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O君ネタ第2弾です。 …O君のお嫁さん(実はO君は新婚ホヤホヤ。羨ましいねぇ。)が「怖い話」を嫌いになり、あまり話さな くなったのには、ある理由があるそうです。 以前、O君の奥さんが若かりし頃(っ言ってもまだ若いんですが…)地元(愛知だったかな?)のVIPカー のチームに入っていたそうです。 ある時、そのチームで、地元でも有名な「心霊スポット」に行こうという話になりました。 その「心霊スポット」はO君が奥さんに聞いた記憶では、愛知だか岐阜だかのトンネルだそうです。 車何台かで向かう途中の事、先頭の車を運転していた人が急にガタガタと震えだし、うわ言の様に、何を 言っているのか分からないような状態になってしまいました。 周りの仲間も怖くなり、その日はとりあえず、引き返す事に…。 そこは、目的地のトンネルの手前の、大きな湖の畔でした。 そんな事があってしばらくの後、その運転していた友達は亡くなったそうです。 O君も、死因までは聞いていないとの事ですが。 それ依頼、チーム内では冗談でもそういった事はしなくなり、この手の話もしなくなったと言う事です。 (最後はオノロケか、コンチクショウ!!) ![]() にほんブログ村 哲学・思想ブログ 超常現象へ(文字をクリック) [怖い話] ブログ村キーワード [怪談] ブログ村キーワード [心霊スポット] ブログ村キーワード ―そして、この話には後日談が…
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車に纏わる怪
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「先輩、後ろに誰か居るんですけど…」 ちょっと前から気付いていましたが、なかなか切り出せませんでした。 しかし、恐怖に耐え切れず、恐る恐る先輩に言いました。 何せ、この人ときたら、少しでも気にいらなければすぐに拳が飛んでくる。 中古とは言え、大学生の分際でソアラを買って上機嫌の先輩に、こんな事言っていいものかどうか。 でも、後ろの席でじっと座っている女の人も先輩と同じ位に怖い。 学食で先輩に捕まり、おう、これから俺の車でドライブ行こうぜ。行くよな。よし来い。 と、有無を言わされずに連れ込まれたのが運の尽き。 先輩の同期の人たちがこの車に乗りたがらない理由が、今判りました。 「あ?何?」先輩はカーステから流れる曲に合わせて鼻歌を歌っています。 「いや、後の席に女が…」 「ああ、見える?いいのいいの。何にもしないから」 「いや、でも」 「だって、お前、そりゃ、出るよ。この車、事故車二台をくっつけた『ニコイチ』だもん。前半分の車で 2人、後ろ半分で1人。都合3人死んでるんだから。そりゃ、出るって。なあ」 先輩はお気楽に後席の女に同意を求めます。 先輩の声が聞こえているのかいないのか、女は相変わらず黙ってじっと座っています。 「お陰でパッと見新車のソアラが安く買えたんだから、こっちゃ御の字よ」 がははははと、笑う先輩。 その後、深夜まであちこち連れまわされて、後席の女も飽きずにずっと座り続けていて、ほとほと疲れ果 ててようやく朝方に自分のアパートまで送って貰いました。 その頃には、いつの間にか女は消えていて、先輩にその事を言うと、 「疲れて、寝たんじゃない?」と。 応援団の団長って凄いなぁと、つくづくそう思いました。 [怖い話] ブログ村キーワード [怪談] ブログ村キーワード
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リクエストにお応えして…もしかしたら、以前にも書いた話かもしれませんが、どうだったでしょうか。 昔の友人の話です。 沼津の大学に行っていた奴なんですが、たまに横浜の実家に帰ってきておりました。 その夜も、横浜に向かって箱根の山を車で走っていたそうです。 1号線を登って、箱根峠に出る。そこでふと気が向いて芦ノ湖スカイラインを回って行く事にしました。 夜更けで、もう無料になっている時間帯です。湖尻から仙石原を抜けて、旧道を下るつもりでした。 いいペースで走っていたのですが、途中で霧がかかって来て、見通しが悪くなってきました。 仕方なくスピードを落としますが、霧はますます深くなって、10m先も見えない程になりました。 慎重にコーナーを抜けながら、ガードレールの下あたりに、何かヘッドライトの光をキラキラ反射する モノに気付きました。次のコーナーにも、その次のコーナーにも同じ様にキラキラするモノがある。 何だべ…と良く見てみると、それは、透明フィルムにくるまれた花束でした。 また次のコーナーにも、そしてその次のコーナーにも、それはありました。 たまにポツンと置かれた花束は見慣れていますが、さすがにコーナー毎に花束があるのは異常じゃないか と、少々薄気味悪くなってきます。 霧は濃さを増しています。手を伸ばした先が見えないんじゃないかと言う程です。 スピードも、もう2〜30キロしか出せません。この道を選んだ事を後悔し始めました。 コーナーの度に花束は置いてあるし、しかも、その数がだんだん増えている様な…。 最初は一つづつだったのが、5〜6個まとめて置いてあったりします。 それが、すーっ、すーっと窓の外を流れていく。 かなりビビリながら、じりじりと走る内、あるコーナーを曲がると、嘘のように霧が晴れました。 それと共に、コーナー毎の花束も無くなったそうです。 …で、そいつが後から気付いた事がひとつ。 あまりに霧が濃くて、ガードレールすら見えにくかったのに、 何で花束だけがあんなにはっきり見えたのか。
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深夜のタクシーで交わす運転手さんとの会話も、飲んだ後での楽しみの一つではありますが。 見ていると、全く無愛想と言うより仕事で割り切っている方は、ホントに必要最小限の会話しかしない上 に、「余計な事を話しかけるなオーラ」を発していたりして、人間って対人バリヤーがはれるんだと実感 したり、はたまた中身の無い浮ついた話題を振りく、疲れている時には少々ご遠慮したい方も居る。 しかし、押し付けがましくなく、さりとて気軽に話しかけられる運転手さんに出くわすと、料金分以上の 満足感を味わえたりします。 先日、少々懐も暖かく、しかも思ったほど飲み代がかからなかったので、久々に2駅ほどの間をタクシー に乗ると言う贅沢をしました。その時の運転手さんがまさにそうで、こちらの振った話を柔らかく包んで 返してくれる方でした。そう言う時の常ですが、いつも通り お仕事の中で、何か幽霊とかそう言う話は 無いですか とお訊ねします。大抵はいやぁそんな事は…とか言われるのがオチなのですが、その夜の運 転手さんはノッてきてくれました。お見受け50がらみでさぞベテランかと思いきや、実はタクシーに来た のは4年前との事で、曰く私なんか駆け出しですよと笑ってらっしゃいました。 さて、その運転手さんのお話。 「いや、私の先輩の話なんですけどね。六角橋で若い女の客を乗せたそうなんですよ。深夜料金でね。え っと、確か東神奈川だか白楽だかの方に走ったらしいんですけど、途中でミラーを見たら後ろに居ないん ですって。まあ、シートで寝込む人も多いから気にせず走ってたんですけど、何処かの信号でふぃと後ろ を見たら、誰も乗ってない。こりゃ、出たな…とゾッとしながら車停めて、試しに後ろのシートを触って みたら、やっぱり濡れてるんですって。その人が言ってたのは『リアシートが濡れてたって良く聞くけど べしゃべしゃに濡れるんじゃないんだよ。見ても判らないけど、触ると湿ってる位なんだよな』って」 「他に、ですか…?あ、そうそう、やっぱり先輩の話ですけどね、洋光台の駅前の乗り場で、ほら、並ん でるでしょ?お客さんが。順番で見たら、次の若いカップルが自分の客だなと思って『ああ、こりゃラブ ホに行かされるかもな』と思ってたら、乗って来たのは中年の男のお客さんだったんですって。『ああ見 間違えたな』と思って『どちらまで』って聞いたら、日野の方にって。で、鎌倉街道に出て『お客さんそ ろそろ日野ですけど』って言ったら、そこを右、そこを左にって誘導するんですって。でも、だんだんそ の先には墓地しか無くなってきて。あやしいなと思って、ミラー見ると、お客はうなだれて顔が見えない んですって。仕舞いに、墓地の入り口まで来て、ここでと言われて停まったんですけど、これは自殺か強 盗かと思って、怖かったんですけど、灯りをつけて後ろを見ると、やっぱり居ないんですって。後ろに。 怖くなって、すぐ街道まで戻って会社に無線したら、いいから営業所に戻れって。戻ったら、当直の人に 『あそこはたまにヘンなのを乗せるんだよ』って言われたそうです」 ―私が「ところで、運転手さん自身はそう言う体験は?」 と聞くと… 「う〜ん…無くは無いですけどね…。言っていいのかな?」 「言ってください、言ってください!!」 目的地に近づきつつあり、あまり長く話を聞く時間が無いので、食いしん坊の私は多少焦り気味です。 「そうですか。じゃ、聞いても気を悪くしないで…。―実はこの車、ナニかに憑かれてるんですよ。 いや、別に事故を起こすとかそい言うのじゃないですけどね。たまに、夜に空車で走っている時とかに、 後ろにヘンなのが座ってるんですよ。私も見ましたが、この車に乗ると、大抵みんな一度や二度は見てる んですよ…」 ゾゾゾと鳥肌が立つのがわかりました。 「―え、え?そのヘンなのってどんな…」「いやぁ。でもやっぱり、ねぇ。これはねぇ」 「じらさないで下さいよ〜」「でも、まあ、アレだし…」 ここまで言っておいて、何故か運転手さんは口を濁らせます。 「あ、着きましたよ。この辺で宜しいですか?―はい、〇〇〇〇円。有難うございます」 ドアが開いてしまったので降りなくてはいけません。 「お世話様でした…。で、ごめんなさい、どんなのが憑いてるかだけ、教えてくださいよ」 車を降りつつ、未練がましく言う私。 運転手さんは意味ありげに笑いながら、無人になったリアシートに、ちらりと目をやりました。 「気付きませんでしたか?ずっと、お隣に居ましたよ…」 バタン!!ブロロロロ…そのままタクシーは走り去って行きました。 ―全く、話の上手い運転手さんには、降参です。
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飲んで終電帰りはまあいいとして、最近、降車駅を寝過ごしてしまう事が多く、かないません。 今日も、市営地下鉄の上大岡で降りる処を寝過ごして、中田まで行ってしまい、仕方なくタクシーで 帰りました。大変な散財で、コンチクショウです。 しかし、何とかモトを取ろうと、話好きの運転手さんに「怖い話」を振ってみると、出ました!! 特上品が!! 「私、ちょっと前まで日〇で商売してたんですけどね…」 ―と、運転手さん。 ある晩、終電客狙いで駅待ちしておりましたが、思いの他降りてくる客が少なく、丁度自分の順番で 客足が途絶えてしまったそうです。 (ちぇ、仕方ねえや。もう少し待ってりゃ、飲み屋の客が流れてくるべぇ) そう思っていると、案の定、すぐ客が付きました。 それが、大学生風の可愛い女の子。 (KOの学生だな…さすが、こんな遅くまで勉強するとは、感心だな…)そう、見等をつけました。 「はい、どちらまで?」 「新横浜まで。お願いします…」 「はい」 そんな当たり前のやり取りの後は、無言。 運転手さんも、酔客相手の会話ならお手の物ですが、こんな若い美人に何て言ったら良いか判らず、 静かにしたまま、車を走らせます。 新横浜が近くなり、「お客さん、何処に着けますか?そろそろですけど?」と訊くと、 「駅に、お願いします」と言う。 そして、女の子は、「―間に合うかなあ。間に合うかなあ…」と、後席で呟いています。 「はい? 何かお急ぎですか?」 「新幹線の、最終に、間に合うかなと思って…」 妙な娘だ。―と、運転手さんは思いました。 新幹線なんて、当然、とっくに終わっている。 それが判らないとは、余程世間知らずのお嬢さんなのか…。 しかし、遠出するにしては、鞄の一つも持っていないし…。 「お客さん、新幹線なんて、もう随分前に最終が出てますよ?どちらに行かれるのです?もしアレだった ら、駅前のビジネス・ホテルに泊って、朝の新幹線で…」 親切心で言いかけていたら、女の子が悲しそうに言ったそうです。 「ああ、今日も、間に合わなかった…」 「はぁ?今日も…って?」と、聞き返しても、後席から返事はありませんでした。 おや?と、ルームミラーを見てギョッとし、振り向いたら腰が抜けそうになったそうです。 後席には、誰もいなかったから…。 「―なんて、話なんですがね。信じられないかもしれませんが、いや、あの時はゾ〜っとしたねぇ…。 長年運ちゃんやってますが、あんな事はアレっきりですがね。話にはねぇ、良く聞きますがねぇ。 それにしてもあの子、何処に行こうとしてたのかねぇ…」
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