きままな山と旅の徒然話

気ままな山と旅の徒然を・・・・・思いつくまま・・・

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讃岐 五剣山

  5月8日 (日)  2011
山 名
五剣山 ごけんざん (375m)
登山日
2011年5月8日  
別 称
 八栗山 やくりさん
山の由来
 山名の通り、遠くから鋭く尖った五つの峰から
神・仏
 金剛蔵王大権現  龍神信仰    泉聖天
山歩経路と
時 間
 
八栗寺から往復二時間半  八栗駅から歩けば往復四時間。
 
 

 
高松から志度街道を屋島に向かってボンヤリ老車をなだめすかし爆走中、琴電屋島で突然目の前に奇怪な山容の山が鬼ケ城の要塞の如く立ち塞がる。 

「おぉっ!なんだ この山は!?」 咄嗟に、その山容から、北海道の煙噴き上げる「樽前山」が脳裏に浮かぶ。 
標高こそ375mと低いが、山のノコギリ状の峰の岩肌から、山岳密教の修験の山と推察。
この山容、岩肌を見ましたら登らぬわけにはいきますまい。
 
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実は登山を終えてから、先年台風被害で登山道が崩落し、登山者の滑落も相次ぎ現在登山禁止と聞かされる。私は”知らぬが仏〟の登山をしたことになる。

 
 
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山頂直下に四国八十か所八十五番「八栗寺」 五剣山が覆いかぶさるよう立ちはだかる。
登山口はお寺の裏山から山道が始まる。
 

八栗寺は弘法大師・空海の開基。大師は五剣を岩穴に埋めたので五剣という山号ついたついたとか。いずれにしても文字通り剣のように尖った五つの峰からの名前の由来が自然であろう。
 
五剣山(五つの峰)だが、宝永四年の大地震で東側の峰のひとつが崩れ落ち、今は〝四剣山〟
 
 
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かって修験者の道場として多くの山伏が山岳修行をおこなった地。
江戸期の雰囲気ある燈楼が中腹に・・・。
 
今にして思えば「いやに道がはっきりしないな?」と思いながら登っておりました。
もう二・三年すれば道も雑草に覆われるだろう。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
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椿などの緑葉樹(密林)を過ぎ、岩・岩の険悪な道が現れる。 
山頂までの岩肌にはびっしりシダ植物ヒトツバの大群落。

 
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さあっいよいよ昇りの核心に入ろうかというとき、幾つもの岩穴が在り、そこかしこに祠や石仏が安置されている。 この山は修験者のお山であることを認識。
 
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 のんびり山頂を目指しておりましたら、突然のザイル。鉄ハシゴ。
まさに山頂まで垂直の岩稜。しかもそれたるや頼りない代物。「大丈夫かいな?」と。
 
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安定しない鉄梯子を昇り、奈落の底のような急斜面の登山道を昇る内に、さすがに鈍い私も
「あれれ???おかしい?」 日曜なのに誰もいない。登ってこない?
 一本道の登山道なのに踏み跡もはっきりしない・・・。
(そりゃあそうだ。登山禁止なのだから。そんなことは、こちとらちっとも知りません!)

 
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 奈落の底ならぬ”谷〟
 何本かの鉄ハシゴを昇り、何気なく
下を振り向けば奈落の底。
 
思わず恐怖心が・・・
「まだ死ぬには早い!ナンマイダ・・・」と、呪文を唱えてさらなる高見を目指す
 
 
 
 
 
 
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            なにはともあれ山頂到着。 八大竜王様が祀られている

 
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 祠には龍王様の化身、とぐろを巻いた蛇神様が。 それであろうか山腹に多くのお酒の瓶を目撃。
 この後其々の峰を渡り歩きましたが、それぞれの峰に祠が在り、いずれも龍王さまが祀られている。
雨乞いの山でもあるようだ。
 
 
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              五剣山山頂から源平合戦「壇ノ浦」「屋島」を望む
 
 
 
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最後の鎖場で万事休す。垂直の壁が5〜60m。鎖があってもこれは無理。常識人は退散です。
ズボンをひき裂き、岩を滑り、尻もちをつき。スリル満点の五剣山でした。
 
注意!
   冗談でなしに標高こそないが危険な山です。
   現在登山禁止となっているが、くれぐれも単独で登らないこと!

 
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                    五剣山から見下ろす「八栗寺」
 
 
 
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                             瀬戸内「直島」から観た五剣山

四国から倉敷へ渡り、玉野市から「直島」へ移動。 
直島の高台から異様に突き出たマッターホルンのような山が瀬戸内海に突き出ている 
「ん〜っ???あの山は何だ?」
それが数日前登った五剣山でした。高松から眺めた山容とは似ても似つかない山。
「あれれのれ?」と思ったのも無理のないこと。  
 
 
追信
札幌のブログ訪問者の方より、「我が町にも同じ名前の「八剣山」が在るよ!」と便りを戴き、
早速調査。
「うわおっ〜!」 思わず雄叫びを。 なんとそっくりではないか。ビックリたまげて雨アラレ。
 
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 讃岐「八剣山」                        札幌「八剣山」(498m)  
 
ね! どうです。そっくりでしょう。 北海道で、チャンスがあれば登ってみましょう。 楽しみだね。
 
 
 
源平古戦場 屋島 壇ノ浦
五剣山、真下の入り江は源平古戦場の壇ノ浦。そして「屋島」 当然見過ごすわけにはいきません。
 
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       壇ノ浦は五剣山と屋島に囲まれた河口のような入り江。(屋島側より見下ろす)
 
 
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安徳天皇行宮跡の安徳天皇社
 
平家は壇ノ浦で破れ二位尼は「波の下にも都がございます」と慰め、八歳の幼い安徳天皇を抱いたまま壇ノ浦の汐に身を投じ・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「屋島」山頂 一等三角点
標高292.1m
 
屋島は山をみていただければわかるように、平らな航空母艦のような山。
一等三角点を探すのが大変でした。
 

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こんばんは〜!
凄い危険な山なんですね。札幌には八剣山という山があります。登った事はないですが!

2011/6/6(月) 午後 10:14 [ どさんこ秘湯ファン ] 返信する

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はじめまして、登山禁止を知らなくてよかったですね。
修練の山はどこも険しいようで。
福島にも霊山という鎖、ハシゴの山がありますが
今は別の怖さがあって近づけません。

2011/6/7(火) 午前 5:09 [ - ] 返信する

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「どさんこ・・・」さん「てっぺん」さんおはようございます。
実は札幌の八剣山の写真を見てビックリたまげました。何と讃岐とその山の似通っていることか。うり二つとはこのことですね。
霊山は数年前登りましたが・・・。「別の怖さ」?果て面妖な。「別の怖さ」?気になりますね。
八剣山は本当に危険。独りで登ってアクシデントに見舞われると、登山の禁止山。来る人もいない、後で考えるとゾッとしますね。

2011/6/7(火) 午前 7:42 [ 浮遊人 ] 返信する

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「てっぺん」さん。追伸
「別の怖さ」返事を打った後、「アアッそうか!」わかりました。なにぶんにも鈍い私でして、脳味噌が理解するまで若干の時間が・・・。そうですね。本当に大変な災難で早くの終結を祈るばかりです。

2011/6/7(火) 午前 7:48 [ 浮遊人 ] 返信する

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奈良にも役の行者が開いた山があります、何箇所か登りましたが危険と隣り合わせです、なかでも大峰山はすごいです。

2011/6/7(火) 午前 8:11 [ ゆ〜さん ] 返信する

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「ゆ〜さん」おはようございます。
私も20代の時、和歌山在住。関東に放り出されるまでは盛んに大峰・大台等々盛んに歩きまわりました。懐かしいな。
吉野から大峰、前鬼を縦走したことが懐かしく思い出されます。

2011/6/7(火) 午前 8:31 [ 浮遊人 ] 返信する

おはようございます!
わざわざ調べて頂き有難うございます。本当に似てますね。今度登ってみようかな。ファン登録させて頂きますので、今後とも宜しくお願い致します。

2011/6/7(火) 午前 8:35 [ どさんこ秘湯ファン ] 返信する

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