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何の変哲もない、三針の自動巻です。状態は可もなく不可もなし。
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文字盤にautomaticとしか描いてないのですが、キャリバーNo.が291であることがわかりましたので

検索してみると、主に古いコンケストに搭載されていた機械のようです。

針もネット上のコンケストの写真と同じ。

砂時計マークがアプライドの時計は高級ライン、という噂を聞いたことがありますが、どうなんでしょう?


こいつも裏蓋が固かったらどうしようと思いましたが、比較的簡単に開きました。ローターに

若干歪みがありますが、動作に問題はなさそうです。
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文字盤を外しました。日の裏には装飾がありませんが、仕上げはちょっときれいです。
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見慣れない星形の部品があります。これは何でしょうか。

オシドリ押さえ、カンヌキ、オシドリは片面がぴかぴか、もう一方はヘアライン仕上げです。
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表に移り、受けを外しました。ガンギの受けが単独になっています。
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香箱真の角穴車が付く四角がきれいに加工されています。軽く二面を取っただけみたいな

時計を見慣れているので、ちょっと感動しました。
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香箱には"SELF LUBRICATED MAINSPRING"と書いてあります。これは初めて見る表記です。

含油メタルでも使っているのでしょうか?
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恐る恐る開けましたが、特別変わったところはなかったので、今まで通り洗ってグリスをつけました。

自動巻ユニットを裏から見たところです。
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原理自体は一般的なやつで、ワンウェイ機構を持った二つの歯車がローターの左右回転を一方向に

整流して左の大きいギアを介して角穴車に伝えます。困ったのはローターの外し方です。

ローター真にカンヌキを挿して抜けないようにしているのだと思いますが、外れてくれないので

裏側からばらして外しました。


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部品を洗浄して組立です。実は、前々回のゴールドフェザーから洗浄液を

ベンジンから水性のものに変えました。きれいになるのはいいのですが、乾燥が大変。今回、ちょっと

事情があって水に浸けたままにする時間が少し長かったため、めっきされてない部品を

さびさせてしまいました。安いジャンクなら笑って済ませるのですが、

これをロンジンの時計でやってしまったのは個人的に悔いが残ります。


気を取り直して、地板にテンプの耐震装置を取り付けます。

284もそうだったのですが、受け石の平面側に円形の線が入っています。
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最初は汚れの線と思ったのですが、擦っても取れないので意図的に刻まれているようです。

その目的が、推測ではありますが今回わかりました。たぶん、オイルを周囲に拡散させないための

バリケードだと思います。受け石と穴石の接触面にオイルが触ってしまったら、そこからどんどん

拡散してしまうので、それを防ぐためには有効だと思います。

しかし、小さいサファイアの面に丸く傷を付けるって、どうやるんでしょうね・・・続く

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