|
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又・・・」の名セリフで知られる「柴又」。 1300年前には「嶋俣(しままた)」と呼ばれていたことがわかっています。 有名な正倉院御物のひとつに「養老五年下総国葛餝郡大嶋郷戸籍」というものがあります。 高校の歴史の教科書なんかにも出てくる、現存する最古級の戸籍のひとつです。 そのなかに「嶋俣」という地名が出てくるのです。 そんな古代からの柴又の歴史を垣間見せてくれるのがこちらの神社。 帝釈天からほど近く、京成線の線路をはさんだ反対側にある「柴又八幡神社」です。 本堂裏に「島俣塚」というちょっと変わったモニュメントがあります。 実はこのお社は、古代の豪族のお墓、つまり古墳の真上に建てられています。 この墳墓から発見された古代豪族の遺骨を改めて納めたのがこの「島俣塚」なのです。 帝釈天の開基が江戸時代の初め、1629年です。 それより1000年以上前のここ「しままた」に生きた方は どんな風景を見、どんな人々と暮らしていたのでしょうか。 柴又・・・ちょっと注意してみると、寅さんや帝釈天をはるかに超える、 この土地の長い長い歴史が垣間見えてきます。 ★このコーナーでは、東京での散歩やウォーキングの途中で出会うことができるスポットを ジャンルにはこだわらずに、お気楽にただ地域別にまとめていきます。 名所・旧跡、定番の老舗、話題のグルメや地元の名店などはもちろん、 ツアーの途中、街で見かけたちょっとした風景や謎の物体?など・・・ 東京観光や散策の穴場などもご紹介できるかもしれません。 エピソードや説明などは、少しずつ、更新という形で付け加えていきたいと思います。 まずは写真をご覧ください。 by TOKYO CITY TOURS
|
全体表示
[ リスト | 詳細 ]
|
谷中、夕焼けだんだん下に不思議なお店があります。 「ザクロ」・・・ペルシャ方面の料理のお店です。 夜の谷中に突然現れる異国れすとらん。ちょっと覗いてみると・・・ なかなかの賑わい。 名物店主(アリさん・イラン出身)と2000円の食べ放題コース、 そして床に直に座り込んでみんなが盛り上がる飲食スタイルが人気のお店です。 が、私はもっぱらテイクアウト派。とくにお気に入りはこちらの「ピタ」 10枚入りで500円。1枚でもとってもボリュームがあります。 半分に切って袋のように開き、なかにいろいろな具を入れて食べるのが正式ですが、 塩加減がとてもいいので、そのまま食べても十分おいしいです。 ツアー帰りで谷中を遅くに通ったときには、よくここでピタやざくろジュースを 買って帰ります。 子どもたちがここのピタ、大好きなのです。 夜桜見ながら帰りましょう。
|
|
谷中玉林寺。 徳川家康が江戸に入る前年に創建されたお寺で、その当時からずっと同じ場所に建っているという大変貴重なお寺。 この季節、参道の桜が見事です。 写真では分かりづらいのですが、参道はかなり奥行きがあってぐっと吸い込まれそうな深い趣をたたえています。 通行量の多いメインストリートに突然現れる異次元への入り口です。 この玉林寺は大変な古刹なのですが、その証拠?として知られているのが本堂裏のスダジイの巨木。 寺の創建以前から生育していたともいわれ、都の天然記念物にも指定されています。 残念ながらこの日は見ることができませんでした。 でも玉林寺の魅力はこれだけではありません。 もう一つの隠れたお楽しみは「抜け道」。 本堂に参拝してすぐに引き返しちゃダメです。 本堂の脇を左手に進んでみましょう。 ほら、こんな細い路地がありましたよ。 すてきな小道じゃありませんか? 左手は一段低くなって隣のお寺の敷地が広がっています。 右側にはアパートやちいさな一軒家。 防火用水。 この道、ちゃんと通りに抜けられるんです。 ほら、ここも素敵な坂道です。 桜もいい感じですよね。 また路地を戻りましょう。 いかがですか?玉林寺。 おススメのお花見スポットです。 玉林寺:台東区谷中1-7-15
|
|
昨日は北の丸公園のプライベートテラスでくつろぐ「プロの花見師」をご紹介しました。 もちろん「プロの花見師」なんて言葉、私のでっちあげです。 でも、この季節あちこちと街なかを歩きまわっておりますと、やはり「プロ」としか呼びようのない お花見の達人にしばしば出会うのでございます。 ここは隅田川の下流、江東区の門前仲町と中央区の月島を結ぶ相生橋のなかほど。 中洲を利用したとても小さな公園、その名もズバリ「中の島公園」があります。 おじさん、お一人です。 遮るものがありません。邪魔する人もいません。 正面には永代橋。右手には越中島の桜。 春霞にかすむ水面には屋形船とその航跡。 左手を見てみると・・・ リバーシティの高層ビルと、堤沿いに植えられた桜並木を一望。 おじさん、贅沢です。 でも、お一人。 ちょっと寂しくないですか?
|
|
今年のお花見も場所によってはそろそろ佳境を過ぎそうです。 都内有数の花見の名所、江戸城北の丸の千鳥ケ淵。 どっと人出が繰り出す前・・・先週の平日の風景です。 北の丸公園の一角、千鳥ケ淵を見下ろす石垣の上にこんなベンチがあります。 ご存じでしょうか? 花見盛りの休日にはとても留まっていられないこの辺りも、 平日のこの時間なら、千鳥ケ淵の桜と遠く東京タワーの遠望を独占するプライベートテラスになります。 おじさんたち、「通」です。 ちゃんとこの場所を知っていて、早めに確保されているのですね。 もちろん御酒・酒肴持参に決まっています。 いいですよね。 本当に贅沢です。 お金かかりません。花は見放題、お濠はきらきら照り返り、大樹が優しい影を落とす。 で、仲間といっしょに、ごく手軽な酒肴をアテに大いに呑み、語る・・・。 これが本当の贅沢です。 すぐ近くでは、「樹」から「気」をもらっていると思われるおじさんも見かけます。 次から次へと違う樹の前でこのポーズを取ってらっしゃいましたから、きっとそうなのでしょう。 いろんな方がおられます。 でも、そんな細かいことは気にせずに、こんな都心の特等席で静かに盛り上がるおじさんたちは、 やっぱり花見の本当の達人なのだなあと脱帽するのです。 |





