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本当にいいレースだった。 東洋と早稲田が抜きつ抜かれつの大激戦。 最後は東洋が押し切って、往路、復路、総合の完全優勝を成し遂げた。 全てが初モノ尽くし。 勝因は、5区山登り・柏原竜二に尽きるだろう。 結果論だが、柏原が先頭に立ってなければ、早稲田が優勝したのではないか。 東洋は、先頭に立つことで、チーム全体が勢いに乗った。 そして、柏原以降、復路は全員が憎らしいほどの実力を発揮。 元々、駒澤も早稲田も距離が長くなればなるほど、 東洋が脅威と言っていただけに順当だったのかもしれない。 ただ、予想外だったのは、柏原の強さが想像を絶する規格外だったということか。 逆に先頭を奪われた早稲田は、復路が後手後手にまわった印象。 駒澤が優勝争いから早々に脱落した中、総合優勝の最大のチャンスだったが、 選手個々は実力を十分に発揮したものの、東洋の実力がわずかに上回った。 それは、勝負の運がわずかに足らなかったということかもしれない。 東洋が往路、復路、総合の完全制覇だったが、東洋と早稲田の差はわずか41秒。 ただ、早稲田にとっては、優勝を狙って逃した久しぶりの箱根。 昨年は総合優勝を狙っての2位ではなかった。 この経験は竹澤が抜けるものの、来年以降に必ず生きてくるはず。 シード権争いは、熾烈を極めた。 駒澤がシード権を失ったのは、驚いたと同時に一歩間違えば、 どのチームも歯車を失えば、どうなるかわからない典型かもしれない。 完全優勝の東洋でさえ、柏原があれだけ走ってなければ、どうなってたかわからない。 途中棄権した城西を除く全22チームが繰り上げなしで完走した。 何よりも各チームの戦力の拮抗を示す事実。 城西は8区で途中棄権の原因は低血糖だったようだが、 大事には至らなかったことが何より。 そして、23番目以降の大学の主力が集まった関東学連選抜が最終区でシード権に滑り込み、 駒澤を始め、2年前に優勝した順天堂、3年前に優勝した亜細亜すらシード落ち。 今回は、箱根駅伝の面白さ、恐さが全て詰まったレースだったように思う。 毎年のことだが、箱根駅伝が終わると正月が終わった気がする。 そして、早く来年にならないかと思ってしまう(苦笑) いずれにせよ、やっぱり、今年も箱根駅伝は面白かった。 選手、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
★総合成績 1 東洋大学 11時間09分14秒 2 早稲田大学 11時間09分55秒 3 日本体育大学 11時間13分05秒 4 大東文化大学 11時間17分48秒 5 中央学院大学 11時間17分50秒 6 山梨学院大学 11時間17分56秒 7 日本大学 11時間18分14秒 8 明治大学 11時間18分16秒 9 関東学連選抜 11時間18分20秒 10 中央大学 11時間18分33秒 ※以上シード権獲得 -------------------------------------------------------- 11 国士舘大学 11時間19分07秒 12 東京農業大学 11時間19分17秒 13 駒澤大学 11時間20分20秒 14 専修大学 11時間24分59秒 15 神奈川大学 11時間25分07秒 16 亜細亜大学 11時間25分39秒 17 拓殖大学 11時間26分31秒 18 東海大学 11時間28分04秒 19 順天堂大学 11時間28分09秒 20 帝京大学 11時間28分21秒 21 上武大学 11時間28分54秒 22 青山学院大学 11時間29分00秒 − 城西大学 途中棄権 ★復路成績 1 東洋大学 5時間35分50秒 2 早稲田大学 5時間36分09秒 3 関東学連選抜 5時間37分47秒 4 日本体育大学 5時間37分58秒 5 大東文化大学 5時間38分40秒 6 中央大学 5時間38分41秒 7 駒澤大学 5時間39分01秒 8 日本大学 5時間39分16秒 9 明治大学 5時間39分18秒 10 東京農業大学 5時間39分21秒 11 山梨学院大学 5時間40分19秒 12 国士舘大学 5時間41分05秒 13 中央学院大学 5時間42分05秒 14 亜細亜大学 5時間42分46秒 15 神奈川大学 5時間43分35秒 16 専修大学 5時間43分44秒 17 青山学院大学 5時間44分16秒 18 拓殖大学 5時間44分38秒 19 東海大学 5時間44分45秒 20 上武大学 5時間45分39秒 21 順天堂大学 5時間46分04秒 22 帝京大学 5時間49分04秒 − 城西大学 途中棄権 |
マラソン・駅伝
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東洋・大津が強かった。 ちょうど、さっきの記事を書いた時に10秒を切るぐらいまで詰めたけど、 そこから、詰まることはなく、ついには、1分25秒差まで開いた。 最初の5kmをホントに敢えて落として入ったとすれば、 こりゃ、凄い選手だよ。 瀬古さんじゃないが、本当にに恐れ入る。 ホントに今まで優勝したことのないチームとは思えない。 早稲田はがんばってる。 ただ、高原の抜けた穴が痛すぎる。 6区から9区まで、東洋は全員が実力をいかんなく発揮してる。 早稲田は6区、7区が伸び切れなかった。 高原の穴も含め、その差が出ているのだと思う。 さて、シード権... 4位中央学院から11位国士舘までが3分。 7位東京農大から11位国士舘までが1分43秒。 10位日大から11位国士舘までが1分18秒。 そして、13位駒澤までが2分... 駒澤、追いつけるか!! そして、城西が9区途中棄権となってしまった。 救急車で運ばれたようではないので、そこまで状態は酷くないようだが、 今年も途中棄権が出てしまったのは残念としかいいようがない。 でも、9区から10区は20分差から詰めたので、繰り上げしなかった。 城西の9区・伊藤は気持ちを切らさずによく走った。 さらにその他、22位の上武大まで、全校が繰り上げなし!! これはホントに嬉しいし、凄いことだ。 今回は記念大会で23チーム出場だったけど、 これなら、このまま23チームでも十分大会は成り立つ。 あとは、もう、城西以外に途中棄権が出ないことを祈るばかり...
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東洋・千葉はホントに強い。 いよいよ、東洋の優勝が現実味を帯びてきたぞ。 遊行寺の坂で早稲田・中島が一気に苦しそうな顔になって、 たぶん、千葉が息づかいでわかったんじゃないかな。 そこから、ジリジリ引き離してった。 そこまでの東洋は、早稲田に粘られたけど、 8区は初めて、実力で突き放した。 とはいえ、まだ、45秒差。 さらに東洋は初優勝のプレッシャーが出てくる。 状況は絶対優位になったけど、守りに入ったらどうなるか、 まだまだ、予断は許さんぞ。 シード権争いはとんでもないことになってきた。 ついに6位大東文化まで巻き込まれた。 6位大東文化から13位関東学連選抜まで、わずか、1分54秒。 さらに10位日大と14位駒澤の2分46秒差は、十分射程圏内。 ディフェンディングチャンピオンの駒澤がギリギリのとこで踏ん張ってる。 さらに4位明治、5位中央学院も1人ブレーキすれば、 12位まで落ちた山梨学院のように一気に飲み込まれるぞ。 記事を書いてるうちに早稲田が来た!! さぁ、東洋はどうなんだ???
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結局、早稲田と東洋は、18秒差が12秒差に縮んだだけだけど、問題はその内容。 一時は1分以上離したにも関わらず、結局、12秒差まで縮めた。 勢いは明らかに東洋にある。 ただ、最後、早稲田・八木は粘った。 さっきも書いた通り、早稲田は終わり間際のこの粘りがある。 実はどの駅伝にもいえることだが、終わり間際での 「粘り」 で、 5〜10秒なんて、簡単に差がつくのだが、 この 「5〜10秒差」 が次の区間にすごく大きな影響を及ぼす。 後ろのチームは、この 「5〜10秒差」 を詰めるために後手後手に回るからだ。 ただ、東洋の8〜10区は強い。 早稲田は昨年の優勝メンバー・中島がどこまで引き離せるか。 もう、どの区間も目が離せない。 優勝は完全に早稲田、東洋に絞られたね。 さて、シード権争い。 9位・学連選抜から、日大、中央、12位・東京農大まで25秒差。 特に学連選抜は、23番目以下の大学の混成チームなのに それでも9位に食い込んでくるとは、どんだけ、レベルが拮抗してんだよ。 ただ、駒澤、順天堂、亜細亜、東海はシード権もデッドラインまで追い込まれたぞ。 駒澤はここからが強いとはいえ、この負の連鎖を断ち切るには、 余程の快走で勢いをつけるしかない。 優勝候補筆頭と言われたチームが動揺してないはずがない。 その中で、どこまで立て直せるか、ここに注目したい。
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早稲田・加藤がトップに躍り出たとはいえ、かなり苦しんだね。 昨年より1分弱遅れたから、渡辺監督からすれば、 逆転しても18秒しか離せなかったのは、誤算だろうな。 なぜか? 早稲田は9区にエントリーされてた昨年2区の準エース・高原がメンバーから外れた。 恐らく、9区に入った朝日は本来、10区で使う予定だったはず。 そうなると、東洋が8区からの2年生3人(千葉、大津、高見)が強いだけに 早稲田としては、山下りのスペシャリスト加藤で離せるだけ離したかったはずだ。 ただ、早稲田の叩き上げ組(9区朝日、10区三戸)は、伝統的にとにかく粘り強い。 そうでなくとも、今年の早稲田は、昨日の2区尾崎、5区三輪にしても、 エース竹澤に1年生にしても誰も諦めない。 加藤にしても、2度抜き返されても、最後は平地で逆転した。 こうなるともうわからん。 はてさて、シード権争い。 大東、帝京、中央、関東学連あたりがみんな上がってきた。 逆に国士館が12位まで落ちて、駒澤も東海も亜細亜はみんな上がってこないけど、 まだまだ、2〜3分差だから、全然わからんぞ。 とはいえ、駒澤は深津がメンバーに入れなかったし、 負の連鎖から抜けきれてないのは、かなり気になるところだ。
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