作は偽造だとの事です。
調査の結果、セレックは多額の借金を背負っており、この写真撮影の5年も前から「海の怪物で一儲けしよう」
と仲間を誘っていた事が判明。重ねて、セレックは詐欺の疑いでインターポールに指名手配されておりました。
(その後、捕まって懲役刑に服す。)
―で、金を作るためにこの偽造写真を売り出したと。
ホント、この手のネタらしく、胡散臭さ爆発!! で、嬉しい限りなのですがね。
でもね、この写真が撮られたのは、1964年12月12日、オーストラリアはクイーンズランド州マッカイ沖、
とされてます(ヒューベルマン調査による)。
そんなCGもなんもない時代に、こんな写真をどうやってでっちあげたのか!?
それはそれで違う興味が湧きます。
1964年と言えば東京でオリンピック・パラリンピックが開催された年ですよ。
坂本Qちゃんが♪明日がある 明日がある 明日があるさ〜 と、ひばりさんが♪勝つと思うな 思えば負けよ〜
と歌ってた頃です。
てな訳で、広く深い大海原には、どでかい蛇のひとつやふたつはいてもおかしくないかも・・・と思いつつ、
この記事を終える次第でございます。
(参考)「謎解き超常現象Ⅲ」(彩図社 ASIOS著) 「UMA 謎の未確認生物科学的解析FILE」(文苑堂 佐久間誠著) 他
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UMAコーナー
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そまりんさんからも情報を頂いた、人魚の動画。
5月26日に(本国で)放送された、アメリカのケーブルテレビ「アニマルプラネット」の
番組『Mermaids: The Body Found』で紹介された動画に、本物の人魚が写っている?と話題になっております。
番組は人魚に関する様々な噂を検証する内容だそうで、以前に放送された「ドキュメンタリー」の続編らしい。
全米で360万人がこのスペシャルを視聴し、大反響だったとか。
そして、話題の動画は、海洋学者のトーステン・シュミット氏の研究チームがグリーンランド近海600mの海底
を小型潜水艇で調査している時に撮影されたもの…だそうです。
もう、ご覧になった方も多いでしょうが、今一度見てみましょう。
うわお!! いやはや、しっかりと写ってますね〜!!
最初に手がペタッ、不気味な顔が覗き込み、泳ぎさって行く…
役者やのう、この人魚!!
演出効果満点やんけ!!
―と言う訳で、あまりに都合よくカメラに収まっているためか、海外のメディアでは「でっちあげ」ではないか
との指摘もあり、果たしてこの生物が人魚なのか、謎が謎をよんでいるそうです。
さて、ここで終わらないのが当ブログ。いつものように、ちょっと調べてみました。
その結果、「でっちあげ」も何も、『Mermaids: The Body Found』は、最初から「なんちゃってドキュメンタリー」
として製作された番組だった…と言う事が判明致しました。
トーステン・シュミット氏なる海洋学者は役者が演じ、人魚はもちろんフェイク。
番組エンディングのクレジットには、”Though certain events in this film are fictional…"(この番組中の
特定のイベントは虚構です…)とちゃんと明記されているとの事です。
(←)一瞬、ピースしてるし…(笑)。
こりゃ、あちらのTVがよく使う手法ですね〜。
いまだにビリーバーが存在する「第三の選択」なんかも、英アングリアテレビが製作したエイプリルフール向けの
「ドキュメンタリー風SFドラマ」だったし、アポロは月に行てない論にもこの手のジョーク番組がかなりの影響を
与えてるし(仏アルテの『Operation Lune』とか…)。其々、「この番組はウソですよ」と判るようにしているにも
かかわらず、信じてしまう人が続出しましたが、今回も同じノリを感じます。
そまりんさんがご指摘の通り、「アニマルプラネット」は決して実在の動物のみを扱うのみならず、空想上の
ものも採り上げます。同社日本版HPには、「アニマルプラネットは、動物と人間、それを取巻く環境をテーマ
にした専門チャンネルです」とあります。このテーマに沿うならば、対象の実在・非実在は問わないようです。
(この「人魚」以前でもっとも視聴者を惹きつけたのは「ドラゴン」の回だったとか。) この番組、日本では『人魚伝説〜失われた真実〜』のタイトルで7月11日14:00〜16:00に放送されるそうで
(前作の再放送かもしれませんが…)是非観たいところです。でも、仕事で無理だろうなぁ…。
アニマルプラネットさんのHPにある、『人魚伝説〜失われた真実〜』の番組紹介にはこあります。
「人魚は実在する!? クジラの一群が浜辺に打ち上げられた場所で少年たちが奇妙な死体を発見した。
海洋生物学者たちが分析した結果、彼らはその死体が既成概念を覆す、想像をはるかに超える生き物だと
確信するに至る。そして沖合いでは、まるで高度なコミュニケーションを図るような音声を水中マイクがとらえる。果たして人魚伝説は本当なのか?現代の海洋生物学者たちが考える、人魚の本当の姿とは。」
そして、『Mermaids: The Body Found』のエンディングには、続きがあります。
”Though certain events in this film are fictional、 Navy sonar tests have been directly implicated in whale
beachings.” (この番組中の特定のイベントは虚構です。しかし、海軍のソナー・テストはクジラの群れの
浜への乗り上げに直接関係しました。)
与えているのを広くかつそれとなく大衆に知らしめる為に製作された…のではないか?と思った次第です。
明確な証拠となるデータがないので、まともにやったら訴訟沙汰になって負けるのは目に見えているので、
ファンタジックな偽ドキュメンタリーの体裁をとったのではないか…と。
つきましては、この番組を視聴する機会に恵まれた方がいらっしゃいましたら、是非この番組の感想を
お寄せ頂ければ幸甚でございます。
私はどうせ、仕事で観れないので…。
人喰い人魚伝説 -She Creature-
2000年TV映画/アメリカ
ガラスに張り付いた手のイメージがそっくり ですが…
どうせなら、こういった(↓)超美人型人魚がいいですね〜。
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「うわああ!!何だ、あれは!!」
湖で漁をしていた漁民は叫んだ。
湖面に現われたのは、頭部がライオンか魚のようで、体はウナギのように長細い、全長30mを過える巨大な
生物だった。アフリカ南部のカリバ湖では、この謎の生物がひんぱんに目撃され、現地では『ニャミニャミ』
と呼ばれ恐れられています。
−と言う訳で、子供の頃読んだ世界の不思議系の本っぽく始めてみました。
ニャミニャミ。UMA本なんかにもあまり載っていない、ややマイナーな未確認生物、でしょうか。
語感からすると、ネコ系のかわいい生物を想像しますが、さにあらずです。
アフリカ大陸南部、ジンバブエとナミビアの国境に位置するカリバ湖で目撃が相次いでいるとされるUMAです。
(↓)カリバ湖。
しかし、調べてみると、冒頭のように「うわああ!!」と恐れられるような存在ではない事が判ってきました。
カリバ湖は、カリバダムよってザンベジ川せき止めて造られた、世界有数の巨大さを誇る人造湖です。
もともとここは、ザンビア北部に源を発しインド洋にそそぐザンビア川の中流域で、渓谷にそそりたつ岸壁は
カリバと呼ばれ、原住民であるトンガ族の聖地でした。
トンガ族は温和な民族で、争いを好まず過酷な土地でも平和に暮らておりました。
イギリス植民地時代の1950年代、大きな災厄がトンガ族にふりかかりました。
ザンビア川をせき止めて人造湖を造る計画が持ち上がり、トンガ族の土地はことごとく水の底に沈む事になって
しまう事になったのです。
ダムの建設には反対するものの、植民地政府は力なき一部族の訴えに耳を貸そうともせず、建設は強行され
ました。トンガの長老や祈祷師は、そんな事を神が許す訳はないと、人々と共にカリバに祈りました。
そう、カリバには、魚の頭に蛇の胴体を持つ神様、「ニャミニャミ」が住んでいるからです。
ニャミニャミはトンガの民が飢えに苦しむと自らの肉を人々に切り分けて与えたと言う伝説が残る
アンパンマンみたいな優しい神様であり、ザンベジ川の守護神でもあります。
一旦ニャミニャミが天に昇ると、雷鳴が鳴り響き天候を自在に操ると信じられておりました。
それをを尻目に、ダムは1955年に着工されてしまいました。
しかし、トンガの人々の祈りは通じたようです。
1957年7月、ザンベジ川上流に激しい嵐が巻き起こり、1000年に一度とも言われる大洪水が工事現場を
襲ったのです。骨組みまで出来上がっていたダムは機材もろとも押し流され、工事は振り出しに戻ってしまい
ました。多くの犠牲者が出ましたが、何故か亡くなったのは白人ばかり。
遺体が見つからない人も多く、困り果てた捜索隊はトンガ族の長老のもとを訪ねました。
長老が子牛を生贄に捧げると、ことごとく行方不明者が発見されたと言います。
工事が再開してようやく軌道に乗り始めた翌年3月。さらに大規模な洪水が発生し、再び工事現場を飲み
込みました。トンガの人々はニャミニャミの偉大な力に感謝し、植民地政府側もいよいよニャミニャミとトンガ族
をないがしろにする訳にはいかなくなりました。政府はトンガ族の村に役人を派遣し、話し合いがまとまった時、
洪水はうそのように引いていったそうです。
100名以上の犠牲者を出し、1959年にようやく完成に漕ぎ着けたダムでしたが、その後のトンガ族の暮らしは
悲惨でした。先祖伝承の土地の代わりに与えられたのはおよそ農耕に向かない荒れ果てた土地だったのです。
とうもろこし、豆や落花生の農作と牧畜で暮らしていたトンガの人々の生活は困窮を極めました。
仕方なく都会へ出て低賃金の労働を強いられる者も多く、補償もないに等しい状態でした。
そこで、再びニャミニャミの怒りがダム湖に鉄槌を下しました。ザンビア川にはないはずの浮き草が大繁殖を
始め、カリバ湖の広大な湖面の実に1/3を覆ったのです。
おかげで船は進むことが出来ず、取水口を塞がれたダムは発電出来なくなる事態となりました。
ここでニャミニャミは溜飲を下げたのか、温和な民族の神らしく怒りを解いたのか、ほどなく水草は姿を消し、
ダムはザンビアとジンバブエの広い地域に電気を供給。両国の生活水準向上に貢献する事になりました。
その後、カリバ湖畔にはニャミニャミの像が祀られ、ニャミニャミは木彫り像やアクセサリーのモチーフとして、
人気のおみやげ物にもなりました。
(↓)カリバダムとニャミニャミ様。
つまり、ニャミニャミ様は日本の竜神様のような、川と民を守る神様だったんですね。
ザンビアは「世界平和度指数(2010年発表)」なるものによると、アフリカで最も平和な国とされているようで、
また、カリバ湖はリゾート地として栄えているそうで、今の所、ニャミニャミ様も大人しくして下さっております。
ダム建設によって移住を余儀なくされたトンガ族は57,000人にもなり、移住先で換金性の高い作物を栽培する
事を教えられ、学校や病院も作られているそうですが、まだまだ「開発難民」の域を出ていないようです。
そして、ミャミニャミ様は、トンガ族の人々が困っていないか見回るように、時々水の底に沈んでしまった
カリバの崖から出てきては湖面に顔を出しているのです。
トンガ族が真に自立し、幸せになった時、ニャミニャミ様はカリバの崖で静かな眠りにつくのでしょう…。
(参考) 徳島で国際協力を考える会(TICO)「トンガ族とニャミニャミ様」 株式会社ボイス「ザンベジの神、ニャミニャミ」 UMAファン〜未確認動物「ニャミニャミ」 Wikipedia(英語版)”Nyaminyami”
これが日本だったら、とっととゆるキャラ化されちゃうんだろうなぁ…。名前からして既にゆるキャラだし。
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1966年11月12日。ウエストバージニア州レンデニンの墓地で、5人の男性が大きな鳥のような生物が飛ぶのを
目撃。ライトで照らしだされたその生物は、鳥ではなかった。
続いて、11月14日。ロジャーとリンダのスカーベリー夫妻、スティーブとメアリのマレット夫妻の2組の新婚カップルが、同州ポイント・プレザントのTNTエリアと呼ばれる旧弾薬庫付近ををドライブ中、廃墟の中から出てきた異様な生物に遭遇した。身長が2mほどのその生物は、3メートルもある巨大な翼を持ち、巨大な目が赤く光っていた。その生物は翼でバランスをとりながらヨロヨロと歩いていた。両夫妻は車を走らせその場を離れたが、その生物は翼を羽ばたかせる事もなく垂直に上昇し、車を追いかけて来て、時速160Kmで走っても振り切れなかった。
同日の夜、そこから100キロほど離れたポイント・プレザント北東のセーラムで、飼い犬が吠えていたため、主人が外を見ると、納屋の方に巨大な翼と赤く光る目を持った生物がいた。翌朝、飼い犬の姿は消えていた。
この夜を皮切りにポイント・プレザント周辺では、巨大な翼を持った赤い目の怪物が頻繁に目撃されるようになった。事態は郡の裁判所で記者会見が開かれるまでに発展し、怪物は「モスマン」と呼ばれるようになった。
モスマンを目撃した人の話を総合すると、体長は約2m。灰色の毛に覆われ、腕のかわりに大きな翼を持つ。その翼をはばたかせる事なく自動車よりも速く飛行する。頭部はなく、胸のあたりに目が赤く輝き、目と目の間隔が大きく開いている。 「キィキィ」という鳴き声を発する。
同じ時期、同じ地域ではUFOの目撃が相次いでおり、モスマンはUFOから放たれた「エイリアン・アニマル」ではないかとも言われている。実際に、UFOに吸い込まれるモスマンを目撃した住人もいるそうだ。
また、モスマンはTNTエリア周辺で多く目撃されたが、近在の民家ではポルターガイスト現象が頻発し、その為に引越しを余儀なくされる一家も出た。
また、モスマンに係わった者には死が訪れるとされる。いわゆる「モスマンの呪い」である。1967年12月15日、ポイント・プレザントとオハイオ州の間にかかるシルバーブリッジでモスマンが目撃された。同日、シルバーブリッジは大規模な崩落事故を起こし、46人もの犠牲者を出す大惨事となった。この日以来、モスマンの目撃は途絶えているが、モスマンを取材していた地元紙の女性記者・メアリー・イール(Mary Hyre)は1970年2月に変死。
2002年にリチャード・ギア主演で公開されたモスマンを題材にした映画『プロフェシー』に携ったジェシカ・カブランは、2003年6月に24歳の若さで事故死。叔父の操縦する小型機がビルに衝突すると言う悲惨な事故だった。『プロフェシー』関係者では、彼女を含めて8人もの関係者が「モスマンの呪い」のせいで命を落としていると言われている。
2013年1発目は、メジャーネタ・モスマンです。
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< あけおめ。 |
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160Kmで車を追いかけるわ(ターボばあさんか!!)、UFOに
吸い込まれるは、ポルターガイストは起こすは、呪うは、
一説によると血まで吸うらしい。
オカルト要素てんこ盛りの「一粒で2度も3度もオイシイ」、
器用な方です。と言うか、存在自体が意味不明。
私も、どの書庫に分類していいのか迷った挙句、とりあえず
UMAコーナーに放りこんだ次第です。
しかし、色々調べた結論から言うと、モスマンの正体はどうやらアメリカワシミミズク(グレイトホーンアウル)等
の猛禽類を誤認したのではないかと言う説に1票です。私は。
(↓)アメリカワシミミズク。
モスマンがうろちょろしていたTNTエリアは、第二次大戦中まで使われた弾薬貯蔵施設で、その広大な敷地は
現在では自然保護区に指定され、鳥類の楽園になっているとか。当然、鷲やフクロウ等も沢山生息しています。
モスマンの爛々と赤く光る目、と聞くとまるで自光しているように思えますが、真実はさにあらず。
最初に目撃したリンダさんは「車のライトを当てたら目が赤く光った」と、飼い犬が吼えた家の主人は「懐中
電灯を照らしたら目が光った」と証言しております。光を照らすと動物の目が赤く光るのは皆さんご存知の通り。
「キイキイ」と言う鳴き声、羽ばたかずに高速で滑空するなども、大型の猛禽類の特徴と良く合致します。
廃墟や納屋に現われるのも、フクロウの営巣場所として適しているからではないかと。
また、「モスマン」との呼び名は、新聞記者が「バットマン」に引っ掛けて名づけたとされており、その名が流行る
までは、地元住民はみな単に「バード」と呼んでおり、「ありゃ、ただの鳥だよ」と事も無げに言う人も多かった。
モスマン騒ぎの中、アサ・ヘンリー(Asa Henry )と言う人が、出現したモスマンに1発ぶっ放して撃ち取ったの
ですが、死骸を確認すると、それはやっぱりフクロウでした。
では、同時期に目撃されていたUFOはどうなのか。ホントにUFOがピコピコ飛び回っていたのなら、
エイリアンアニマル説にも少しはもっともらしさが加わります。エイリアンアニマル説によると、モスマンは
宇宙人のペットだと言う事になっているらしいですが、そうなるとUFOには鷹匠ならぬモス匠が乗っているのか?
しかしこのUFO、後の調査で、オハイオ州コロンバスから訓練の為度々飛来していた空軍のC-119輸送機
だった事が判明。
モスマン騒動を聞きつけた悪戯好きのパイロットの中には、わざと低空を飛びUFOのふりをして地元の人を
ビビらそうとしていた者もいたそうです。
(↓)C-119 フライングボックスカー輸送機。
では、「モスマンの呪い」はどうなんでしょう。
シルバーブリッジの崩落事故は、橋の基礎構造である吊り鉄板チェーンの老朽化による欠損が原因である事
が判明しており、「モスマンの呪い」の立ち入る余地はなさそうです。
(←)シルバーブリッジ。
しばしば「シルバーブリッジの崩落事故前にモスマンがいた!!」と写真が出てたりしますが、
(↓)これ。
これは、シルバーブリッジではなく、ケンタッキーブリッジと言う全く別の橋で、撮影されたのも日付が入って
いる通り2003年の事です。写っているのは何だかよく判りませんですが、ともかく崩落事故とは何の関係も
ないのは確かです。ついでに言うと、ケンタッキーブリッジが崩落したとの話も聞きませんので、橋にモスマン
が出たからと言って、必ずしも崩落する訳ではなさそうです。
メアリー・イールさんは4週間ほど入院した後の病死であり、特にヘンチョコリンな死に方をした訳ではなさそう
です。ジェシカ・カブランさんは確かに悲劇的な死を遂げましたが、ハリウッド映画の製作に関わる人の数から
したら、そのうち何人かが数年内に亡くなっていてもそうおかしくはない。「呪いで死んだ」人の中にはサントラ
に楽曲を提供しただけの人とか、ほんのちょい役で出ただけの人なども含まれており、「呪い」のせいにするのは
少々強引なようです。ツタンカーメンの呪いなんかでもそうですが、この手のハナシの弱い所は、何と言っても
「死んでない関係者の方が圧倒的に多い」事でしょう。
実は、『プロフェシー』関係者が呪いで次々に…と言うハナシの出どころは、UMAファンならご存知の方も多い
未知動物研究者のローレン・コールマンで、自分のモスマン本の宣伝がてらにそんな事を主張していた
とのオチもあったりして。
まあ、新年早々そんな事はツッコミはどうでもいいとして、やっぱりモスマンを語るにはジョン・A・キール
を抜きにする訳にはいかないでしょう。
キールはいわゆる超常現象研究家なのですが、モスマン事件を採り上げた『モスマンの黙示』の著者であり、
それは映画『プロフェシー』の原作にもなっています。
キールは超常現象に関して独自の世界観を持ち、詳しく書くと徹夜になるのではしょりますが、まあ色んな
オカルト現象をごった煮にして本を書き、読者に美味しく食べさせてくれる方です。
『モスマンの黙示』も大半はキールの創作くさいのですが、しかしこれがまたとても面白く読ませるのです。
だって、冒頭からして、「ある雨の夜、一軒の民家に黒尽くめの男が訪ねて来て電話を貸してほしいと言う。
いぶかしんだその家の夫婦はそれを断ったが、翌日近所の人々に怪しげな訪問者の事を触れ回った。
その数週間後、夫婦は橋の崩落事故に巻き込まれ…。近所の人々は、あの夜の訪問者は悪魔だったに
違いないと噂し合った。―しかし、その訪問者とは、車のトラブルに見舞われ、救援の電話をかけたかった
私自身である…。」みたいな、「そんなの嘘だぁ!!」とツッコミつつもグイグイ引き込まれるシロモノなのです。
他にもメアリー・イールのもとにMIBみたいなのがやって来たり、橋の事故やイールが亡くなった日付を
これこれこうして足し算掛け算するとほ〜ら666の悪魔の数字になる、とか、そんなハナシのオンパレード。
懐疑派にも「胡散臭さ爆発だけど、面白いじゃん。」と、ある意味ファンになる人が大勢いたため、何となく
それがモスマン事件のメインストーリーみたいになっちゃったと。
それに、チェルノブイリや9.11の時もモスマンが現われた、とか色んな尾ひれがついて、元々良く判らなかった
モスマンが余計に訳が判らなくなっちゃった。
そんな感じなのかなぁと言う気がします。
ところで、このモスマンですが、日本人の感覚からするとUMAとか何とかと言うより、妖怪ですよね。
現われたのがちょっと前の日本だったら確実に妖怪として分類されていた事と思います。
鳥と人間のハイブリットを思わせる姿かたちは様々な動物を組み合わせたヌエを思わせるし、
祟る妖怪も日本には沢山おりますし。存在自体が意味不明だし。
「存在自体が意味不明」なのが妖怪の本分でもあり、最大の魅力でもあると思うのですが、アメリカには妖怪
とか祟るとか言う概念がない上に、何事にも意味を見出したがるので、「UMA」とか「エイリアンアニマル」とか
「呪い」と言う味気ない概念に置き換えられているのではないでしょうか。ああ、可哀想なモスマン。
掲載したモスマンのイラストも、目撃者自身が描いたのではなくローレン・コールマンの手によるものだとか。
これを水木しげる先生なんかが描いたら、もっともっと味のあるモスマンになったでしょうに…。 *かなり酔っ払って書いているので、内容の正確性は全く保証できかねます。悪しからずご了承下さい。
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しばらく更新をサボっていた間、当ブログにうってつけのニュースが世界を驚かせました。
皆様ご存知、そう、あの、雪男です!!
雪男の確率「60〜70%」 西シベリアで発見の体毛朝日新聞デジタル 11月1日(木)22時43分配信
【モスクワ=副島英樹】イエティ(雪男)と呼ばれる謎の動物の体毛である確率は60〜70%――。ロシアの西シベリア・ケメロボ州で米ロなどの研究者が昨年秋に洞窟で見つけた毛について鑑定した結果、そうした結論に達したと、ロシア国立気象大学のサプノフ主任研究員がノーボスチ通信に明らかにした。
昨年秋に国際会議を開いたケメロボ州政府も10月29日、サンクトペテルブルクの研究所で毛のDNA鑑定が終わったと発表。サプノフ氏の言葉を引用し、「アザス洞窟で見つかった10本の毛は人間のものではない。哺乳類のものだが、クマやヤギ、オオカミなどの動物でもない」と伝えた。 サプノフ氏は同通信に対し、「電子顕微鏡での体毛検査や核DNAの抽出を通して、60〜70%の確率で、どの生物のものかを言える。チンパンジーよりはヒトに近い」と述べ、アザス洞窟で見つかった足跡も95%の確率でイエティのものといえると主張した。 ケメロボ州で昨年開かれた国際会議には米国、ロシア、カナダなど5カ国の専門家が参加し、イエティの目撃証言が相次いだ洞窟や周辺の山を探索。洞窟の足跡の一つから毛が見つかっていた。一方で、一度も死体が見つかっていないなど異論もあり、論争を呼んでいる。 と言う訳で、ここ数年何故か雪男熱が高まっているロシアからの大ニュース。
本家ヒマラヤの方は、「イエティー=ヒグマ」で落ち着きつつある昨今、我々UMAファンにとってはとっても
嬉しいお話です(関連記事)
本ネタの際立つポイントは、「DNA鑑定」と言う科学のメスが初めて雪男に切り込み、その存在に一定の
信憑性を与えた事でしょう。UMA業界の久々の快挙ではなかろうかとも思います。
しかし!!
はいそうですかと素直に納得する当ブログではないのはこれまた皆様ご存知のとおり。
1年ほど前に「ロシアで雪男捕獲!!」というガゼニュースが世間を騒がせたのは記憶に新しい。 (関連記事)
イチャモンつける訳ではないにせよ、もう少し調べてみました。
まずは、この「体毛」が発見された経緯をもうちょっと詳しく。
遡る事1年の、2011年10月。ケメロボ州で開催された雪男に関する国際会議において、参加者による大規模な
雪男探索が行われました。ケメロボ州では雪男の目撃が多発し、数十頭から場合によっては200頭以上の
雪男が生息していると推測されているそうです。(ところで、雪男の数え方は”頭”でいいのでしょうか?)
探索隊はロシア・アメリカ・スウェーデンなどから集まった研究者やウォールストリートジャーナル(WSJ)などの
マスメディアも多数加わった大規模なものでした。一行は数週間前に雪男の足跡が見つかったと言う洞窟に
入りましたが、そこでは見事に、真新しい足跡と10本ほどの体毛が発見されました。
と、言う事なのですが…。
―何か、出来すぎ感が漂いますね。まるで、前もって用意されてたかの如くです。
こんなにあっさりと新発見が為されると、今ひとつ有り難味がないような。
同行したWSJも「あまりにも早く発見できた」と皮肉っぽく報じております。
ここで、私のような'70年代オカルトブームの洗礼を受けたオッサンなんかは妙な既視感を覚えてしまうのです。
こんな展開はどっかで見た事がある…。何だっけ…?
そう、そうだ、これ、 「川口浩探検隊」と同じノリだぁ!!
ナレーション「洞窟に入った我々の前に、驚くべき光景がッ!!」
隊員A「隊長、た、大変です、ゆ、雪男の毛がッ!!」
隊長「何ぃ〜、雪男の、毛ぇぇぇッ!?」
てな感じだったのではないでしょうか、この現場は(妄想)。
そんな事はどうでもいいとして、雪男国際会議は3日間の会期をこなし、「雪男の存在確率は95%以上」と発表
して閉幕しました。
その後、洞窟で発見された体毛は米国を含む3箇所の研究施設に送られDNA鑑定にかけられ、その結果が
今回発表された「雪男の体毛である確率が60〜70%」と言うものなのです。
さて、この「DNA鑑定」ですが、専門家の間からも疑念がターボ湯切りのように噴出中だそうです。
ロシア雪男研究の大家とされるイゴール・ブルツェフ博士は、当の雪男探索隊の先導役だった方ですが、そんな
人物からしてこの鑑定を否定しております。「彼らは電子顕微鏡を覗くことで働いたかもしれない。しかしどの
ようにして、(イエティの)毛のサンプルと照合しえたでしょう。それがどれだけヒトに近いかを?」
とまあ、けんもほろろ。「身内」からしてこうですから先が思いやられます。
また、体毛のサンプルが持ちこまれた研究機関のひとつであるロシア科学アカデミー動物学研究所のオレグ・
プガチョフ氏はサプノフ氏の主張を「虚言だ」としてバッサリと切って捨てております。
体毛のサンプルが持ち込まれてのは事実らしいのですが、それには毛根が付いておらず、DNAの抽出は
出来なかったと言うのです。(調べた所、毛根なしでのDNA鑑定は非常に難しいそうです。)
(↓)雪男の毛??? 剛毛かと思いきや、意外に繊細
まあ、普通に動物学とかを研究している人からすれば、 数十から数百の個体がいる割にはフン一つ発見され
てないと言う時点でNGだそうですが。
件の雪男国際会議に出席したアメリカ・アイダホ大学の人類学・解剖学者のジェフリー・メルドラム氏
(高名なビッグフット研究者で、肯定派)は、アメリカの『ハフィントン・ポスト』紙の取材にこう答えております。
「シベリアの地方公務員が、宣伝のためにすべての雪男のシナリオを企画した」
「それはとても気まずい気持ちだった。なぜなら私はゲストとして参加したが、明らかに周到な準備がされて
いたからだ」
メルドラム氏によると、洞窟内ではシダの枝でつくられた「ねぐら」なるものも発見されたが、それはつい先ほど
作られたように新しく、雪男の痕跡も毛髪も見つからなかったそうです。しかも、もしそれが本当に雪男のねぐら
だと考えているのであれば当然厳重に保存する筈のところを、先導役のイゴール・ブルツェフ博士は取材陣の
前で、そのねぐらにダイブするパフォーマンスを見せたと。しかも、「雪男の体毛」は、メルドラム氏が地元職員
に呼び止められ、気をそらされているうちに発見されたと。
そんな無茶苦茶アヤシイ光景を幾度も目にしたメルドラム氏は、シベリアの雪男なるものは、観光客を呼び寄
せるために周到に仕組まれたものだったのではないかと考えているそうです。
言われてみれば、洞窟内で発見された足跡は、実は何故か右足のものが一つだけで、その足跡の所に毛が
落ちていたと言うのも、いかにもとってつけたような感じがするし。
また、探索隊が出発する時、民族衣装を着た現地の人達が民族音楽を歌い、あまつさえそれに合わせて
雪男の着ぐるみが踊りまくる一幕があったとか。WSJによると、この国際会議にはロシア当局から
資金援助が出ているそうで、加えて、ケメロボ州立大学には「雪男研究所」まで新設され、こうなると、
メルドラム氏の指摘どおり、一から十まで政府ぐるみの町おこしだった
かのような気がしてまいります。
本家のヒマラヤでも雪男は観光資源として重宝されておりますから、二匹目のどじょうを狙ったのでしょうか。
ちなみに、イゴール・ブルツェフ博士はその雪男研究所の所長に就任しており、DNA鑑定に対する言い草
を見ると、俺に断りもなくこんな発表しやがって的な、どっちもどっちの内部抗争っぽい雰囲気がそこはかとなく
漂っていて、これはこれで面白いのですが…。
やっぱり、このネタ、「川口浩探検隊」レベルの信憑性しかない
のですかねぇ…。
そんなこんなで、そのうち、「雪男ツアー」とかが組まれ、「雪男ピロシキ」「雪男ボルシチ」「雪男マトリョーシカ人
形」などが名物になり、駅前には「雪男の顔出し看板」が設置される事はまずもって間違いがないでしょう。
(なんて悠長な事言ってたら、もうすでにロシア政府系旅行会社主催の「雪男ツアー」が実施されているらしい
です…。)
と言うことで、現状ではロシアの雪男への
段階ですので、今後サプノフさんがきちんと研究結果を論文にして査読・検証されていくとすると、雪男存在の
確証も得られてくるかもしれません。また、ロシアではアカデミズムが本腰入れて雪男研究に乗り出している
そうなので、それなりに期待はできるのではないかと思います。もし、ちゃんと研究していれば、の話ですが。
ところで、女の雪男ってどう呼べばいいのか?
と言う私の問いに答えてくれる研究者や専門家は未だ誰一人として現われておりません…。
(参考) Imperial News Network「イエティー200頭がシベリアに生息か!」 BIGLOBEニュース「『雪男』発見に向け大捜索行われる 本気で研究に取り組むロシア政府」 付録部ブログ「イエティの可能性60〜70%?!シベリアで発見、道の体毛の鑑定結果」 法科学鑑定研究所HP「毛髪からのDNA鑑定」 超常現象の謎解き「ヒマラヤの雪男」 他
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