カーディーラーの怪

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私の生業である、自動車ディーラーにまつわるお話。
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帰り道

某輸入車ディーラーに勤める知人(Aさんとしておきます)から仕入れたお話です。


去年の春に、Aさんの会社で盛大な送別会があったそうです。

Aさんの同期のBさんは酒が飲めないので車で来ており、二人は家が同じ方向だったので、帰りに送って

くれる事になりました。


11時頃、宴会がハネて二人が駐車場から車を出すと、歩道を同期のCさんが歩いているのが目に入りま

した。Cさんも勿論送別会に来ていたのですが、たまたま席が離れており、話は出来なかった。

「Cも同じ方向じゃん」「乗せてってやろうぜ」と言う事になり、Cさんを後席に乗せました。


送別会で話せなかったので、Cさんにあれこれと話しかけますが、酔って気分でも悪いのか、何を言って

もCさんは生返事です。


そうこうする内、Aさんの家に着き、車を降りたAさんは二人を見送りました。


Aさんが家に帰ってしばらくすると、Bさんから携帯が。

「おい、Cの奴、お前が降りた時は車に乗ってたよな?」とBさん。

「ああ、当たり前じゃん。後ろの席にいたよ。Cがどうかしたのか?」

「―それが…。今見たら、Cが居ないんだよ…」


Bさんの話はこうでした。運転しながら話しかけても返事が無いので、心配になって信号待ちの時に後席

を振り返ると、Cの姿がなかった。シートに倒れているのかと思ったが、良く見てもやはりCは居ない。

途中で降りたなら絶対に気付く筈だと…。Cさんの携帯を鳴らしても、出ないと言います。


ちょっと具体的に書くと(地元の人にしか判らないかも知れませんが…)、Aさんの家は東戸塚で、Cさ

んの家は戸塚の原宿の辺り。車はAさんを降ろしてすぐに横浜新道に乗り、Cさんが居ない事に気づいた

のは戸塚警察署前の信号だそうです。

要は、その間車は殆どノンストップで走るので、Cさんが途中のどこかで降りたと言うのは考えにくい

状況なのです。


ただ、Cさんと連絡が取れないのでどうしようもなく、Bさんもそのまま帰宅したそうです。


翌日、Cさんが亡くなったと、会社に一報が入りました。

昨晩、送別会の帰りに心臓発作で亡くなったと。


ただ、Cさんが亡くなった時刻と言うのは、10時頃

AさんとBさんは知らなかったのですが、Cさんは体調が悪いと言って、一足先に帰っていたそうです。

その直後、駅のホームで発作を起こしたと…。





[怖い話] ブログ村キーワード

[怪談] ブログ村キーワード

横浜の仕事場から、横横道路を走り朝比奈で降りて峠を抜け、鎌倉市内の自宅へ。

毎日毎日通い慣れた道。

その夜も、疲れて多少はぼーっとしていたが、こんな所で道を間違う事なんて考えられない。


朝比奈峠を下って、十二所を通った辺りまでは記憶にある。

しかし、ふと気付くといつの間にか、街灯の一つもない、真っ暗な道を走っていた。


道幅は4m弱。何とか車がすれ違えるかどうかと言う中途半端な幅の道だ。

しかし舗装は滑らかで、車は滑る様に走っている。

左手は低い石垣の上に、余り手入れされておらず藪の様になった植え込みが続いている。

右手は、コンクリートで固められた幅1m程の用水路が道端に沿って流れている。

その向うは畑なのか、森なのか、暗闇に包まれて何も見えない。


(道を間違えた…?しかし、こんな道が家の近所にあったかな…?)


まあ、少し走れば知った道に出るだろうと高を括っていたが、行けども行けども植え込みと用水路

に挟まれた道は真っ直ぐに続く。


心なしか、ヘッドライトが暗く感じられる。バッテリーが弱くなっているのか。

弱い光の中で、ハイビームにしても、先が見通せない。闇を照らすばかりだ。


(この間、車検の時にバッテリーを替えたばかりなのに。またディーラーで見てもらわなくては。)


そんな事を考えながらも、少し不安になってきた。

頼りのナビは、気がつくと画面に酷いノイズが入り、全く読み取れない。

(何だ、ナビまで故障か。全く、こんな時に…。)


(―しかし、この道は何処まで続くんだ?)左手の植え込みも、最初は大きな屋敷の外塀かと思っていた

が、幾らなんでもこんなに延々と続く筈も無い。第一、山がちで狭い鎌倉市内でこんなに長く直線の道が

続くと言うのも変だ。しかも、信号どころか、交わる道も1本も無い。対向車も、只の1台も通らない。

そう言えば、遠目にも人家の灯りが一つも見えないのも妙だ。


何しろ、ヘッドライトの照射範囲から外は、本当に真っ暗なのだ。


薄気味悪くなって来たが、Uターンするにも道幅が足りない。幅員が広い場所を見つけようにも、まるで

エンドレスのビデオテープを見ているかの様に、道は変わらぬ視界を暗いライトの中に浮かび上がらせる

ばかりだ。


(無理にでもUターンしてみるか…)と思った矢先…。

ガタガタガタ

と、大きな窪みにタイヤがはまった様な激しい振動が襲って来た。

思わず「うわっ!!」と声を上げ、我に返ると、いつの間にか車は停止していた。


(反射的にブレーキをかけて停まったのか…)自分ではその憶えはなかったが、兎も角車は停まってお

り、窓を見ると、いつの間にか外はミルクの様な濃く深い霧が充満していた。

相変わらず弱々しいヘッドライトが照らす先は真っ白で、左右の窓の外は限りなく黒に近い灰色に覆われ

辛うじて左手の木立の影が薄く透かされ、右手の用水路がぼんやりと白く見える。


(こんな霧が急に…出るものか?)


いよいよ尋常な事では無いと思い、外に出てみようかどうしようか逡巡した時、更に驚くべき事態に気が

付いた。

エンジンの音がアイドリングにしては高いなとは思っていた。

見ると、シフトはドライブに入っており、サイドブレーキも引かれていない。

えっと思い、スピードメーターを覗くと、針は時速40キロ付近を指していた。

く、車は…走っている!?

しかし、窓から見える木立の影や濃い霧は微動だにしていない。

何が何だか訳が判らず、頭は軽くパニック状態に―




パアン!!



背後からのクラクションの音に、はたと目が覚めた様な感じだった。

車は、自宅に程近い、県道の信号に停まっていた。

青に変わっても動かない私の車に、再度クラクションが浴びせられた。

(???????)

今のは、…夢でも見ていたのか?兎も角、車を発進させた。

つい一瞬前までの、現実離れした光景と余りにギャップのある、いつもの日常風景。

時計を見ても、横浜から帰ってくるには普通の時間しか経過していない。

狐につままれた様な気分で帰宅し、疲れていたので幻覚でも見たのだろうと、そう思う様にした。


そして翌日、昨晩の体験が夢とも幻覚とも言い切れないと言う事実を突きつけられた。


走行距離が、僅か一晩で5,000キロ以上増えていたのだ。

給油する度に走行距離をメモしており、夕べも横浜の行きつけのスタンドで満タンにしたばかりだ。

その時の走行距離と比べると5,000キロ以上もメーターが伸びているのだ。

また、ナビも壊れたままで、エンジンの調子もおかしい。


数日後、ディーラーで点検してもらうと、ナビはハードディスクが完全にイっており、また車のコンピュ

ーターも壊れていると。どうしたらこんな症状がなるのか分からないと言われてしまった。

また、「お客さん、タイヤがサーキットを走った後みたいに溶けてますよ」と指摘もされた。

「何処を走ったんですか?」と聞かれたが、それは俺が知りたいよ…
イメージ 1



―と、こんな感じの体験をしたお客さんが、知り合いのディーラーにいるそうです。





回送中

うちの会社は、下取車用の「置き場」があり、各店舗に入った下取車は全てそこに回送されます。

社内には回送部門があり、ローダーで各店舗を回り、下取車を引き上げ、「置き場」に持って行ってくれ

るのですが…。


ドライバーのWさんが「TOさんさあ、こないだ持って行った車、変なんだよ」と言います。

「何々?何が?」と訊くと、回送中にチラッとルームミラーをのぞくと、後に積んだ車の中で、シーツみ

たいな白い物が動いているのが見えたとか。窓が開いていて、シートカバーか何かの布がはてめいてるの

かと思っていたが、車を降ろす時に見ると、窓も開いていなければ、中に白い布の類は無い。

おっかしいなあ…と思いながら車を降ろし、ローダーに戻りながら、何気なく車を振り返ると、やっぱり

車内で白い布の様なモノがモソモソうごめいていたそうです。

「何か怖くてさあ。確認しないで帰っちゃったよ」


はああ、そうですか。ヘンですね。と軽く流したのですが、実はその車、オーナーが亡くなって、買い取

った車。担当は若手のA君なのですが、遺族の中でも色々ゴタゴタがある様で、なかなか書類が揃わず、

往生していた車なのです。


早速、写真を撮りに行こうとしたのですが、残念ながら既にオークション会場に回送されておりました。



―どこが落札するのかなぁ…アレ。
前の記事「タ・タ・リ」ですが、実は、私にとって、ここからが本番なのです。

前の記事のお話自体は、ベタと言えば随分ベタです。

実は、この話、某県某大手国産カーディーラーに伝わる「実話」とされる話です。

業界で古い人は、まあ、一度位は耳にした事がある筈の、都市伝説的与太話。


―と、思っていたのですが、実は、ホントにその隋道がある、と言うので、ある人と二人で、

行って見たのです。(日中です。夜なんて、とてもじゃないけど、行く気になりませんから。)


予定では、取材して「近所の心霊スポット」に入れるつもりだったのですが、そうもいかない事情になっ

てしまいました。


まず、車で現地に近づくと、その隧道のある道はナビにも出ない道でした。いわゆる、廃道です。

研修施設だった元小学校は、既に取り壊されたらしく、今は資材置き場になっておりました。

隋道の入り口は金網で閉鎖されておりました。金網は新品に近い状態でした。


祠は、こちらから隧道を抜けた先にあるので、見る事は出来ませんでした。


愛機「鶴亀1号」は、念の為電池を新品に交換してきたにも係わらず、全く作動せず。

仕方なく、久々に携帯で撮ろうと思えば、携帯のカメラも作動せず。


「こいつは、ヤバイ」感が漂い、とっとと帰って来たのですが、翌日…


同行した人が、高熱で寝込みました。


幸い、一晩寝たら紙を剥がした様に熱は下がり、ホッとしたのも束の間…


先の記事を仕事中に(おいおい)上げた途端、5〜6台ある、店のCPのネット接続がオールダウン。

サポート・センターに電話して、遠隔で調べて貰っても、特に異常は無いとの返事。

数分後に、いきなり復旧。


更に、今、私TOが42度の熱を出しております。

まあ、急に寒くなり、雨にも随分濡れたので、熱が出ても不思議では無いですが。


―もしかして、万が一、の為、今こうして記事を上げております。


明朝以降、再び皆様とお目にかかれる様…

クーペ

最近歳のせいか、今しようと思っていた事を5秒後に忘れていたりする反面、忘却の彼方だった事が

突然思い出されたりします。人間の記憶と言うのは、不思議で、面白いものだなあと思います。


今日、バスの中から、ふと旧い旧い国産のクーペが走っているのを目にしました。

その瞬間、記憶の引出しの中にしまい込んだまま忘れていた、あの車の事を ふわっと思い出しました。


―私がまだ、車屋サンとしては駆け出しだった頃。

ある販売会社に出向し、一時期、北の街に住んでいました。


九州の出なので、こんなに早く冬が来るのかと愕きながらコートの襟を立てていた、10月の終わり。

初老の奥さんと美しいお嬢さんという母娘のお客さんに車を買って頂きました。

ご主人は、数年前に他界されたそうです。


お宅にお邪魔すると、そこは閑静な住宅街の一角を占める、瀟洒な豪邸でした。


ひとしきり仕事の話が終わって、奥さんに淹れて頂いたお茶などを啜りつつ、雑談を。

その中で、奥さんが、マントル・ピースの上に置かれた写真を手に取りながら仰いました。


TOさん、この車ねぇ まだ下に置いてあるのよ

主人が大事にしていた車だから置いておいたのだけど

この娘も もうすぐ結婚するし 車を買うこの機会に 処分して貰おうかしら…


ふるぼけた写真には、いすゞ117クーペをバックにして、精悍な青年と寄り添う美しい奥さん

そして、奥さんの腕の中には、それこそ玉の様な赤ちゃんが抱かれています。


はあぁ 117クーペ ですね… 素晴らしい車にお乗りだったんですね…

と、にこにことお愛想を言いながら、私は心の中で舌打ちをしていました。


ちっ 面倒臭ぇなぁ どうせボロボロのポンコツだろ?

レッカー手配したり… 所有者が亡くなってるから、名義変更も大変だしなぁ…


兎も角、見てみましょうと、母娘に案内されて地下のガレージに行きました。


4、5台は余裕で停められそうな広いガレージの片隅に、ボディーカバーを被った車がありました。

カバーのままでも、その車が117クーペだと判ります。

それだけ、個性的で流麗なフォルムを、その車は持っているのです。


では…とばかりに、がさっとボディーカバーに手をかけた私は、チラと見えた輝きに、戸惑いました。

117のバンパーはクロームメッキされているのですが、その輝きが尋常ではない事に気づいたのです。


そろそろとシートを捲くっていくにつれ、私は目を疑わざるを得ませんでした。

その車が、新車当時の状態をほぼ保ったままの117クーペが、姿を現し始めたからです。

しかも、それは、117クーペの最初期型…。

滑らかなボディーの曲面が当時のプレス機械では出せなかった為、職人が手作りで1台1台造形した

ハンドメイドの逸品です。
イメージ 1



唖然とする私に、奥さんは想い出話を語り始めました。


まだ、貧しかった頃 主人は車が好きで好きで 私の次に車が好き、と言ってくれていました

この子がお腹に宿った時

よし、この子を俺の一番好きな車に乗せてやる 絶対に生まれるまでに あの車を買う

なんて言いながら 只でさえ朝は暗いうちから夜遅くまで働いていた癖に 休みも無く働き始めました

景気がどんどん良くなってきたせいもあったんでしょう

この子が生まれる頃に この車がうちに来たんです

この子が生まれて初めて乗ったのが この車です

―それから、おかげさまで 主人の興した事業は順調で 何台も車を買いましたが

主人は この車だけは決して手放さなかったのです…



私は、上司と相談して、この117クーペを一番大事に乗ってくれる人に仲介する事になりました。

うちの会社と取引のある、板金修理会社の社長さん。

地元では有名な、旧車のコレクターでした。


てっきりスクラップにするのかと思ってましたが これからも乗ってくださるのなら…

と奥さんもお嬢さんも喜びます。

話はすぐにまとまりました。


ご主人が亡くなって以来、117クーペのエンジンには火が入っていないので、すぐには動きません。

ガレージの中で、バッテリーやオイル等を交換し、基本的な整備をしました。

そして、奥さんとお嬢さんが見守る中、エンジンキーを回すと


ズボボボン と、再び117クーペに命が宿りました。


わあ おとうさんが 生き返ったみたい 

お嬢さんは、嬉しそうに泣いていました。


納車の日。

奥さんとお嬢さんの、たっての希望もあって、私がお宅に出向き、117クーペにお二人を乗せて

店まで行く事にしました。

お二人とも、マニュアル車の運転は自信がないとの事だったので。


私が117クーペをガレージから引き出し、玄関前で二人を乗せました。


車の中のTOさんが 主人に見えたわ

主人は いつもそうして 私たちが乗ってくるのを待っていたのよ


そうそう お父さんはせっかちで 30分も前から車の中に居て いっつも遅い遅いって言ってたわよね


お二人は、懐かしそうに仰いました。



つつがなく納車は終わり、奥さんとお嬢さんは117クーペを何度も撫でてから、家路に着きました。

万感の想いが私にも伝わってきて、目頭が熱くなったのを思い出します。



その後、私は転勤で北の街を去りました。

しかし、117クーペの新たなオーナーとなった社長とは、随分長く年賀状や暑中見舞いを遣り取り

しておりました。


ある時、手紙の中にこんな事が書いてありました。

『TOもニュースで知っているだろうけど、あのトンネル事故。

私も下手をすれば、あの事故に捲きこまれていたんだ。

そうなっていたら、当然命は無かったろう。


実はあの日、117に乗って、あの国道を走っていたんだ。

すると、例のトンネル行く手前で、急に117がエンストした。

もちろん、大事に乗っているから整備は欠かさないし、それまで故障らしい故障はした事が無かったのに

それが、突然止まって、にっちもさっちも動かない。

やがて、救急車やパトカーが何台も走って行って…何事かと思っていたら、あの事故さ。

エンストしていなかったら、丁度事故のあった時間にあのトンネルに差し掛かってた筈だった。

もっと不思議な事に、その後、エンジンがかかって、帰ってから調べてみても何の故障も無いのさ…』



―今でも、あの北の街で、あの車は走っているのだろうか…。

ちょっと懐かしく、走り去る117クーペをバスの窓から見送りました。

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