鳥の質問について[回答]
Q1.他の色々な鳥の生態や大きさ。野鳥はどの位で巣箱に入り、巣立つまでどれ位かかるのですか?
「他の色々な鳥の生態や大きさ」について
国内には、約550種類の野鳥が確認されており、それぞれ生態や大きさが異なります。生態については、まだよくわかっていない種類もいますが、生態や大きさの違いは、野鳥の生息環境に影響され進化した結果だと思います。ここでは、全てを紹介することができませんので、まず鳥の図鑑をじっくり見ていただき、身近な鳥から、生態や大きさ、そして、生息場所について調べてください。そして、疑問があれば、再度ご連絡ください。
鳥はどの位で巣箱に入り、巣立つまでどれ位かかるのですか?
種類、地域、標高によっても異なりますが、航空公園を基準にシジュウカラについてご説明します。
巣箱は、寒い冬に「ねぐら」として使われている場合があります。日の出とともに巣箱を出て餌探しをはじめ、日没前に巣箱に戻り、夜は巣箱の中で寝ています。実際に冬の夕方に調査のため巣箱を開けたら、シジュウカラが丸まって寝ていました。
春が近づくと♂が求愛のさえずりをはじめ、♀を巣箱に呼び込みます。♀が巣箱を気に入ると♀だけで巣材を運び、巣作りをします。早い固体で2月末からはじまり、5月初旬がピークかと思います。卵を産んでヒナが生まれ、巣立つまでは、20日くらい。そして、1回目の繁殖が終わると、2回目の繁殖をする固体もいますので、初夏までは巣箱を利用する事になります。ただし、1度使った巣箱は、二度と使いません。(きれいに掃除して滅菌すれば再利用できます)
Q2.家の近くにサギがいます。サギの巣はどうなっているのかも知りたいです。
サギの巣は集団で巣を作り、「コロニー(営巣地)」と言われます。いろいろな地域で「鷺山」という地名があり、きっと昔は大きなコロニーがあったのでは?と思います。実際にその地域が天然記念物にもなっているところもあります。
サギの巣は水辺に近い森や林につくられ、巣材は主に木の枝です。しかし、集団で営巣するため現在、住宅地へのフン害、騒音、悪臭等の被害が発生しています。鳥と人間が仲良く共存できるような環境にしていかないと!と思っています。
Q3.野鳥はどんな実を食べますか?
野鳥の種類によって、食べる実が異なります。特に食べ物が少ない冬の木の実は、野鳥たちにとって生き延びるための大切な食料なんです。また、人間が食べてもおいしい実や食べると毒!?がある実も食べてしまう野鳥もいます。実のなる木によって鳥が食べる一覧表がりますので、じっくりご覧いただければと思います。一覧表右リンクからどうぞ!<www.parks.or.jp/koen_main/bird pdf.pdf>
Q4.家の庭に巣箱をかけても大丈夫ですか?
はい、大丈夫ですよ。ただし、必ず巣箱を野鳥が使ってくれる保証はありません。じっくりと気長に見守ってください。ちなみに、私(岡安)の庭(ネコの額より超小さい庭・・)に取り付けた巣箱2個にスズメとシジュウカラが営巣し、無事にヒナが巣立って行きました。驚いたのは、シジュウカラの巣箱で、自転車置き場の横の台の上にポンっとのせただけ!?なので時には、巣箱の穴から親鳥と目があったり、エサを運んできた親鳥に「ジュクジュク!」と威嚇されたこともありました。
Q5.シジュウカラ以外の鳥が巣箱に入ることはありますか?
今回作った巣箱なら、スズメが入ります。また、巣穴を指定の大きさにするとムクドリが利用するかもしれません。巣箱の大きさを変え、架ける地域を変えると・・・ブッポウソウ、フクロウ、シマフクロウ!!も夢ではありません。
Q6.鳥は家族で生活するのですか?
例えば身近な野鳥のスズメ、シジュウカラ、ツバメは、ヒナの巣立ち後しばらく親鳥が世話をしますが、ある時期がくると独り立ちして親子関係はなくなります。また、「オナガ」という鳥は、家族が群れになって行動をともにして、兄弟でヒナの世話(ヘルパー)をすることが報告されています。
Q7.鳥はいつぐらいにくるんですか?
巣箱は、寒い冬に「ねぐら」として使われている場合があります。日の出とともに巣箱を出て餌探しをはじめ、日没前に巣箱に戻り、夜は巣箱の中で寝ています。実際に冬の夕方に調査のため巣箱を開けたら、シジュウカラが丸まって寝ていました。
寒い冬が終わり、春先に♂が求愛のさえずりをはじめるころに、うまくいけば巣箱の穴を覗き込む姿を見ることができるかもしれません。
Q8.木の実や虫を食べる鳥と魚を食べる鳥どちらが多いんですか?
ん〜、とても難しい質問です。明確な数字がわかりませんが、世界で約9,000種類いる鳥のうち『スズメ目』だけで約半分を占めることから、木の実や虫を食べる鳥の種類の方が多いと思います。
Q9. 絶滅危惧種の鳥は?
とても残念ですが、100種類以上います・・・。すでに13種類が絶滅してしまいました。有名な「トキ」は、野生では絶滅し、飼育のみで生存しています。ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い種類(絶滅危惧ⅠA類)として、コウノトリ、シマフクロウなど17種類もいます。絶滅した鳥は二度と姿を見せることはありません。作り出すこともできません。
Q10.雨の日に鳥はどうしていますか?
雨の日は、傘をさしてじ〜っとしている・・・と思いますが、よほどの嵐ではない限り、エサを探しに飛び回りエサを見つけ食べています。特に水辺の鳥のサギ類は雨なんてへっちゃらです。スズメやシジュウカラも飛ぶ移動距離が短いですが、一生懸命にエサを探して食べています。鳥は、エサを食べ続けないとすぐに死んでいます。雨だからといって、木の繁みのなかでじ〜っとしていわけにはいかないのです。