毎週月曜日は朝10時から稽古があります。 道場に向かう電車は通勤の人で混んでいます。 エスカレーターに乗るところで私の前に足の不自由な方がゆっくりと歩いておられます。 混雑時にそのかたは、一生懸命速く歩こうとされていて、かわいそうでした。 そのかたが人にもまれないように、後ろでカバーしておりましたら、邪魔だと云わんばかりの男の方が私の背後をドンと押しのけて、エスカレーターを駆け上がっていきました。 私は前のそのかたをカバーしていたのでそのかたは、何の接触もなく無事でした。 私も背後からぶち当てられた瞬間、ふっと気が上がりましたが、すぐに丹田に気は戻りました。 心の中で、(急いでるのは分かるけど、気がつこうね)そうそのかたの背に気を発しました。 忙しい世の中なのはわかります。しかし身体が大変な方もいるしお年寄りもいるのです。 何が優先されるべきでしょう。 最近は外国人観光客が多いです。その方々が口ぐちにいうのは、_(日本人はみな親切です)と。 そう思われることは誇りです。 しかし日本人から日本人を観察してみるとどうでしょうか。 確かに外国人には優しく接しているように感じます。しかし西洋の外国人にはそうしていますが、同じアジアの方にも親切に声をかけている日本人をあまり見たことはありません。 電車の切符を買うのに苦労しているお年寄りより、困ってる西洋の外国人に女性は語りかけていました。 すべての人ということはありませんが、親切とか思いやりも、その条件によるのでしょうか・・。 本来あるべき親切とか優しさはどこに在るのでしょう・・。 |
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