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長くなりそう、と言うか、下書きはそれはそれはもう既に大長編になってしまっております。
恐らく、10や15の連載ではきかないでしょう。忙しいのに何やってんでしょうか私は。これをこれから記事にする
のか…と、そこまでやる気力も時間もないので、大幅にハショッて記事にします。
さて、ファティマに現われた女性はナニモノだったのか。
ナニモノもナニも、聖母マリアだったんでしょ?と思われるかもしれません。
だって、こんな(↓)イメージですもんね。
しかし、「ハイそうですね」と言ってしまうと当ブログは成立しなくなるの
で、一応「懐疑的に」検証してみます。
ここでは、いつもの通り、「UFO説」をケチョンケチョンにして見ようかと思
います。実はそうする事によって、「ファティマの秘密」の秘密(言ってる事
が良く判らん)が解明できるかも知れないのです。
念の為申し上げておきますが、私は実は懐疑的なUFOビリーバーです。宇宙人はUFOに乗って地球観光にやっ
てきていると確信しており、その証拠を探してUFOネタを検証し続けているのです。ところが本件は、検証の結
果、UFOも宇宙人も一切絡んでないと思うに至りました。
「ファティマの奇跡」の正体はUFOか!?UFO本やUFOビリーバー系サイトでは、「ファティマの奇跡」を宇宙人とのコンタクト・ストーリーとみなす傾向が
非常に強い。そりゃ尤もな話で、ちょっと見慣れないものが空を飛んでると、無批判無検証でUFO(宇宙人の乗り
物と言う意味の)と思ってしまう方々ですから。何せ、「ファティマの奇跡」には、「卵形の球体」だの「動く太陽」だ
の、それこそパッと見UFOチックなアイテムが盛りだくさん。UFOビリーバーさん達が、これは間違いなくUFO
だぁ〜ッ!!と思ってしまうのは、当たり前田のクラッカーです。
しかし、調べてみると、それもやはり思い込みに過ぎなかった事が何となく判りました。
まず、ビリーバーさんたちの論拠である、「卵形の球体」や「動く太陽」などのUFOチックな「天空の奇跡」が本当
に出現したのかが非常に疑わしいのです。
「ファティマの奇跡」を伝えた当時の新聞(前回記事参照)ですが、ご覧の通り、「天空の奇跡を見上げる群衆」の
写真は多々掲載されておりますが、肝心要の「天空の奇跡」の写真は1枚も載っていないのです。常識的に考え
れば、一連の奇跡の中でもクライマックスである「動く太陽」は、本件最大の報道価値がある筈です。その写真
が載っていないとは、どういう事なのか。
例えば、プロ野球のある試合で、3−0で負けてる9回裏ツーアウト満塁の場面で逆転サヨナラ満塁ホームランが
出たとしましょう。その翌朝のスポーツ紙で、「ホームランを見上げる観客」の写真を一面トップに持ってきて、
「バッターが打った瞬間」の写真を1枚も掲載しない新聞があるでしょうか?あったら是非お目にかかりたいもの
です。つまり、「動く太陽」の写真を載せないのは、それほど有り得ない事なのです。(ちなみに、今の例で勝っ
たのは当然ながら巨人ですが。)
発生したなら必ず新聞に写真が出る筈の事象なのに、そうでなかったと言う事は、そんな事象は発生していな
かったとも考えられます。
「おいおいTO、あんた前回の記事で『太陽の奇跡』だか何だかの写真をどっかから拾ってきては載せていたじゃ
ねえか!!ありゃあ、一体全体なんなんだい!?」と、お思いになる方もいらっしゃいましょう。
はい、その通り、載せました。アレを。しかし、アレは、「ファティマの奇跡」当時、つまり1917年の新聞に掲載され
たものではないのです。実はアレ、「ファティマの奇跡」から34年も経った1951年11月18日にバチカンの日刊紙
『Li Osservatore Romano』に「(バチカンの)厳正な審査の結果、真性と判断された写真」として掲載されたものな
のです。
いくらなんでも審査に時間かけすぎだろ!!とツッコミのひとつも入れたくなる代物なんですね〜、アレは。
普通なら、すぐに新聞に載るネタなのに、何で34年も経ってから世に出たのか???しかもバチカンの新聞から???
―さあさあ、何だか、話が怪しくなって参りました。
(↓)アレ。(再度掲載)
(何度見ても、う〜む…だよなぁ…。)
じゃ、じゃあ、「卵形の球体」はどうなんだよ!!あれなんか、まさにUFOだろうよ!」!と、お思いの方も多いかと存じま
す。確かに、それを目撃した司教達(奇跡現象がホンモノかどうか確かめに来たのです)が「あれは聖母の乗り
物でごわす」と認めた空中現象。しかしながら、司教達が認めた…というのがミソなのです。
いや、ごわすと言ったかどうかは知りませんが。
これは、その内記事にしようと思っていたネタなのですが、キリスト教の宗教画にはその様な「球体」が数多く描
かれております。そして、そのことごとくは、UFOビリーバーさんたちにとっては「UFO存在の証拠」として取り扱わ
れております。
(←)その中でも、最も有名処なのがこれ。セルビア・モンテネグロのデシャニ修道院にある14世紀のフレスコ画です。ちなみにこの修道院は世界(文化)遺産です。
こんなの見たらビリーバーさんならずとも、UFOだと思っても無理はありません。でも…
(←)こんなの(『十戒を受け取るモーセ』)とか…
―とまあ、挙げていったらキリがないくらいに、「ヘンな球体」が描かれている宗教画は多いのです。
それもその筈、キリスト教では天から聖なる者が降臨するのを視覚的に表すのに、しばしば「楕円の球体」を用
いたのです。この手の宗教画は、教会や貴族などが画家に注文して描かせたものが多く、絵の構成要素は全て
事細かに契約内容に盛り込まれており、画家が勝手に表現する事は出来ませんでした。発注者たちは聖書の
一場面を忠実に再現する事を望んだのです。当然、絵の表現方法には細部に至るまで決まりごとがあり、「神聖
な者」が地上に現われる表現としては「こんな感じで描く」と決まっていたのです。その「こんな感じ」が「卵形(楕
円)の球体」であり、それが今から見るとたまたまUFOそっくりに見えるに過ぎないのです。
―と言う訳で、記事ネタをひとつ損した気分になるTOでした。(これって、独立した記事でもいけるよなぁ…。)
ファティマに現れたとされる「卵形の球体」は、その写真すら無く、「こんな事があった」と伝承されているのみで
す。しかもそれを「あれは聖母の乗り物じゃけん」と言ったのは司教達。うーん、怪しい。いかにも宗教的。
(じゃけんと言ったかどうかは未確認ですが。)
そんな事を知ってか知らずか、ビリーバーさんたちは、UFOチックな伝承に無批判無検証で食いついたあげく、
「ファティマの奇跡」で出現した女性は、宇宙人であると主張します。気持ちは重々承知の上で言うのですが、何
でわざわざ遠い星から来た宇宙人がイベリア半島の片田舎で、「教会を建てろ」だの「ロザリオの祈りをしろ」だ
の辛気臭いと言うか、宗教臭いと言うか、そんな預言をするのでしょう?
この宇宙人はクリスチャンだったのでしょうか。しかも、カトリックの(笑)?と言う事は、ムスリムの宇宙人とか、
浄土真宗の宇宙人とかもいるのでしょうか???苦笑と興味が尽きません。
地球人にコンタクトしてくる宇宙人は、大抵の場合、相手の人選を間違ってますが、「ファティマの宇宙人」も
また然り。聖母のふりして小難しい預言をするなら、ルチア達みたいな朴訥な子供よりも、その辺の司教とか、何
だったらバチカンまでひとっ飛びして直接ローマ教皇の所に行った方が早いと思うのは私だけなのでしょうか?
しかし、「ファティマの秘密」ってのが、ビシバシ的中したってTOてめえが前の記事で書いたろうよ!!」と憤りを感じ
るお気持ちも十分理解できます。しかしながら、調べてみると、その「的中」ってのもまた怪しい。調べていて、驚
いたのが実は…
…と言う所で、もう死ぬほど眠いので、一旦〆めます。
お休みなさい…。
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