【港区】散策スポット

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【港区】愛宕山〜23区内最高峰

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東京都23区内で一番高い山として知られる(?)港区愛宕山。

標高27.5m。

たしかに下から見上げると丘だということがわかりますが、

周囲を高いビルに囲まれて、これが最高峰?という感じです。

こんなビルの裏にあります。

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ぜんぜん丘としての存在感がありませんね。


でも昔は本当に周りに何もなかったのです。

それはそれは眺めのよい場所だったのです。

証拠も残っています。クリックで大きくなります。

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幕末に日本を訪れ、横浜で写真家として活躍したF.ベアト。

その筋(といっても古写真という渋いジャンルですが)では大変有名な方です。

その方、わざわざこの山の頂からこの江戸の街のパノラマ写真を撮られたのです。

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一度でいいからこの目で見てみたかった風景です・・・。

今はこんな風景。180年の歳月を感じます。

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★このコーナーでは、東京での散歩やウォーキングの途中で出会うことができるスポットを
 ジャンルにはこだわらずに、お気楽にただ地域別にまとめていきます。
 
 名所・旧跡、定番の老舗、話題のグルメや地元の名店などはもちろん、
 ツアーの途中、街で見かけたちょっとした風景や謎の物体?など・・・
 東京観光や散策の穴場などもご紹介できるかもしれません。

 エピソードや説明などは、少しずつ、更新という形で付け加えていきたいと思います。
 まずは写真をご覧ください。 

 by TOKYO CITY TOUR
【港区】台徳院霊廟 惣門

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新橋方面から増上寺三解脱門を過ぎていくと、ほどなくもうひとつ堂々とした門が見えてきます。

塗りも新しく、たいへん派手な印象を受けますが、こちらも実は戦災を免れた大変旧い建物のひとつ。

「台徳院霊廟 惣門」と言います。

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よくご覧いただくと「葵のご紋」だらけですから、

これは増上寺の門ではなく徳川家ゆかりの建物だとわかります。

「台徳院」というのは徳川二代将軍秀忠のこと。

ここにはかつて秀忠の墓所があり、広大な面積を占めていました。

この惣門は秀忠が53歳で亡くなった寛永9年(1632)に造られたもので、もう400年近くも前の建物ですね。

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ご存じのように初代徳川家康の墓所は「日光東照宮」ですから、秀忠は江戸に葬られた最初の将軍ということになります。

神として祀られた家康ほどではないにしても、二代将軍の霊廟はさぞかし壮麗なものだったことでしょう。

こちらの惣門を見ただけで十分に伝わってきます。

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右手に惣門が見えますが、それはほんの入り口。

今はザ・プリンスパークタワー東京となったこの空間には

かつて多くの堂塔が立ち並んでいたといいます。

今は東京タワーをバックにわずかに往時を偲ばせています。


台徳院霊廟 惣門:東京都港区芝公園4-8


★このコーナーでは、東京での散歩やウォーキングの途中で出会うことができるスポットを
 ジャンルにはこだわらずに、お気楽にただ地域別にまとめていきます。
 
 名所・旧跡、定番の老舗、話題のグルメや地元の名店などはもちろん、
 ツアーの途中、街で見かけたちょっとした風景や謎の物体?など・・・
 東京観光や散策の穴場などもご紹介できるかもしれません。
【港区】白金氷川神社

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 東京の街歩きをしていてあらためて驚くのがお寺の数の多さです。

 加えて、移転するのが当たり前、といっても過言ではないくらい、

お寺と言えばお引っ越しがつきもの。

 いずれも江戸幕府の宗教政策によるものですが、

 土地の歴史を紐解く大人の街歩きを志す私たちにとって、これはちょっと頭の痛い問題です。

 それにひきかえ、神社というのはかなり確かな「歴史的ランドマーク」と言えると思います。

 神社仏閣と一括りにしてしまいがちですが、

 もともとは全く別のもの。

 神社はその土地に密着しているもの、「産土神」という側面が圧倒的です。

 つまり、たとえ幕府の命を以てしても、寺院のようにそう簡単に移転せよ。

とは言えなかったということ。

 おそらく幕府の側でも、そもそも神社を「移転可能な宗教施設」とは考えていなかったと思われます。

 そして、そうした「神社」というものの土地固着的性格のおかげで、

 私たちは土地のなかで変わらない定点を比較的容易に手にすることができます。

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 ここ港区の静かな住宅街にも、そうした定点の一つが残っています。

 高層マンションに囲まれた小高い丘に、ぽっかりと空いた隙間。

 意外なボリュームの森を背に、「白金氷川神社」はあります。

 社伝によれば創建は白鳳時代・・・今から1300年ほど前の天武・持統天皇の頃。

 氷川神社というのはスサノオノミコトを主祭神として祀る出雲系の神社で、

 つまり大和朝廷による国家統一以前の勢力を代表するものですね。

 で、こちらの神社のご祭神はその出雲系スサノオノミコトとその妻クシナダヒメ、

そして東征伝説で知られるヤマトタケルノミコトです。

 こういう言い方が適切かどうかはわかりませんが、

ヤマトタケルノミコトは東国の旧勢力から見れば「征服者」の代表です。

 つまりこの神社には、古くから東国を支配していた出雲系の「国つ神」の祖神夫婦と、

 東国支配を進めるヤマト政権の将軍「天つ神」とが仲良く祀られていることになります。

 
  白金氷川神社の御由緒を記した案内板には次のように書かれています。

 「神代の昔、当社の御祭神・素戔嗚尊は、出雲国(島根県)簸の川上において

 大雨・洪水・地震・山火事・疫病等の象徴である八岐大蛇を退治し給い、国土を安穏にして、

 農業を始めとする諸産業守護繁栄の神、開運・開発の神となられた。

 時代は下って、景行天皇の御代(1880年前)関東の経国を命ぜられた

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は日夜その使命の達成に苦心しておられたが、

素戔嗚尊を崇敬される尊は日々この丘に上がって武蔵の国一宮(埼玉県氷川神社)を遥拝され、

その御加護を熱心にお祈りになられた。」

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 何も考えずにこうした説明を読めばそれだけのことかもしれません。

 でも、氷川神社というものの性格と、

 のちに江戸・東京と呼ばれるこの地の遥か昔に大きな足跡を刻んでいたヤマトタケルノミコト・・・

その歴史的な意味を踏まえてみると、うえの説明には深い含意があるように思えてなりません。

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 マンションに囲まれて、今は「丘」であることさえちょっとわかならくなっていますが、

この丘はきっと当時の旧勢力にとって宗教的・軍事的にたいへん重要な場所だったに違いありません。

 そして、ヤマト系の勢力がこの丘を押さえたのです。

 しかもそれは単に軍事的に一方的に征服する、という形ではなく、

ある程度平和的な統合として行われたのではないでしょうか。

 だからこのお社は、旧い勢力の祀ってきた神々と、

新勢力の代表者であるヤマトタケルノミコトを共に祭神としているのだと思います。

 そう考えるとヤマトタケルノミコトが、この丘から遥かさいたま市の氷川神社の方向を見下ろして

日々東国経営の策をめぐらしていた、

 という上の記述も、ほんとうにそのままありそうな気がします。

 ヤマトタケルノミコトとスサノオノミコト、

 この二神の神話的な意味を踏まえて東京の神社を探っていきますと、

 ほんとうに興味深い太古の政治的・文化的な動きが少しずつ浮き上がってきます。



 
 白金氷川神社・・・訪れる人も少ない、森閑とした異空間。

 ゆっくりと予習してから訪れたいスポットです。
【港区散策スナップ】 都会のど真ん中に縄文時代の貝が!


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東京タワーのほど近く、港区の某所。

今から5000年ほど前に縄文人たちが集落を営んでいた跡が残っています。

もちろん都内には「・・・貝塚」といった石碑や説明看板は多いのですが

どれも当時のものそのものはお目にかかれません。

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ところがこちらの遺跡の凄いところは、

都心でありながら、足元に縄文時代の貝殻が転がっていること!

この写真の貝はどれも縄文時代後期に形成された貝塚に含まれていたものです。

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江戸・東京・・・それに先立つこと数千年、

東京の歴史の最古層がこんなところに露出しているのです。

感動しませんか?


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 名所・旧跡、定番の老舗、話題のグルメや地元の名店などはもちろん、
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 エピソードや説明などは、少しずつ、更新という形で付け加えていきたいと思います。
 まずは写真をご覧ください。 

 by TOKYO CITY TOURS
【港区】安藤記念教会 元麻布の瀟洒な古建築

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港区元麻布。

大使館や高級マンションが点在する閑静な住宅街に

一瞬で見る人の眼を惹きつける素晴らしい石造りの教会があります。

大正6年(1917)完成の建物。

大谷石の質実剛健な質感と、決して華美ではないけれど心温まるステンドグラスの組み合わせが

得も言われぬ風情を醸し出しています。

名を冠された安藤太郎氏は、江戸時代末、弘化3年(1846)・・・ペリー来航の7年前・・・に

生まれ、戊辰戦争で榎本武揚に従って函館戦争を戦った旧幕臣。

のちに明治新政府で外交官の先駆者として活躍、かの岩倉遣欧使節団に随行するなどした後、

初代ハワイ総領事となり、そこで洗礼を受けられたそうです。

そして帰国後、ご自宅と全財産を差し出して創設されたのがこの教会です。


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写真の美しいステンドグラスは、そのハワイから贈られたもの。

建物は「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。

大使館の散在するこのエリアに、なぜこの教会が建っているのか・・・

忘れられた歴史をそっと紐解いてみると、また別の風景が見えてきます。

江戸・明治・日本・ハワイ、そして元麻布・・・眼に見えぬ繋がりです。

そしてそんな繋がりを愉しむのが、大人の散歩なのかもしれません。


安藤記念教会:港区元麻布 2-14-16


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