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子供の頃、ご近所のおばあさんから聞いたお話です。 そのおばあさんは生まれも育ちも横浜の生粋のハマっ子でした。 ずっと、横浜駅の傍に住んでいたそうです。 戦時中、横浜の繁華街に良く当たると評判の手相見のおじさんがいました。 おばあさんも子供の頃はよくその占い師さんからお菓子を貰ったりしていました。 繁盛していたのですが、ある時から店を出さなくなり、常連さんなどは随分心配していました。 ある時、母親と街を歩いていると、たまたまその占い師のおじさんを見かけました。 母親が今何処で店を出しているのかと聞くと、もう占いは廃業したと言います。 理由を聞くと、「死相が出ている人が余りに多くなったから…。」と。 それから間も無く本土空襲が始まり、横浜も猛烈な爆撃を受け、多くの人が亡くなりました。
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