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アビさんからお聞きしたお話ですが。 同僚のアビさんとは、同い年で家も一駅違いと近く話も合うので、とても親しくさせて頂いております。 彼が我が社において、当ブログの最高の読者であり、最良の理解者である事は、言うまでも無い事です。 しかも、アビさんからは幾度と無く良質のネタをご提供頂いており、私にとっては正に得がたい人物であ り、足を向けて寝ることは適いません(方角的に、尻は向けているかも知れませんが)。 アビ氏は、人格的にも素晴らしい方で、知己も多く、アビの為なら命さえ投げ出そうという人物も、捜せ ば一人くらい居ないとも限らないと言うような気がしないでもないと思います。 しかも奥様が出来た方で、美人聡明(洒落でなく、すこぶるつきの美人なんです)であるのは言うまでも 無く、最近に至っては当ブログの読者にもなって頂いていると言う、現代のミューズか天照大神か、と言 うほどのお方なのです。しかもしかも、ご子息も奥さん似の聡明白皙で、末は博士か大尽かと言う逸材。 全く羨ましい限りです。 (業務連絡;アビさん、こんだけ褒めたんだから、次のイタリアでもひとつ宜しく。) そんな訳で、先日アビ氏から伺ったお話が一つ二つ。一つは「要調査」につき、後日アップ致しますが、 取り急ぎ、もう一つは記事にします。 アビ氏の豪邸(ハマのベルサイユと呼ばれている)がそそり立つ、東京ベイを眼下に見渡す丘陵地。 アビ邸からも望めるランドマークタワーやベイブリッジなどは、アビ邸の豪壮華麗に比すれば、積み木細 工に等しい物です。(更に褒めてんだから、中国でも宜しく。) まあそんなアビ邸から更に丘を登りきると、小さな公園があるそうです。 聞く所によると、旧来その丘を所有していた地主さんが、己の地所を宅地として売却する際、今後そこに 住まう人々の為に、天辺だけは公園にする様に条件づけたとか。 このご時世にして、素晴らしく人格者な地主さんです。 さて先日、アビさんが激務から解放され、自邸のロココ調ダイニングルームに於いて、ようやく愛妻愛息 と共に晩餐を嗜んでいる折の事。アビさんが、給仕にロマネコンティーを注がせている時。 「Aさんの奥さんが今日言ってたんだけどね…」 と、美人奥さんはそう切り出したそうです。 Aさんとは、最近隣近所に越して来たご夫婦。小さなお子さんが2人いらっしゃるそうです。 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティも、温暖化を言い訳しだしそうな味だな…グラン・クリュも堕ちたも のだ…。と、アビさんは、葡萄のなれの果てとも言うべき液体を口にしつつ、どうでもいい事を考えな がら美人奥さんの話を聞き流していたそうです。 「Aさんの奥さんがね。『昨日、子供を連れて、初めて上の公園に行ったのですけど。公園に入って、左 手に、木の茂みがありますよね?そこを見た途端、全身にブルブルって…何故か、悪寒が奔って…気持ち 悪くて堪らなくって…すぐに帰って来ちゃったんです…』なんて、言うのよ」 この年はロマネも不作だったが…しかし、これで78万は少々高いな…え?何々?公園?ああ、え〜っと。 「おいおい、Aさんの奥さん、あの事知らないんだろ?」 そう言うアビさんの背筋は、自らが発した言葉に反応して、少々うすら寒くなっていたそうです。 「知らないでしょ?知らない筈よ、引越して来たばかりだもの…」 「―だよなあ、あれは、この辺じゃあちょっと口に出せないタブーだし。誰か他の人が言う訳無いよな」 「そうなのよ。だから、何かちょっと怖くなっちゃって。もう、あの公園には行かない方がいいのかな、 なんて…」 その公園、何かあったんすか?と問う私にアビさんは… 「いや、その茂みで、首吊った人がいるんですよ。Aさんの奥さんが気持ち悪いって言ってた所で」 ↑調子に乗ってまた貼っちゃいましたが、この記事が面白いと思った方のみ押して頂ければ・・・。
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