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運転士資格を持つ国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)の組合員13人を運転士に登用しないのは、JR東日本の不当労働行為にあたるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は18日、JR側の上告を退ける決定をした。組合差別があったことを認め、JR側の訴えを退けた1、2審判決が確定した。
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労働争議関係
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キヤノンの子会社で請負社員ら1,000人以上の削減を決めた大分キヤノン(大分県国東市)に10日、同社の派遣や請負社員でつくる労働組合が雇用維持などを申し入れた。 労組は「正社員とともに汗を流してきた派遣や請負社員の雇用確保に尽くしてほしい」と強調し、人員削減の対象となった場合でも、寮などからただちに退去を求めないよう要求。 労組によると、同社からは10月中旬に減産の方針が伝えられた。その後、派遣会社から雇用契約の途中解除や更新取りやめの通知が相次いだという。今月4日にはキヤノン本社や厚生労働省などにも同様の要請をした。 支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「ガテン系連帯」の小谷野毅事務局長は「労働者は突然解雇され寮を追い出されても行くところがない。会社にはしっかりした対応を求めたい」としている。
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トラックを製造する日産ディーゼル工業(埼玉県上尾市)で働く派遣労働者3人が8日、派遣契約の中途解約を通告されたとして日産ディーゼルユニオン(荒井健太郎委員長)を結成、通告の撤回と雇用継続などを求め同社と派遣会社に団体交渉を申し入れた。組合に加入した労働者はそれぞれ派遣会社が違うが、まとまって撤回を申し入れる。 組合のメンバーは先月18日、契約途中の今月18日での解除を通告された。荒井委員長は今年9月から同社に派遣され、3カ月更新で11月に契約を更新していた。3人は住んでいる寮からの退出も迫られているという。 同社は生産台数の減少で、1159人(10月1日現在)いる派遣労働者のうち今月末までに200人程度の削減を公表。同社広報は「コメントできない」と話している。
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東京海上日動火災保険が組合分裂後の組合費をチェックオフし、分裂後の多数組合に渡したうえ、便宜供与についても多数組合と差を設けているとして、少数組合から不当労働行為の救済申し立てがあった事件で、中央労働委員会は17日に命令書を交付した。初審命令と同様に不当労働行為と認定したうえで、チェックオフ協定について組合と継続協議することなどを内容とする文書手交を命じた。 命令のポイント (1)会社が、組合が事実上分裂した後、分裂以前の協定を根拠に組合費をチェックオフし、自ら協定の承継者と認めた多数組合へ引き渡し、少数組合からの返還要求に応じなかったこと、少数組合に対し時間内組合活動、会社施設の利用等便宜供与の面においても、多数組合との間に差異を設けていたことは、労働組合法第7条第3号の不当労働行為に該当する。 (2)その後会社が、チェックオフした組合費の返還や便宜供与に関する提案をし、時間内組合活動について協定を結んだことによって、少数組合の救済利益が消滅したとはいえない。 |







