最悪のシナリオを想定して対策を打て!

 福島原発事故に光が見えない。  2号機のタービン棟の水たまりから、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という高い濃度の放射性物質が検出された。  3号機ではMOX燃料が使用されている。MOX燃料は使用済み燃料の再利用のためにウランとプルトニウムを混合した燃料である。以前広瀬隆氏の話を聞いたとき、プルトニウムがほかの放射物質に比べて非常に危険な物質であり、半減期も2万4千年と半永久的である事を知った。東電は敷地内でプルトニウムの調査を始めた。プルトニウムが検出されれば、その土地は永久に人が住めなくなる可能性がある。  今はそうならないことを祈るだけである。非常につらいことであるが、政府は最悪のシナリオを想定して周辺住民をできるだけ遠方に避難させることを決断すべきではないか。

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