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【人本教育基金会の支点計画】

「やる」が大事!−陳子強チャリティー画による支点計画

文/ 林俞 君


台北県板橋市435芸文特区に赴き、陳子強を訪ねた。
中正路四三三巷を進んでいくと、1950年代のバロック式建築と、白い石が敷き詰められた歩道が見えてくる。
陳子強のアトリエはそんな芸術創作者が進駐した区域にある。
約4坪の空間は、最近基隆文化センターで展覧した数十枚の作品、イーゼル、画材が置いてあるだけの簡単なものだった。

陳子強は皆が知ってるカンフー俳優で、長年公益活動に身を投じている。
2001年、陳子強とドラマ「流氓教授」のメンバーたちが一緒になって人本文教基金会の活動に関心を持ち、
油絵作品を売って6万台湾元を稼いだ。
陳子強は、絵を描くことで感情を表現するだけでなく、人助けもできるんだと気付いた。

そこで、絵を描くことにますますやる気が出て、公益団体の招待を受け入れ、
チャリティーで絵を売ることに力を尽くした。
2009年、陳子強は人本教育基金の支点計画を知った後、より多くの絵をチャリティーに出すことを決め、
遠く離れた地域の学童の算数教育を助ける活動に参加した。

陳子強は、原住民の傅天穎と結婚する前、よく一緒に宜蘭南澳の村落にタイヤル族の親戚を訪ねにいった。
そこで、村落の子供たちと接したとき、陳子強は心が痛んだ。

「僕たちが帰ったとき、遊んだり焼肉したりしたときに、殆どの子供たちが寄ってくるんだ。
その子たちのお父さんやお母さんは仕事でいなくて、ご飯を作ってくれる人もいない。
ご飯が食べれなかったら、勉強だってできないし。」

こういう生活環境は原住民の特質で、学習資源が必要であると陳子強は思ったのだ。

「原住民には感心しています。他の面での性質や才能はある。ただもう少し彼らに資源をあげらたら、生活はもっと良くなる。僕の3歳の息子が絵本を見てたとき、村落の子供たちも興味津々に寄ってきたんだ。今の絵本って頭を使うゲームがついてて、人本が出版した「考えよう算数」っていう本を思い出したんだ。これも読みながら学習できるやつで、もしこの教材を原住民の子供たちが読んだら、想像力も豊富になるだろうし、算数だって得意になるんじゃないか。」

陳子強は言った。

陳子強は普段子供に本を読んであげるとき、算数を取り入れる。例えば、

「7匹のこやぎのうち、6匹がオオカミに食べられた。残ったのは何匹?残った一匹はどこに隠れてた?時計!よ〜し、見てみよう。今は3時だよ。」

という風に、算数を取り入れて子供に楽しんで勉強してもらおうと思っている。
小学生からドラマに参加し始めた陳子強は、家計を支えないといけないなどの思いや、次の仕事が来ないかどうか心配になったりなど、心の負担も大きかった。そして、仕事のために勉強時間があまりとれず、算数は今でも苦手な科目の一つだ。

「小さい頃は、算数が大の苦手で、足し算がどうとか、ルートが何だとか、もう数字を見るだけで訳がわからなくて上達しなかった。誰も「算数は生きてるんだよ」って僕に言わなかったから、今でも数字は怖いし、専門的に数字を研究することもできない。買い物の時も、全部でいくらの買い物したかなんて、いちいち考えない。買ったんだから、それでいいじゃなんか。子供の頃から「考えよう算数」みたいな教材があったら、絶対勉強してたと思うよ。」



地球が好き


もっと多くの子供たちに算数に対する興味を持ってもらうため、陳子強は絵を売って人本教育基金会に寄付することにした。売り上げ金は全額この計画のために使用される。
広告デザインを学んだ陳子強は、この道10数年、環境保護のが世間で騒がれる以前から、すでに「地球」を題材に作品を作ることを決めていた。

「地球を母親に見立てて、みんなが地球を大事にしてくれたらなぁと思う。僕たちが地球を侵食し続けるても、それを全て受け入れてくれるだろう。人類の文明は進歩しているけど、でもそうすると、母の体はどんどん衰えていくんだ」。

そんな陳子強は、芸術を通して、地球を愛護しようと呼びかけている。

「僕の力は大きくないけど、地球を題材に絵を描くと、僕の中で環境保護の理念が増えていく。
そして、展覧会に来てくださった人にも、このテーマを知ってもらうことができる。
もし、どこかの設計士や、デザイナーがこれを見たら、今後作る作品の素材を、エコな物に考え直してくれるかもしれない。そうなったら嬉しいなぁ。」

絵のタッチが特殊で、構図も色彩も単純で、しかしじっと見つめてしまう作品に感心していたら、陳子強が、そこにはあるメッセージが隠れているんだと教えてくれた。それは創作理念であったり、また、ストーリーが潜んでいるに違いない。

「この『大地』という作品は、黒い地面と緑の樹を、全部ストローで書いたんです。ちょっと皮肉った作品になってる。ストローは腐らない。100年たっても、それは変わらず『ストロー画』。警戒させようと思って。」

もう一つの水墨色調の女性の絵だが、女性の首にかかっているネックレスは、光っている地球で、タイトルは『最愛』。女性の最愛は宝石だという観念をひっくり返し、地球を惜しもうということを表現している。
陳子強は、毎回個展を開くとき、絵を見てくれた人のメッセージが一番成果を感じれるかな。
古い台本の裏表紙をメッセージ欄として設けてるんだけど、いつもメッセージがたくさんされてるんだ。静かで平穏な絵だったと言う人もいれば、地球だけでなんでこんなもの作品が作れるのかと不思議がる人もいる。
と言っている。

それらは、陳子強を沈着に創作し続けさせる物たちである。


どれだけやるかじゃなくて、やるかどうかが大事

環境保護の理念の推進と、村落区域の児童を手助けするにあたって、絵画をチャリティーで売る以外、陳子強自身も遠方の学校に赴き、

「子供たちと一緒に活動できることは嬉しい。この算数の教材で、自分が小さい頃に嫌いだった算数の、苦手な部分が知れる。僕が子供たちに算数を教えるんじゃなくて、僕が子供たちから学ぶこともたくさんある。帰宅してから、それを自分の子供に教えることもできる。」

アイデア豊富の陳子強は、カンフーを使って算数を教えることもできるかも知れない。
童心を忘れていない『カンフー兄貴』は、早くからこの企画にやる気満々だ。

最後に、陳子強にこの企画でどんな反響を呼びたいか聞いてみた。

「子供たちが楽しんで勉強してくれるのが一番大切ですね。例えば子供が10人いて、全員に目が行き届かなかったとしても、そのうちの一人が大人になって、次の世代の子供たちを助けてくれると思います。どれだけやれるかわからないけど、できる限りは手助けしたいですね。自分が父親になってから、どの子供もかけがえのない存在になってます。今日にできるだけのことをやる。それは少しだって構わない。やっていれば、量なんて関係ないんです。」

淡々と話す言葉の中に、陳子強の堅い決意を感じた。

今は結果を気にしない。ただできる最低限のことをするだけ。それはまるで彼の座右の銘『やる!と決めたらやる!』そのものだ。
結果がどうかは、皆の努力にかかっている。

「うまく言えないけど、僕がやりたいことは、もう実行している。」

陳子強は真剣な表情でそう答えた。

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