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明日にしようと思ったのですが、一緒に行った方が生々しいお話を聞かせてくれたので、この臨場感が 残るうちに記事にします。 (明日の事を思うと、こんな事をしている場合ではないのですが、まあいいや、) 我々のツアーは、総勢15人程の団体旅行です。 どう言う集まりかは余り具体的には書けないのが残念ですが。 ―さて、我々の投宿したホテルは、バンコクのメインストリートの一つである、S通りから少し入った 所にありました。裏手には池に豊かな水を湛えた公園があり、その公園を抜けると、有名な高級ショッピ ング・センターが… まあ、そんな事はどうでも良いです。兎も角、バンコクでは上の中から上の下位の格付けのホテルです。 2日目の事です。 朝から寺院の観光ツアーに出かけ、ホテルには午後3時頃に戻って来ました。 夜の会食迄には時間があり、その間は各自自由行動となりました。 何せ、バンコクは今が一年で最も暑い時期です。気温は35℃を超えています。 参加者の一人、Aさんは、疲れた身体を癒そうと、自室で昼寝を決め込んだそうです。 早々に熟睡に陥ったAさん。 どの位眠ったのか、何処からか聞こえてくる話し声に目を覚ましました。 2〜3人で、何事かを喋っています。 日本語ではありません。 どうやら、英語の様ですが、良く聞き取れない。 うつらうつらと目を閉じたまま、ぼんやりと(廊下で誰かが喋ってるんだなあ…外人の声はでかいなあ) と思っておりました。 しかし、その声は、気が付くとすぐ傍で聞こえる様になり、明らかに部屋の中に人が居る気配や物音が。 (あ、ヤバイ、ドアが開いていたか!?) と、飛び起きようとしましたが、目も開かず、体が動かない。 金縛り…と言うより、「柔らかい羽毛布団で押し付けられた感じ」だったそうです。 どの位、話し声が部屋の中に響いていたか。 ソファに座る気配や、うろうろと部屋の中を歩き回わる足音がしたり。 やがてその声も聞こえなくなり、Aさんの身体は自由になりました。 Aさんがドアに飛んでいくと、3つあるロックは完全に閉まっていました。 まだ陽光が燦燦と降り注ぐ日中の事。余り恐怖感も無くかったそうです。 Aさんは「疲れていたから、夢か幻聴だったんでしょう」と、夕食の時に仰っておりました。 「そうですね〜」とか何とか言いながら、(しめしめ、これでブログのネタが一つ増えたワイ)と ほくそえんだ私。 しかし、その日の夜、Aさんが部屋を替えた事を、私は翌朝知りました。 ―夜、部屋にマッサージを呼んだAさん。 やって来たマッサージのおばさんは、ドアを開けるなり悲鳴を上げて卒倒しかけ、 「オ客サン、コノ部屋ダメ!!ワタシ入レナイ!!部屋カエテモラッタ方ガイイ!!」とAさんの手を引いて、 フロントまで引っ張っていったそうです。 おばさんが言うには「白人の霊が3人居た。一人はソファーに座っていた」そうです。 おばさんがフロントにそう訴えると、一言の反論もなく、素直に部屋を替えてくれたと…。
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旅の怪
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あてもない旅の途中。 寂れた、夜の無人駅で、電車を待っていました。 日中でさえ利用者の殆ど居なさそうな山の中の駅です。 ホームで凍えているのは自分独りでした。 ふと、頬に冷たい物を感じ、見上げると、はらはらと雪が落ちてきました。 ちょっとばかり季節はずれの、名残雪です。 雪は次第に勢いを増し、この分では、山の方は積もっているのではないか? 電車が止まってなければ良いが。と、少々心配になってきました。 降りしきる雪を透かして、青白く淡い光が見えた様な気がしました。 よく目を凝らすと、山の方から、線路に沿って、幾つかの光の玉が漂う様に近づいてきます。 それらは、無人駅に達すると、ホームの端でふわふわと絡まるように飛び交います。 人魂…? 何度か、その様なものに出くわした事があるので、そう恐怖感は沸きません。 ただただ、不思議に、青白い人魂が上へ下へとじゃれ合うのを眺めていました。 ―気づくと、ホームには、白い服を着た少女が立っていました。 少女は、服だけでなく、髪の毛から、顔色、つま先まで、雪の様に真っ白です。 降りしきる雪の中でも、少女の白さは際だっておりました。 線路が鳴り出し、電車が近づいて来た事を知らせます。 遠くにヘッドライトの眩い光が見えてきました。 電車に気を取られた一瞬の後、少女も人魂も姿を消し、それどころか雪もぴたりと止んでしまいました。 ホームも線路も渇き、雪が降った跡は何も残っていません。 どうやら、幻を見た様です。 民宿で、おかみさんにそんな話をすると、 それは雪女の子供ではないか、と言う事でした。 その地方の雪女は、子連れで現れるそうです。
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四国はD温泉近くのキャンプ場。 ある大学のサークルが、キャンプに行きました。 ハイ・シーズンを避けたので、サイトはガラガラ。 若気の至りで大騒ぎしても、他人に迷惑がかからないので、夜にはドンちゃん騒ぎになりました。 すると、自分達にも増して賑やかな宴会をしている人達がおり、木立の方から笑い声が響いて来ました。 木々を透かしてちらちらと灯りが漏れています。 言葉からすると、どうやら、外国人の団体らしい。 第2外国語でロシア語をとっている奴が、あれはロシア語だ、と気づきました。 案の定、聞き覚えのあるロシア民謡の歌声が賑やかに聞こえてきます。 夜も更けてくると、歌声は賑やかな歌から望郷の歌へと変わり、言葉は解らないまでも、胸がしめつけら れる様な切ない想いが伝わってくる様でした。 酒の酔いも手伝い、感極まった大学生達は、「よっしゃ、一緒に飲もう!!」と一升瓶を抱えて、木立へ 入っていきました。 すると、歌声はぱたと止み、灯りもふっと消えてしまいました。 てっきり、サイトがあるとばかり思っていた木立の中は、木々が生い茂るだけでした。 ―後に調べると、日露戦争の昔、その近くの街にロシア兵捕虜が多数収容されていた事が判りました。 ただ、捕虜と言っても、虐待される様な事は無く、それどころか、外出は自由、温泉に行ったり海水浴に 行ったり、市民と交流したりと、とても恵まれた環境だったそうです。 しかし、それでも100人近いロシア人が、かの地で亡くなっているとの事でした…。
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社員旅行で某温泉に行ったUさんが体験した「怖い話」です。 泊まった宿は、いかにもバブル期に建ったと言う感じのスパ・リゾート・ホテルでした。 それなりに豪華な造りですが、ロビーに入った時から、皆で「何か、暗くない?」と囁きあう程 空気が暗いと言うか、重かったそうです。 さて、Uさんが客室の並ぶホテルの廊下で、宿泊客らしい3〜4人の男女を見かけました。 Uさんが彼らの20mほど後を歩いていると、男女は、ある部屋に入っていきました。 (あれ、あの部屋?)と思って行ってみると、やはりそこは自分の部屋。 しかし、部屋に入ると、中には同僚が一人で居るだけです。 「今、誰か入ってきた?」と聞くと、誰も来てないと言う。 Uさんは、隣の部屋に入っていった人達を見間違えたのかと思いました。 ―そして、その夜。 Uさんは、男女の話し声に目覚めました。 窓際のソファーの辺りに、何人かの人影が見え、何かぺちゃくちゃと喋っています。 常夜灯に照らされる男女の顔はどれも見知らぬ者ばかり…。 「な、何だ、あんたら!!」 と声を荒げた瞬間、Uさんは激しい金縛りに遭い、ベッドの中で動けなくなってしまいます。 ぺちゃくちゃと喋る声を聞きながら、何時しか眠ってしまったらしく、気がつけば朝になっていました。 「お前、夕べ寝言で、『な、何だ、あんたら』って叫んでたぞ」と、同室の者に言われましたが、 彼は何も見ていなかった様なので、男女の事は黙っていたそうです。 と、そこで終われば良かったのですが、そうは問屋が卸しません。 その日、○○渓谷に行った時、急に同室の同僚の具合が悪くなり、ベンチで寝込んでしまった。 その内、甲高い声でぺちゃくちゃと喋り始め、しかもその声が昨晩聞いた女の声と同じ。 同僚はふらふらと立ち上がり、展望台の手すりを乗り越えて飛び降りようとするので、皆で必死に 取り押さえました。 同僚は、間もなく正気に返りましたが、自分の言動は全く記憶に無いと言う。 しかし、「見知らぬ女に羽交い絞めにされている夢を見ていた」と言ったそうです。 その後は、Uさんの身辺には、特に悪い事も起きなかった様ですが、宿泊したホテルは程なく 潰れてしまったそうです。
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グアム最大のショッピング・センターである「マイクロネシア・モール」。 私も、行く度に足を向けますが、ここで奇妙な体験をした人がいました。 W店長の友人がグアムに行った時の事。 マイクロネシア・モールの映画館で、当時日本未公開の「インディペンデンス・デイ」をやっていたの で、観に行ったそうです。 上映中、客席の通路を6〜7才位の白人の女の子が、周りをきょろきょろしながら歩いていました。 迷子かな?と思ったのですが、よく見ると、女の子の身体は半透明で、向こうが透けて見えている…。 隣の席の連れに「おい、あそこの女の子…」と耳打ちしても、そんなの誰も居ない、と言われました。 じきに、女の子は、その人の横にやってきて、しばらく不思議そうに顔を覗き込んでいました。 そのうち飽きたのか、女の子は背後に去って行きました。 本人によると、全然恐怖心は感じなかった…そうです。 (一言コメント)グアムと言えば、日本兵ですが、そうじゃない幽霊も出るんですね〜。 よく考えたら、当たり前だけど…。
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