___SEIKO

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
今回の時計は、セイコーのスポーツマチック5デラックスです。

搭載キャリバーは7619A。秒針規正付きで、日付早送りボタンが

ついているのが特徴です。
イメージ 1


この時計を入手したのは、以前に分解したスポーツマチック5デラックスの

日車に難があったため、その交換用部品を取ろうと考えたためだと思います。

過去の記事はこちら☞


しかし、あまり問題のない時計をただの部品取りに貶めてしまうのは

忍びない、ということで再生させることにしました。
イメージ 2


機械はローターに若干腐食が見られますが、それほど悪くはないようです。
イメージ 3


文字盤もまあまあですね。この機械は機械と文字盤のクリアランスを保つのに

わっかではなく3本のピンを立てています。ですから、無理な力をかけて

ピンの部分が変形している個体がみられますが、これは大丈夫みたい。
イメージ 4


文字盤を外すと、日車、曜車があるわけですが、今回は見慣れぬものが。
イメージ 5


曜車の上にワッシャーが乗っています。曜車を外すと、筒車の上に座金。
イメージ 6


今までの7619Aは、この座金が曜車の上に乗っていました。なぜこんなことに?


分解を進めると、二つ目のトラブルが。裏押さえのバネが折れています。
イメージ 7


裏押さえが折れているのは久しぶりです。どうすっかな。


とりあえず日の裏側の分解が終わりました。例によって、ダイヤフィックスは

外さずに洗浄します。
イメージ 8


そして、表側を分解。
イメージ 9
イメージ 10


その過程で、こんなものが出てきました。
イメージ 11


最初は何だかわかりませんでしたが、部品の厚みからしてEリングではないかと

気づき、ケースを確認しますと、やはり日付送り用ボタンのEリングが

ありませんでした。
イメージ 12


さて、どうすっかな。


分解がすべて終わった後、ガラ箱を漁ります。そしたら、いいものが

見つかりました。だいぶ前に落札したジャンクセットの中の一つで、

相当ヤレているので全然手を付けないままだったやつ。これなら

部品取りにしても惜しくありません。
イメージ 13


裏蓋を開けたら、自動巻きがありません。こりゃ完全にドナーです。
イメージ 14


この個体も曜車の上に銅色の座金があります。組立時はこの

パターンにすることにします。
イメージ 15



さて、問題のあった部品の組み換え品が揃いました。組立を始めましょう。
イメージ 16


巻真まわりの部品をつけて、表側に移ります。
イメージ 18


輪列、秒針規正レバーを取り付けます。
イメージ 19


受けを取り付け、ザラ回し後、角穴車、アンクル、テンプを取り付けます。

受けのダイヤフィックスは、片方だけ異物が残っていたため分解して洗浄しました。
イメージ 20


ここで、本来ならテンワが振動するはずなのですが、今回はなぜか非常に

動きが悪い。思い当たる節がないなーと原因を探していたら、なんと、

地板にダイヤショックを取り付け忘れていたことがわかりました。

ダイヤフィックスの方に気を取られていたようです(^_^;

その後、日の裏側の残りの部品を取り付けて
イメージ 21
イメージ 22

(写真では座金が筒車の上にありますが、撮影後に移動させてます)

文字盤と針を取り付けて、
イメージ 23


ケースに入れて完成。
イメージ 24


裏蓋をよく見たら、クラックが入ってました。防水性は皆無ですね。
イメージ 17


汗や手洗いには気を付けないと。
イメージ 25


ラグの上面がヘアラインになっていたような跡があったので、

再現してみましたが、つるつるポリッシュでもよかったかな。
イメージ 26

開く コメント(8)

SEIKO ELNIX 0703-7070 16J

G.W.第三弾は、セイコーの電磁テンプ式腕時計、エルニクスです。Cal.No.は0703A、16石。
イメージ 1


インデックスはローマ数字で、いい雰囲気ですがプリントです。'75年製ですから、モデルとしては

末期に近い方ですか? 裏蓋も簡素化されたデザインです。
イメージ 2


入手時は当然止まってました。一応、動作確認のため電池を載せたら動き出しました。
イメージ 3


安心して分解を開始します。

まず、巻真の抜き方ですが、竜頭を2段引きます。

すると、奥にポッチが出てきます。(黄色丸)
イメージ 4


ここを押して巻真を抜き、機械を取り出します。
イメージ 5


針、文字盤はきれいですね。

文字盤を外すと、見慣れた風景。ただ、Cリングがやけに固かったです。
イメージ 6


曜車の下。部品の機能はわかりますが、形状や並びは今までとちょっと違うような。
イメージ 7


どんどんばらします。
イメージ 8



次に表側です。
イメージ 9


テンプを外す前に、電子基板を外しておく必要があります。
イメージ 10


輪列受けを外します。
イメージ 11


シチズンのコスモトロンと比べると、ずいぶん簡素な気がします。

分解が終わりました。
イメージ 12



風防は、深い傷は少ないものの、細かい傷が無数にある状態。径は30mmで

汎用風防の在庫があったのですが、ベゼルで押さえつける構造のため厚みの関係で

汎用風防が使用できず。やむを得ず研磨することにしました。
イメージ 13


写真は研磨用ホルダー(フィルムケース)にホットボンドで貼り付けたもの。


さて、洗浄後組み立て開始。地板にダイヤショックをつけて注油します。
イメージ 14


続けて日の裏をやるか表に行くか迷いましたが、表からやることにしました。

輪列までを取り付けます。インデックス車のラチェット機構は、受けを取り付けた後に

組み付けます。ここはとんぬらさんのブログを参考にさせていただきました。
イメージ 15


受けをかぶせてザラ回し、アンクルを取り付けてからラチェット機構を取り付け、
イメージ 16


テンプを取り付けてから基板を取り付けます。
イメージ 17


ここで電池を載せて動作チェック。動いてくれました。
イメージ 18


表側はほぼ終わりましたので、日の裏に移ります。


カレンダー送り車です。日送り爪と曜送り爪の間にワッシャーが入っているのですが、

こんな風に取り付けるものと思います。
イメージ 19


真ん中の歯車は摩擦車になっていますので、注油は確実に。
イメージ 20


その後、残りの部品を組み付けていきます。
イメージ 21
イメージ 22


この機械は、日の裏の方が複雑ですね。

日車押さえに輪列の穴石がついてます。なんか、すごい(黄色丸)。
イメージ 23



ケースはまだバラバラなので、ケースに入れて針を挿すことにしました。
イメージ 24


針挿し完了。
イメージ 25


この後、風防を載せてベゼルを圧入して完成。
イメージ 26


ガラス風防は、だいぶ傷が取れました。深い傷以外は、もう少しでなくなりそうですが、

エッジに欠けがあることから、そこまでやる意味もなかろうということで、わずかに傷を残しています。

その気になればすべて消せる!とわかったので、いずれ実行しましょう。
イメージ 27


たぶんやんないな・・・

開く コメント(9)

今日は15日。お月様も十五夜ですね。こういう日が珍しいのかどうかわかりませんが、

13日の金曜日よりは珍しいのではないでしょうか。


さて、久しぶりの分解です。

今回取り上げるのはセイコー スポーツマチックカレンダー 820。
イメージ 1


ご覧の通り、外観はけっこうやられています。針、文字盤は比較的きれいみたいですが、

風防は傷だらけ、1時から2時あたりが割れています。これは修復できないでしょう。

裏蓋はスナップ式ですが、シリアル番号がある以外は模様が何もありません。
イメージ 2


ネットの画像検索結果によると、二段目の傾斜部にぐるっと文字が書いてあるのが

出てきましたが、モデルが違うのでどれが正しい姿なのか、定かではありません。


裏蓋を外します。機械は外観に比べるとずいぶんとマシに見えますね。
イメージ 3


竜頭近くのケースサイド、腐食がかなり進んでいます。銅合金にめっきのケースは

こうなっているのが多くて参ります。あまり手間をかけても得るものが少なそうなので、

適当に切り上げようと思います。


分解前の調子を見てみました。それほど悪くないようです。
イメージ 4


ケースから機械を取り出しました。文字盤、針はまあまあですね。
イメージ 5


針と文字盤を外し、日車押えを外します。
イメージ 6
イメージ 7


日車の内爪の形が珍しいです。

手巻き機構、カレンダーの早送り機構がないので、日の裏は比較的単純です。
イメージ 8


日送り車の爪が退避式なので、針を往復することで日付の早送りができることがわかります。

日の裏側の分解が終わりました。続いて表側を分解します。
イメージ 9



ローターはケースから出す前にはずしました。主ゼンマイを解放してから分解していきます。
イメージ 10


マジックレバー、一番受け三番受けを外します。ごく普通の輪列です。
イメージ 11


外した香箱をチェックします。滑り始めの前後のトルク差はちょっと大き目でした。
イメージ 13


香箱の中はかなり乾燥していましたね。
イメージ 12



ケースはめっきなので軽く表面を磨いた程度。ベゼルと裏蓋は傷取り研磨をして、メタルクリーナーで

超音波洗浄。めっきがはがれたところが目立ちますので、めっき工房でめっきすることにします。
イメージ 14


めっき工房の標準セットでは、銀色のめっきはニッケルしかありませんのでこれを使います。

しかし、開封してだいぶたつためか、析出物が多く、湯煎しても溶けきりません。そのせいなのかどうか

わかりませんが、結果はあまり芳しくありませんでした。


さて、洗浄が終わりましたので組み立てに入ります。
イメージ 15


ダイヤショックをつけて二番車を取り付けました。この後香箱、ガンギ車、三番車、四番車を取り付けます。
イメージ 16


受けをつけてザラ回し。そして角穴車を取り付け。角穴車の上のワッシャーは、マジックレバーの受けを

担っているそうです。のちの機械では、角穴車自体がこの凸形状を持つようになっています。
イメージ 17



次にアンクルをつけてアンクルチェック、そしてテンプを取り付けます。ガンギ車とアンクルには

エピラム処理をしました。これでひとまず表側は終わり。
イメージ 18



日の裏は難しいところはないのでさーっと取り付けます。
イメージ 19


そして日車、日車押さえを取り付けます。
イメージ 20


マジックレバー周辺を組み立てておきます。
イメージ 21


機械に文字盤と針を取り付けます。
イメージ 22



竜頭もかなり腐食していたのですが、よく似たサイズのものがあったので交換。
イメージ 23


機械にケースをかぶせます。風防は日付のレンズがなく、角もとがったヨシダの

互換品ですが、きれいな風防はやっぱりいいですね。
イメージ 24


機械枠を入れてねじ止めし、
イメージ 25


マジックレバー、ローター、ガスケットを取り付け。
イメージ 26


タイムグラファーにかけてみました。分解前とあまり変わりませんね・・・
イメージ 27


とりあえず完成。ギラギラ文字盤が個性を主張しています。ケースサイドを見ると

ガックリきますが、正面から見ている分にはまずまずの外観でしょうか。
イメージ 28



今回はトラブルは何もありませんでしたので、作業時間も短めでした。

開く コメント(0)

それでは前回の続きを始めたいと思います。

洗浄が終わり、組立開始です。まずは地板にダイヤショックを取り付け、二番車以降、

写真に写っている部品を取り付けます。
イメージ 1


次に三番車、秒クロノグラフ車と受け(名称不明)を取り付けます。
イメージ 2


そしてクロノグラフ受けを取り付けます。この段階でも輪列のホゾはフリーです。
イメージ 3


その上に発停レバーと作動カムを取り付けます。前回、ピラーホイールと書きましたが、

「作動カム」が正式名称のようです。この方がしっくり来ます。
イメージ 4


さらにクロノ部品を取り付けていきます。
イメージ 5

写真右の黄色丸の中を見てください。隙間がありますが、ちょっと記憶の片隅に留めておいてください。

次に一番受けの取り付けですが、裏から取り付ける部品があるので忘れずに。
イメージ 6


この受け、香箱真を含めて5本のホゾを受けていて、それぞれが長いせいか、取り付けに

大変苦労しました。これでやっとザラ回しができます。
イメージ 7


残りの部品を取り付け、表側はほぼ完成。
イメージ 8



あまり書きたくないんですけど、ここまで来るのにいくつかの部品が行方不明に

なっているんです。ジャンクから取ってきて事なきを得た部品もありますが、どうしても

見つからない部品があって、えらく時間を浪費しました。なにしろ、洗浄から組立開始まで

1週間以上時間があいてしまったので、いつ何があったか何も覚えていません(^_^;

見つからないのはアンクル受けか日車押えのねじ。他のねじよりピッチが小さいのです。

一方、一番受けなどに使えるねじが1本余りました。どういうこと?

本来は総ばらしすべきところですが、一番受けの取り付けをもう一度やるのは

うんざりだったので、今回はこのまま作業を続けることにしました。

よいこのみなさんは反面教師としてください。


続いて日の裏です。とりあえず分解時の写真通りに部品を取り付けます。
イメージ 9


さらに続けます。この後は日車の取り付けになります。
イメージ 10


日車、日車押え、曜車、Eリングを取り付けます。
イメージ 11


木曜日のところ、ネジ穴が明いていますが、ここにつくネジが行方不明です。

それから、30日のところにある筒が12時間積算計の針のハカマに相当する部品で、

12時間積算車の筒に圧入されているんですが、よく見ると二面が切ってあります。

ということは、針を挿す前に0位置を出しておく必要がある。

でもそのやり方がかわからず、とりあえずつけちゃいましたが、針挿し後、やっぱり

駄目なことが判明。また文字盤を外してやり直しです。ちゃんと0位置を合わせるには、

やはり文字盤を取り付けた後に針を挿さなければならない。そうするためには

こういう形にしておけばいい。
イメージ 12


分解時、こういう形にならないので気づくのにちょっと時間がかかりましたが、これでなんとか解決。

風防を外したままのケースに入れて、クロノ針の取り付けをしたところです。
イメージ 13


専用機械台がなくてもなんとかなります。

いったん機械を取り出して、ケースに風防その他を取り付け、機械を再び入れて
イメージ 14


ローターを取り付けます。これで裏蓋を取り付けて完成。


その前に、プッシャー歯車の謎を。

実は、針を挿す時にプッシャーを押したところ、ストロークが全然足りず、針を帰零させられない

ことがわかりました。

次の写真がプッシャーを分解した時に出てきた部品。
イメージ 15


いかにも手作り風のCリングとバネが一つ、正体不明の歯車。どう考えても正常じゃありません。

で、過去の7015の写真を見たら、あちらはこういう構成でした。
イメージ 16


こうなると、プッシャーさえ正規の部品なのか怪しい。でも、これしかないので元に戻します。

取り付け後に確認してみると、プッシャーが一番外に出た状態で、プッシャー内側の先端が

ケース内周よりだいぶ奥にあります。
イメージ 17


これが原因なのかはわかりませんが、ストロークが足りない分を補うために

どこかから持ってきた歯車を貼り付けたということのようです。

仕方がないので、同じように貼り付けます。
イメージ 18


原因として考えられるのは、上の方で記憶の片隅においといてもらった黄色丸の

部分です。あの隙間は、7015の写真をみるとやはり断裂です。検証してみないと

わかりませんが、この破損のせいでうまく帰零しないということはあり得るのではないか。

そんな気はしますが、今はとても詳細を検証する気持ちになれません。


それから角が丸いケースですが、エッジを出してやろうと勇んで作業に入ったものの、

大変根気のいる作業であることがわかり、途中で断念してしまいました。

せっかくですので写真を載せることにしましたが、あまり変わらないかな・・・

上が作業前、下が作業後です。まずはラグの部分。
イメージ 19
イメージ 20


裏蓋。
イメージ 21
イメージ 22


ケースサイド。
イメージ 23
イメージ 24



とりあえず、動いてはいるのでこのまま使います。気持ちの余裕が出てきたら、

ネジの探索含めてやり直したいと思います。
イメージ 25

開く コメント(4)

久しぶりの投稿となってしまいました。

今回は、セイコーの自動巻きクロノグラフを分解します。

セイコーの自動巻きクロノグラフにはいくつか種類がありますね。

60秒/30分積算計の6139 (7018もあるが、これは未体験)
60秒/30分/12時間積算計の6138
60秒積算計のみの7015
30分/12時間積算計が同軸の7016

セイコーの自動巻きクロノグラフは、通常の秒針がないのが共通点です。

それが不満の一つではあるのですが、もともと低コストを目指して開発された

という話もあり、それがほんとなら仕方がないかな、って感じです。


今回やるのは30分/12時間積算計が同軸のタイプです。
イメージ 1
イメージ 2


外観はひどいとは言えませんが、かなり手が入っているようです。ずいぶんと時間をかけて

バフ掛けしたようで、全体的に丸くなっています。オリジナル状態をしらないので、もともと

角が丸いデザインだったのかもしれませんが。


入手時には知らなかったのですが、この機械はフライバック機能を持っています。

シチズンのチャレンジタイマーみたいなものですね。
イメージ 3



では、さっそく分解に入ります。

機械を取り出そうとしてあれっ!? オシドリピンが見当たりません。

6秒ほど考えて、解決。以前やった機械にもありましたが、巻真を引き出すと

押すところが出てくるタイプなのでした。左が押し込んだ状態、右が引き出した状態です。
イメージ 4


文字盤は薄汚れていますが、それほど傷みはありません。
イメージ 5


針ともども、できるだけいじらないようにします(^_^;

ケースを分解しようとして、変なものが目に入りました。リセットボタンの先端に

歯車がついています。巻真に歯車がついている時計は見たことがありますが、

プッシャーに歯車がついているのは初めて。そもそも、どうやって回すの?
イメージ 6


取らないと分解できないので取っちゃいましたが、接着剤でくっついていました。

大きな謎でしたが、これがついていた理由は後でわかります。


針と文字盤を外しました。大きすぎるのではないかと思えるEリングで留められている

曜車には、「スペイン」と書いてあります。親切ですね。
イメージ 7


続けて日の裏を分解していきます。日車押えと日車を外すと、日の裏の全貌が明らかに。
イメージ 8



日躍制レバーが変なところにありますが、気にしないでください(^_^;

この場面で目に付くのは、左側にある*形のバネがついた歯車ですね。これは

12時間積算計の歯車です。セイコーの6138やETA7750などは、香箱から直接動力をもらって

12時間積算計を回しますが、この7016は秒クロノグラフ車から3つの歯車を介して

動力が伝わるようです。

それから、5時の位置にあるのは曜日早送りのツメです。

オシドリとカンヌキが一体化していて、バネも共用化されているようです。
イメージ 9


この辺りは7015と同じですか。


次に表側です。この辺も70系そのままですかね。
イメージ 10
イメージ 11


ちなみに、黄色丸の部品がピラーホイールです。「ピラー」に相当する部位がないですけど。

クロノグラフ受けを外すと、もう1枚板が出てきます。ただの板ではなくて、裏側に部品の

逃しが掘ってあります。
イメージ 12


これを取ると、香箱が出てきます。
イメージ 13


このように、この機械は厚みがあるので、香箱真も長くなっています。後ピンですみません。
イメージ 14


これが三番車。歯車が2段になっていますが、秒カナを採用した機械でみられる、

秒針ふらつき防止のための構造ではなく、12時間積算計の中間車としての

役目を持っています。
イメージ 15


まず、二番車から下側のカナへ動力が伝わり、これと一体で回る上側の歯車から秒クロノグラフ車の

カナにつながります。このカナはガンギ車と噛み合っている歯車と一体になっています。

写真を撮り忘れてしまいましたが、秒クロノグラフ車もカナが2段ついていて、もう一方のカナは

クラッチと連動していて、クロノが始動した時のみ回転し、三番車の歯車(写真では下側)を

経由して一つ上の写真の右にある大きな歯車とその下の歯車を介して12時間積算計を回します。

文字だとややこしいですね・・・


こんな感じで分解が終わりました。

しかし、このペースだと写真の容量がオーバーしてしまいそうなので、一度ここで切ります。

続きは後ほど。

開く コメント(3)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事