街の怪

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返事

行きつけの美容室の、本人曰く「霊感が強い」、店長さんのお話です。

そんな店長さんは、予てから店の近くの踏切に異様な雰囲気を感じていたそうです。

 ある夜、新人の指導で、終電過ぎまで店にいた店長さんは、帰り際に件の踏切に差し掛かりました。

普段は賑やかな往来の踏切も、真夜中の事、人っ子一人通っておりません。

店長さんは、ふとした思い付きで、誰に向うとでなく、「おーい。」と声を掛けてみたそうです。

すると…誰も居ない踏切から、「はあい。」と、返事が還って来たと言うことです。




08年一発目です。踏切に纏わる怪談は良く耳にしますが、この話は何と無くほんわかムードが漂います。

お花見

県内に、N霊園と言う広大な墓所があるのですが、そこは花見の名所としても知られております。

シーズンには、桜を口実とした酔客が押し寄せ、情緒もへったくれもありません。

とは言いながら、何年か前、我々も店を挙げてN霊園に花見に行きました。人の事は言えません。

べろべろに酔っ払った挙句、私は取って置きの越乃寒梅の一升瓶を封切り前に割ってしまい、

大顰蹙を買ったりと、まあ、大騒ぎをしておりました。

夜も更けると、他の花見客も減り始め、周りは徐々に寂しくなってきます。

それでもしつこく居残っていた我々は、何時しか2〜3のグループにバラけ、飲んでいました。

30分程前に、肝試しだと言いながら墓地の奥に入って行った若手の集団が帰って来ると、口々に

「お化けが出た!!」と言います。

よせばいいのに、墓地の中で車座になって怪談話を始めた所、桜の木の袂に人影が現われたそうです。

白っぽいもやもやした感じで、はっきりとは見えないが、おじいさんの様に思えたと。

その人影は、煙が立ち上るように空に浮き上がり、消えてしまったそうです。
イメージ 1

                       ↑想像図




梅に鶯、桜に幽霊。なかなか風流ですなあ。

廃工場

同僚が、社会人になるまで住んでいた故郷に、地元では名の通った「お化け屋敷」があったそうです。

そこは、小さな町工場の廃墟で、彼が物心つく頃からずっと廃墟でした。

噂では、借金苦で心中した一家が化けて出るとか、殺され棄てられた女が出る、とか言われていました。

近所の悪餓鬼達にとっては、格好の肝試しスポットで、彼も何度か潜入しました。

しかし、ある日を境に、決してその廃墟には近付かなくなったそうです。

その廃墟に入り込んだ時、一緒に行った友達の背後に、女が立っているのを見てしまったからです。

イメージ 1

                       ↑想像図



なんか、余程怖かったらしく、余り詳しく話してくれませんでした。そりゃ、怖いわなあ。

雪の古病院

北の街に赴任していた時、営業の女の子と、隣の市まで夜訪に行きました。季節は冬です。

お客さん宅の近くに車を停めると、そこは木造2階建の古い病院がありました。

映画に出てきそうな、古めかしいが、立派な門構えです。

間口はさほどではありませんが、奥行きが長い。路地を覗くと、建物は向こうの通りまで続いています。

窓の明かりは全て消え、真っ暗ですが、玄関には電灯が灯り、積もった雪を照らしています。

客先の訪問を終え、車に戻る時、私は何となく病院の二階の角部屋を見ていました。

灯りはなく、真っ暗。何が見えると言う訳ではありません。ふと見ると、営業の子も同じ窓を見ている。

私たちは会話も無く車を走らせます。いつもなら、バカ話で盛り上がるのに、相手もおし黙っています。

国道に出ると、ようやく営業の子が口を開きました。

「マネージャーも、見た?」

「何を?」恐らくあの窓の事だろうと思いました。ゾクッとしつつ「何か見えたの?」と聞くと…。

「病院の、角の部屋で、女の子がこっち見てたでしょう?」「いや、俺は何も見えなかったけど。」

「うそ、ピンクのガウン着て、三つ編みにしてた女の子よ?」「いや…。その子がどうしたの?」

「頭のほうから、すーって、消えちゃった…。」




あんまり、脅かさないでよ、って感じでした。北の街はホント、幽霊譚の宝庫でした…。
因みに、「夜訪」とは何か?わからない方は、夜中の訪問者をご参照下さい。
因みに、タイトルは雪が「降る」と「古い」病院を引っ掛けておりますが、そんな事はどうでもいいですね。

橋の袂で

先輩の話です。

車で会社に通う先輩の通勤路に、卸売市場があり、すぐそばに橋が架かっているそうです。

夜になるとその辺りは、車はそこそこ走っているが、人通りは殆ど無い。そんな場所です。

先輩は、何となく気にしていたのですが、夜遅く帰ると、橋の袂に、いつも男の人が立っている。

ある夜、たまたま何人かの知人達を乗せ、その橋に差し掛かったそうです。

いつもの通り、男が見えて来たので何気なく「あの人、毎晩あそこに立ってんだよな…。」と言うと、

皆「え、どこ、誰?」「誰も居ないじゃん。」と言う。

先輩は車の速度を緩め、男を通り過ぎながら「ほら、そこ!」と顎で指しても、皆、見えない、と言う。

終いには橋を過ぎた所で車を止め、ちょっとムキになって、「あそこに居るだろ!」と指差すが…。

同乗している女友達が、「ちょっと、やめてよ。怖いよ。」と顔を強張らせる。

他の友人達も「誰も居ないよ、ビビらすなよ。」と気味悪そうにしている。

先輩は、あの男は自分にしか見えていない事に気づきました。

翌日、会社で、あの橋って何か変な噂ない?と聞いて見ると、そこの近所に住んでいる人が、

「随分前だけど、交通事故があって、暫く花束なんかが置いてありましたけど。変な話は聞かないな。」

詳しく聞くと、花束が置いてあったのは、丁度例の男が立っている辺りだったそうです。




先輩はそれからその橋を避け、遠回りして帰る様になりました。私も何度もその橋は通りますが、別に何も感じません。ただ、最近はその橋で検問をやる様になっているので、私も夜に通るのを避けています。(別に飲酒運転をしている訳ではありませんが。)

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