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民間給与 年23万円減  昨年 最大の下げ幅
2010年9月29日  読売新聞

 民間企業の従業員や役員が昨年1年間に得た平均給与は405万9000円で、前年を23万7000円(5.5%)下回り、2年連続で減少していたことが、国税庁の民間給与実態統計調査でわかった。1949年に統計を取り始めて以来最大の減少となった前年の7万6000円(1.7%)減を大きく上回り、89年当時の水準にまで落ち込んだ。
 発表によると、年間を通して民間企業に勤務した給与所得者数は4506万人(男性2719万人、女性1786万人)で、給与総額は14兆1925億円(7.2%)減の182兆8745億円。男女別平均給与額は男性が499万7000円、女性が263万1000円だった。
 給与額別の分布を見ると、300万円超400万円以下が815万人で最も多く、400万円以下の占める割合が56.6%から60%に拡大した。
 業種別で見ると、トップが「電気・ガス・熱供給・水道業」の630万円で、最下位が「宿泊業、飲食サービス業」の241万円。下落率では前年比10.3%減となった「製造業」(444万円)が最も大きかった。
 
労働紛争相談、7年連続で過去最多更新 厚労省集計
5月26日 産経新聞

  解雇やいじめなど労働者個人と企業側とのトラブルについて、各地の労働局の「個別労働紛争解決制度」に寄せられた相談が平成21年度は約24万7千件と前年度より4・3%増え、7年連続で過去最多を更新したことが26日、厚生労働省の集計で分かった。
 厚労省は相談が増えたことに「リーマン・ショック以降の雇用情勢悪化の余波が続いたことが背景にあるのでは」としている。
 相談の内訳は、解雇が前年度より0・5ポイント減ったが全体の24・5%を占め最多。続いて労働条件引き下げが13・5%(前年度比0・4ポイント増)、いじめ・嫌がらせが12・7%(同0・7ポイント増)、退職勧奨が9・4%(同1・0ポイント増)。いじめ・嫌がらせの比率は過去最多だった。
09年度の給与減少率が最大に 景気低迷で
2010年5月17日 共同通信
      
 厚生労働省が17日発表した毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上の事業所)の2009年度まとめによると、すべての給与を合わせた現金給与総額(月平均)は、前年度比3・3%減の31万5311円で、現行の統計では最大の減少率となった。
 世界的な景気低迷で、ボーナスや残業代が大幅に減少したことが影響した。現金給与総額の減少は3年連続。
 ボーナスなど特別に支払われた給与は10・8%減の5万3046円で、減少率は過去最大だった。残業代などの所定外給与も7・9%減少し、1万6987円だった。基本給などの所定内給与は、1・1%減の24万5278円だった。
 所定外労働時間の月平均は9・4時間となり、前年度より8・5%減少。労働者の数は4399万6千人で前年度と変わらなかった。
 
 
20、30代の自殺率最悪 失業、貧困…若者にズシリ
2010年5月13日 中日新聞
 イメージ 1
 警察庁は13日、昨年1年間に全国で自殺した3万2845人の年代や動機別の統計を公表した。20代、30代の自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)が過去最悪となり、動機別では、失業や就職失敗、生活苦など経済的要因での自殺者数が前年より増加した。
 昨年の自殺者数は前年比で596人(1・8%)増加した。1998年に3万人を超えて以来、12年連続で3万人を超えた。
 年代別の自殺者数は50代が6491人で最も多く、次いで60代の5958人、40代の5261人、30代の4794人の順だった。20代は3470人。前年比で、30代以外はいずれも増加し、40代の増加幅が最大だった。
 自殺率では、50代が38・5人で最も高く、次いで60代が33・5人、40代が32・1人だった。
 20代の24・1人と30代の26・2人は、ともに統計が残る1978年以降で最悪。自殺率が低かった90年代前半は、20代は13人前後、30代は15人前後だった。
 原因・動機を特定できたのは2万4434人。警察庁は2007年以降、1人につき判明分を3項目まで記録しており、「うつ病」などの健康問題が1万5867人で最も多かった。
 次いで経済・生活問題が8377人、家庭問題4117人、「仕事の失敗」や「職場の人間関係」などの仕事関係が2528人などだった。
 経済・生活問題を詳細にみると、「失業」が1071人で前年比65・3%と大幅増。中でも、30代は前年比で88%も増えた。「生活苦」は1731人で34・3%増。「就職失敗」は4割増の354人で、うち20代が122人で年代別で最多だった。

フリーター6年ぶり増 09年178万人 厳しい正社員就職

2010年4月10日 東京新聞夕刊イメージ 1
 
 アルバイトなどで働くフリーターの数が、二〇〇九年平均で前年比八万人増の百七十八万人となり、六年ぶりに増加へ転じたことが、十日までに総務省の調査で分かった。景気低迷で正社員への就職が難しかったことが原因で、若者の就職環境の厳しさがあらためて浮き彫りになった。
 厚生労働省などによると、就職を希望する今春卒業の高校生や大学生のうち、今年一月末時点で約二割は就職先が決まっていない。厚労省は「正社員を目指しながら、当面はフリーターで生活費を稼ごうとする卒業生も多いとみられ、一〇年も増える可能性がある」としている。
 フリーターは職業能力を高める機会に恵まれないため賃金が上がりにくく、雇用も不安定だ。若者が安心して働けるようにするため、政府は雇用安定化策の強化を求められそうだ。
 総務省は、学生や既婚女性を除き、十五〜三十四歳で、アルバイトやパートで働く人らをフリーターと定義している。同省の調査で、男性のフリーターは八十一万人と前年より五万人増加。女性も三万人多い九十七万人となった。
 正社員としての就職が、より難しいとされる二十五〜三十四歳の「年長フリーター」は、男性が四万人増の四十三万人と増加が目立つ。十五〜二十四歳も一万人増の三十八万人だった。
 一方、女性は年長フリーターが前年と同じ四十八万人で、二十四歳以下は三万人多い四十九万人となった。
 

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