日常の怪

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普段の何気ない日常に、ぽっかりと開いた暗い闇。
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大使館別荘

ご存知の方も多いかと思いますが、世界的な観光地・日光周辺には各国大使館の別荘が散在しておりま

す。(イタリア大使館別荘などがつとに有名ですが。)


そんな日光にある、某国大使館別荘に「出る」という話をある人から聞きました。

某国大使館に勤務されているその方のお姉さんから聞いた話だと言う事です。


その別荘は由緒ありげな旧い大きな日本家屋だそうです。

元は旧家の別荘だった物件を借り上げているそうですが、「出る」のはどうやら昔住んでいた人の幽霊ら

しいと。


階段の踊り場に着物を着た上品な老婦人が立っていたり、誰も居ないキッチンで洗い物をする音が聞こえ

たり、廊下を歩いていると後ろから声をかけられ振り向くと誰も居ない、書庫で熱心に本を読む紳士な

ど、何人かの幽霊がしばしば現れるそうです。


大使館のスタッフだけではなく、歴代の大使や大使婦人も何度かその様な幽霊に遭遇しているそうです。

ただ、皆品のよい幽霊ばかりで、特に害を為す事も無い。

関係者はそんな幽霊に敬意を払っており、例えば階段や廊下で目に見えぬ人の気配を感じると、脇によけ

て幽霊に道を譲るとか。


また、大使やスタッフが交替する時の申し送り事項にも「別荘の幽霊に失礼が無い様に」との一項がある

そうです。(勿論、ジョークの類でしょうが…。)

ちょっとした事

何でもない様な事ですが、そこを通る度に気になり、通り過ぎるとすぐ忘れる。

そしてまた、そこを通ると思い出す。

そんな事があります。


例えば、うちの近所のアパート。2階建て・8世帯の何の変哲も無いアパートです。

そう古くも新しくもなく、おそらく築7〜8年位ではないかと思います。

私が今の家に越してきた時には既にそこにあったので、少なくとも築4年以上ではあります。

車で通勤する時は、必ずそのアパートの前を通るので、ほぼ毎日そのアパートを見ている事になります。

晴れた朝にはどの部屋のベランダにも洗濯物の花が開いていたので、満室がずっと続いていた様です。


ちょっとした「異変」に気づいたのは、いつ頃の事だったか。

余りにもさり気ない「異変」なので、印象に残っていません。


ある朝、通りがかりに、「このアパート、空部屋が増えたな…」とふと思ったのです。

好天にもかかわらず、半分くらいの部屋に洗濯物が出ていない。洗濯物のない部屋には、ベージュ色の、

全く同じカーテンがかかっています。


まあ、そんな事は、アパートを通り過ぎるとすぐに忘れてしまいます。

しかし、一度気になった事はぶり返すもので、数週間経った頃にまた通りすがりに思い出しました。

見ると、空部屋の数が増えている。様子からすると、もう2部屋程しか入居していない様です。

それからまた1〜2週間すると、ついには全部屋がベージュのカーテンに閉ざされてしまいました。


「アパートを取り壊すのかな…」と思っていたら、またしばらくすると、2〜3部屋埋まっている。

そしてまたしばらくすると、埋まった筈の部屋が空部屋になっている。そしてまた入居している。

まるでオセロの駒がくるくると裏返る様に、部屋が空いたり埋まったりを繰り返し始めたのです。


つまり、最初に入居した人達は全て出て行っており、その後入居する人もまたすぐに出て行っている。

そう言う事です。


今は、1階の角部屋一室のみに洗濯物が出ておりますが…。


(ホントに、ちょっとした事ですみません。)

オムカエ

娘から聞いた「怖い話」パート2。

塾のお友達のお話だそうです。

「○○ちゃんが、小4位の時、お父さんの実家で、おじいちゃんはもう死んでたんだけど、おばあちゃん

と一緒に住んでたんだって。


その日はお母さんもお出かけしてて、おばあちゃんが留守番してたんだけど、○○ちゃんが学校から帰っ

て来たら、テーブルに、お湯のみが4つ位出てたのね。おばあちゃんに「誰かお客さんが来たの?」って

聞いたら、『オムカエさんが来た』って言ったんだって。

○○ちゃんは、向かいの家のおばあちゃんが来たんだなって思ったんだって。

でも、お茶碗は4つ位出てて、いつも使う普通の奴じゃなくて、高級な奴なんだって。向かいのおばあち

ゃんはいつも普通のお茶碗だから、何でかな?ってちょっと思ったんだけど、たぶん、向かいのおばあち

ゃんが誰か他の人を連れてきたんだなって思って、それ以上聞かなかったんだって。


そしたら、その日から、おばあちゃんが自分の部屋とかを整理し始めて、おとうさん達に『私が死んだ

ら、こうしてこうして』って、何か遺言みたいな事を言うんだって。おばあちゃん、全然元気だし、何で

急にこんな事言い出したんだろうって心配してたら、何日かたって、おばあちゃんが急に死んじゃったん

だって。


お葬式なんかも終わって、しばらくして○○ちゃんがなんとなく『オムカエさん』の話をしたら、お父さ

んが『それ、ほんとか?』って驚いたんだって。


何か、○○ちゃんのお父さんの実家って、昔から、人が死ぬ時に『お迎えの人』が4人来るんだって。

来る時は必ずその人が一人の時に来るんだって。おじいちゃんが死んだ時も、『お迎えの人』が来たって

言ってたんだって…」

濡れた床

さて、長女から仕込んだネタです。


先日、私が塾まで迎えに行くのを待つ間、友達同士でまたぞろ「怖い話」大会になったそうです。

たまたま居合せた塾の先生に「先生、何か怖い話、ない?」と聞くと…。


あれ、みんな知らなかった?昨夜の話。

―あ、そう。知らなかったんだ。

いつも、先生が最後に戸締りや消灯を確認して帰るんだけどさ。

昨日は先生、用事があって、ちょっと早く帰らなきゃだんたんで、S先生に戸締りをお願いして帰ってん

だけどね。


今朝来たら、男子トイレの電気が点き放しで、しかも、床が水でべちゃべちゃだったんだよ。

S先生に聞いたら、確かに昨夜は全部消灯したって言うし。他の先生も、チェックしたって言うし。

その時は、床が濡れてるなんて事はなかったんだって。


水道が壊れてたんじゃないかって?でも、それなら、今朝来た時にも、何処かから水が出てる筈だろ?

でも、床が濡れてるだけで、何処からも水は漏れてない。変だなと思ったけどさ。

先生達みんなで、床を拭いたんだよ。だから、生徒が来る頃には何ともなかっただろ?



しかもさ、昨夜、S先生がトイレのドアを閉めた時、ガチャと閉まった後に、ノブがガチャガチャって、

何度か動いたんだって。


でね、A先生(その塾の責任者)に話したら、「あっ!!」って、驚いて。

何年か前、ここの上から飛び降り自殺した男の人が居て(この塾はマンションの下のテナントスペース

に入っている)、それが大体6月下旬だったんだって!!だから、もしかしたらその人が…。


―男子・女子ともきゃあ怖いとなっている所、うちの娘は、「今、男子トイレに行ってみようよ」と大胆

な提案(ホント、俺の娘だなぁ…)。そこで、先生交え皆で男子トイレに行って見ると…




ついさっきまで乾いていた床が、水でべチョべチョに濡れていたそうです。

あの頃は

「同棲」という言葉が死語になる以前のお話しです。


Uと言う貧乏学生にも恋人らしき人ができ、彼女は自分の住むボロアパートに転がり込んできました。

色々事情があり、国許にも帰りづらい人だったそうです。


たった数ヶ月か、いやまてよ、1・2年一緒に居たかなぁ。よく憶えてないけど。

―今から思うと、そんな感じの同棲生活も、ある日唐突に終わったそうです。


ボロアパートに帰ると、短い書置きが卓袱台に置いてありました。

『体の調子が悪いので、故郷に帰ります』


そう言えば、最近は顔色が良くなく咳がちだったなぁと、Uは、今更ながらに気づきました。

でも、新潟の生まれだと言う事は聞いたが、それ以上は何も知らない。

帰りたくないと言っていた故郷に帰るとは、余程悪いのか。


どうして良いのか判らず、どうする事も出来ず、卒業し、就職し、退職し、興した事業が当たって忙しく

なり、結婚もし、子供が生まれ、歳をとり…。






―ある日、某駅周辺の再開発に絡んだUは、そこが昔自分が住んでいた町だと言う事に気づきました。


駅を降りて、国鉄のだだっ広い敷地の脇を歩いてアパートに帰ったものだ。

横丁の商店街を抜ける時、良くアイツが夕飯の買い物をしているのに出くわしたなぁ…。

『あ、Uちゃん、晩御飯はカレーだよ〜』―なんてな。




いつもは、書類上で十億単位の土地を動かしている悪徳不動産業者のUも、一応人間らしい心根は残って

いた様です。


「まあ、大きな仕事だから、現地を見ておくわ」と言い訳しながら、いつも乗り回している高級車は会社

の地下駐車場に置いたままで、電車の切符を買いました。


駅を出ると、知ってはいましたが、国鉄の敷地だった所には巨大な、でも、無味乾燥なビルがそそり立っ

ています。

随分変わっちゃったなぁ。この調子じゃ、あのアパートも、商店街も、ありゃしないだろうなぁ。

そう思いながら、確かこっちの方…と歩いて行くと、ところがどっこい。商店街は、ありました。


そろそろ夕暮れの商店街は、昔からすると寂しくはなっておりますが、まだまだ地元のおばちゃん達が喧

騒をつくってくれています。


ああ、この肉屋のコロッケが旨いんだよな。あ、この酒屋。随分おまけしてくれたよなあ。あ、八百屋の

オバアチャン、まだ生きてたんだ。一体いくつなんだ、あのオバアチャン?


変わらないなあ。ここ。でも、俺の事なんか、誰も憶えてないだろうなあ。

そんな事を想いながら、ぶらりぶらりと歩いていると、気づけば、商店街を抜けようとしておりました。


ああ、駅に戻ろう…とした時。


Uちゃん!!お帰り〜!!」背後から、昔は聞き慣れていた声が。


思わず振り向くと、薄暮の雑踏の中に、カーディガンを着た、あの頃のままの彼女が、買い物籠をさげな

がら笑っていました。


あれ、俺がいつかアイツの誕生日に、なけなしの金で買ったカーディガンじゃないか。

彼女の羽織るベージュのカーディガンは、夕暮れの薄紅に染まっていました。


晩御飯、カレーだよ〜


―おう、おう。彼女の声に応えながら、慌てて袖で目に溢れたものを拭いて見ると。




そこには彼女の姿はなく、おばちゃん達の雑踏が相変わらず商店街の狭い道を埋めているだけでした。




いよいよ夕闇は濃くなり、水銀灯が灯りだします。

上を向いて歩くと、昔は影も形もなかった巨大ビルが、無味乾燥に自分を見下ろしているばかりでした。

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