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「出石永楽館・全国子ども落語大会」事務局のブログ
第2回目は、2019年6月22日(土)に予選大会、子ども落語家交流会。6月23日(日)に子ども落語教室、決勝大会を開催します。

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「第3回 出石永楽館・全国子ども落語大会」は、来年6月20日(土)、23日(日)に開催します。全国の子ども落語家の皆さん、出石永楽館でお目にかかりましょう。お待ちしています。

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決勝大会のトリのくじを引いたのは、日日是春里天丸さんです。奈良県から参加してくれた小学3年生です。昨年の大会で永楽賞(第3位)を受賞した実力者で、他の子ども落語コンテストでもたびたび受賞しています。
春里天丸さんの魅力は、表情です。写真を撮るとよくわかるのですが、春里天丸さんの高座写真を20枚撮ったとすると、20枚とも全部違う顔をしています。そして、これはどの場面と指摘できるくらい印象的な表情なのです。お客さまはこの表情の変化にグイグイと引き込まれていきます。
顔の表情だけではありません。声にも表情があります。登場人物の気持ちの変化を実に上手く表現します。それとともに一生懸命さが伝わってきます。

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決勝大会進出者・その7

決勝大会の7番手は独楽家なおい丸くんです。大阪から来てくれた中学1年生。昨年の大会で優秀賞(第2位)を受賞したなおい丸くん、今年こそ!の思いが強かったと思います。
なおい丸くんの目力にはいつも感心してしまいます。落語では目線がとても重要になります。「上下を切る」とも言いますが、上手・下手を見ることによって人物を区別します。このとき、ただその方向を見ている演者が多いのですが、なおい丸くんの場合は、そこに相手の存在が感じられるのです。そこにいる人物の顔をちゃんと見つめて話しているように見える、その目力。ぜひ、他の子ども落語家の皆さんに真似をして欲しいなと思います。

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決勝大会進出者・その6

決勝大会も残り3名、お客さまもちょっと疲れてくる頃かなと思って、舞台袖から会場を覗きましたが、まったくそんな気配が感じられません。次はどんな子が出てくるんやろ?と期待するお客さまの表情が見られました。
そこへ登場したのが、みたらし亭だんごさん。京都府から参加の中学2年生。小学生のときからいろいろな落語コンテストで高い評価をもらっている実力者です。よく「落語では間が大事」なんてわかったようなわからんようなことを聞きますが、だんごさんの上手さはまさに間。言い換えると、お客さまとの無言のコミュニケーションが絶妙です。笑いが起こったときの次の言葉がコンマ何秒か遅いか早いかで、笑いが抑制されたり増幅されたりします。それを確実に身につけて、自然にお客さまの笑いを導き出しているだんごさん。来年はどんな噺を聴かせてくれるか。いまからとっても楽しみにしています。

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決勝大会も半ばを過ぎ、5番手で登場したのはなべやまろにぃさん。昨年に続き2回目の決勝大会進出です。
他の落語コンテストでは審査員がプロの噺家さんや落語評論家の場合が多く、入賞するためにその審査員を意識した演じ方をしている人がいます。しかし、落語はお客さまを意識して、お客さまに喜んでいただけるように演じるのが本来の姿だと思います。本大会はお客さまが審査員です。まろにぃさんは元々持ちネタだった「老婆の休日」のセリフをすべて地元の但馬弁に変えました。そのほうが出石永楽館のお客さまに喜んでもらえると考えたからです。作戦はみごとに成功。クスグリがたくさん入る「老婆の休日」がさらに身近なものになり、何度も中手が入る大ウケとなりました。
少々大げさかもしれませんが、いろいろな落語コンテストの審査のあり方に一石を投じたのではないかと思います。また、江戸弁と上方弁だけではない、地方の方言による落語があってもいいのだということを実践的に示してくれたと思います。

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