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一昨年のこと。
お店をこよなく愛してくれた二人の女性が亡くなった。
☆ 一人は、大ママの長年のお稽古友達Nさん。
お店開店以来ずっとお食事、お茶、お客様ご同伴で
ダイニング、応接室代わり。出前も・・、殆ど毎日ご利用
いただいた。
子どもなくご主人も亡くなり食堂兼駄菓子屋を都市区画整理で
立ち退き、老境を悠々自適に暮らしておられたけど
徐々に体調が悪くなられお店に来れなくなり、出前が続いたのち
急に食欲が落ちそれも遠のいた、でも倒れる数時間前電話で
お弁当の注文、少し食欲出てこられたのか喜んでお届けした所
衰弱激しく、一人にさせられないと思ったら、甥が駆けつけるとのこと
心配しながらマスターが帰ってきた。
即入院、のち介護施設、また入院の後お亡くなりになったが亡くなる
数時間前、お見舞いに訪れるたび弱っていかれるNさんの話を自宅で
していると、閉まった玄関のセンサーの音が・・・・!
「ピンポ〜ン! ピンポ〜ン! ピンポ〜ン!」
ウルトラ君(シーズー犬)が部屋の中空を凝視しながら走りまわる。
「Nさんだ!よ、きっと。最後のお別れにきてくれたんダ。また
「ピンポ〜ン! ピンポ〜ン! ピンポ〜ン!」
さようなら、迷わないでね。
まず、ご両親を呼んでネ、ちゃんと導いてくれますヨ。
成仏してくださいネ。
お店を愛してくれて本当にありがとうございました。
☆もう一人のKさん。
亡くなる2年前からとっても気に入ってくださって
ひと夏、「おにぎりとカキ氷宇治金!」
糖尿の持病を持っておられたので野菜他一品を添える。
嫌いでも渋々食べてもらっていた。
たった一人の身内の姉を亡くされてから、急に体調を崩し
交通事故で入院、骨折が治るも院内感染で徐々に弱って
いかれた。入院中
「マスター! エビフライ持ってきて。すぐ食べたい!」
「ママの佃煮がないとおかゆが食べれヘン」か細い声。
最後はほとんど食べられなくなったのに
佃煮が欲しいと電話が・・・自宅に掛かってきた。
「ピンポ〜ン!」三回
また、ウルトラ君が部屋の中空を凝視、駆け回る。
「Kさんだ!」
「ピンポ〜ン!」三回。
親戚の人達とお通夜で思い出話が弾んだ。
「今日の死に顔一番美人やヮ、爽やかないい顔やったねェ・・・」大ママ。
よかったネ、寂しがりやのKさん。心温かいご親戚。
故郷へ連れて帰ってもらうんですネ。 合掌
玄関あらしで大ママ(母)のポシェットが盗まれ
取り付けた玄関ドア上のセンサーが教えてくれました。
今は、スイッチ切ってます。
取られて惜しいもの・・・何もないから。心は盗めない。
(凄い音量で鳴らすんだもの母が・・・・、たまりましェ〜ン!)
追記 盗まれたポシェットは翌日近くのお寺の大きな桜の木の根元に。
財布の名刺を見てお寺の坊守様から電話がありました。
警察に届けを出していたので、後に保険で盗まれた金額近く
返って来た。 電話頂いたお寺は何時もお昼弁当をお届け
しているお寺さまでした!
保険会社から「ポシェット汚れたでしょ、鞄代請求してください!」
「汚れてたけど、フェイラーやから洗えますネン!」大ママ。
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