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富山・隠し文学館花ざかりの森を訪れる。
ここは、2月25日から3月20まで、『三島由紀夫 展Ⅴ』を開催。
この文学館は毎年この時期だけ定期開館。その他は予約が必要という、個人的な感じの文学館。
しかも、三島に関するものばかりという徹底ぶりである。
「-『見る三島』と『見られる三島』-」という副題がつけられている展示である。
三島は自分で映画に出演したり、ボディービルで身体を鍛えたりと、見られることについても意識的であった作家である。
「『見る三島』の確かな精神は、『見られる三島』においても揺るぎない姿勢を貫いていた」とは、チラシのことばであるが、まさしく見る-見られるという視点から考えられるべき作家であったと思う。
隠しには「ポケット」の意味もあるという。「隠れた小さな文学館」というコンセプトは、館長の趣味もあるのだろうが、かなりいいと思う。
富山で三島というのは、やや意外でもあるが、この小さな文学館は、とても文学的な空間であることは確かであろう。
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