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以前の同僚から聞いた話です。 彼が赴任していた店は、結構な田舎で、1両編成の電車が走るローカル線沿線にありました。 彼は店の近くに居を構え、めったにその電車には乗りませんでした。 しかしある日、町での飲み会帰りに早目の終電に乗っておりました。 車内はガラガラで、片手で足りる程の乗客数でした。 シートにもたれてウトウトしていましたが、ふと目を覚まして、ぼんやりと向かいの窓を見ると、 自分の姿と、その隣に座る虚ろな表情の女の姿が映っていました。 こんなに空いてるのに何で横に座ってるんだ…と思いながら、チラと隣を見ると、 そこは空のシートが…。 しかし、窓を見ると、女は座っている。虚ろな視線は、中空を彷徨っている様に見えます。 窓と隣を交互に見比べて、見間違いではないと確信すると、膝を震わせながら席を移ったそうです。
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