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中国の尹蔚民人事社会保障相は、8%の経済成長目標を達成しても、今年の同国の雇用創出が1200万人と、必要な規模の半分程度にとどまるとの見通しを示した。
同相はウェブサイトに21日掲載した声明で、雇用不足の規模は昨年より大きくなると指摘。「失業者を取り巻く環境は厳しい状態が続いている」と述べ、「労働市場の需給ギャップはさらに拡大した」と語った。昨年の数値については明らかにしなかった。 同相によれば、新卒大学生や地方出身の労働者、低所得の都市住民の就職が最も難しい。国際的な金融危機に伴い輸出企業への就職機会が急減するとともに、技術の向上で労働集約型企業の募集も減っているという。
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海外事情
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米労働省が17日発表した6月の各州別の失業率(季節調整済み)によると、経営破綻(はたん)して再建中の米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの本社や工場があるミシガン州が最悪の15.2%に上昇した。 全米の州で失業率が15%台を記録したのは1984年3月のウエスト・バージニア州以来25年3カ月ぶり。全米の6月の失業率9.5%に比べても高く、GMなどの破綻が地域の雇用情勢に大きな悪影響を与えていることが浮き彫りになった。 同州の失業率の見通しについて「(GMなどの)立て直しの過程で今後さらにひどくなる恐れがある」(米アナリスト)との見方も出ている。 労働省によると、ミシガン州は景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月比で3万1,300人減少、前年同月比では33万7,600人減った。失業率は前月から1.1ポイント上昇、前年同月からは7.1ポイントも跳ね上がり、ともに全米で最も上昇幅が大きかった。 GMなどは連邦破産法の手続きを終え、再生に向けて動きだしたが、再建計画の一環として大幅なリストラを行っており、部品メーカーや販売店にも人員削減の動きが波及しているとみられる。 ミシガン州の失業率は昨年6月時点で8.1%だったが、その後、一貫して上昇を続けている。
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19日付の中国紙、新京報によると、中国政府は今年の中国の失業人口が
4,000万人を超えるとの見通しを示した。昨年来、世界的な不況で輸出が 打撃を受け、農村から都市部への出稼ぎ労働者「農民工」らの失業が社会 問題化しているが、失業人口のうち約60%が農村の余剰労働者や国有企業 を解雇された人たちという。一方で、家事サービスは需要が旺盛で1,000万 人以上が不足しているとして、中国政府は同サービスの従業者を今年、20 万人育成していく。 |
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米労働省が19日に発表した5月の各州ごとの失業率によると、米連邦破産法の適用を申請し経営破綻した米自動車大手ゼネラル.モーターズ(GM)とクライスラーの本社があるミシガン州は、全米で最悪の14.1%に達した。米メディアによると、1983年7月以来、約26年ぶりの高水準となった。 GMやクライスラーは、再建のために大規模な人員削減を計画。部品メーカーや販売店への影響も拡大しており、自動車関連産業が集まるミシガン州では「今後も失業者は増加し、過去最悪の水準(82年11月の16.9%)に迫る恐れがある」(米アナリスト)という。 失業率は50州のうち48州で上昇し、カリフォルニア州が11.5%、オレゴン州が12.4%など8州で過去最悪の水準となった。5月の全米の失業率は9.4%と前月から0.5ポイント上昇している。
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[ニューヨーク 15日 ロイター] 米国のクレジットカード利用者によるデフォルト(債務不履行)が5月に過去最悪を更新し、米国の消費者が置かれた厳しい状況が浮き彫りになった。
デフォルト率の上昇が顕著だったのがバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>。5月のデフォルト率は12.50%と、4月の10.47%から上昇した。アナリストによると、バンカメが近年、信用度の低い顧客へのクレジットカード発行を急速に拡大してきたことが影響した。 アメリカン・エキスプレス(アメックス)<AXP.N>が当局に提出した報告書によると、同社のデフォルト率は10.40%と、9.90%から上昇した。 アメックスのクレジットカード関連収入は米国市場全体の約25%を占め、特に住宅市場の危機とそれに伴う失業率の上昇で大きく打撃を受けたカリフォルニア州とフロリダ州におけるエクスポージャーが高い。 シティグループ<C.N>のデフォルト率は10.50%と、10.21%から上昇した。JPモルガン・チェース<JPM.N>は8.36%と、8.07%から上昇したが、大手クレジットカード会社のなかではデフォルト率は最も少ない。 また、規模が小さいキャピタル・ワン・フィナンシャル<COF.N>やディスカバー・フィナンシャル・サービシス<DFS.N>では、デフォルト率の上昇幅は予想を下回った。デフォルト率は、キャピタル・ワン・フィナンシャルが8.56%から9.41%に、ディスカバー・フィナンシャルは8.26%から8.91%に上昇した。 グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのポートフォリオ・マネジャー、ウオルター・トッド氏はクレジットカード業界全体について「デフォルト率は過去最悪を更新した」と述べた。 クレジットカード利用者によるデフォルト率は失業率の上昇と連動することが多い。米国の失業率は5月に26年ぶりの高水準となる9.4%に達し、今年末までには10%を超えるとみられている。アナリストや銀行幹部は、クレジットカード業界全体のデフォルト率が10%を今年中に超えた場合、業界全体の貸し倒れ損失額は700億ドルを超えると試算している。 |





