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築地場外の有名店のひとつ、ホルモン丼で知られる「きつねや」さんです。 築地でホルモン??という反応を十分予想したうえで、現店主のおじい様があえて逆転の発想でメニュー化されたとか。 築地=新鮮な魚介類!という頭でいらした観光客の方、日帰りツアーの方々はまず召しあがる機会がないでしょう。 ですからこちらのお客様は築地地元で働く方々と、こちらのホルモン丼の魔力に魅入られたビジネスマン、OLの方々、 そして何度も築地に足を運ばれているベテラン・ツキジストの方々が中心となります。 お昼過ぎ、すごい人だかりです。 八丁味噌でじっくり煮込まれたホルモン煮は、かなり癖になる独特の味わいです。 後ろを通りぬけていく団体のおばさまたち、 「すごい美味しそうじゃない?ここ?」「うわ〜。どうする?食べてみない?」 「でもお昼はお寿司屋さんで出るじゃない。そんなに私食べられないわよ〜。」 ほんとうに残念そうに通り過ぎて行かれます。 ムリですよ。ここの丼は男の腹でも十分に満たしきるボリュームなのです。 しかもほら、「二名様で一名様のご飲食ご遠慮ください」って書いてありますから。 ちょっとのお味見なんて半端なことはできません。 ちなみにホルモン煮単品の注文もムリです。ビールやお酒の注文が必須です。 ここ「きつねや」は、がっつり食べ切って他の食べ物は思いきる度量が必要なお店なのです。 そしてそうした度量を持ち合わせた人たちが やっぱりもう一度食べに来たくなってしまうだけのものがあるのです。 きつねや:東京都中央区築地4-9-12
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【築地市場スナップ】
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この看板。異様です。 築地場外市場の古びたビルの一隅。 ビルを挟んだ二つの道は築地詣での皆さんで大賑わいだというのに そこを繋ぐこの細い通路の真ん中は突然の異空間。 「珈琲・お雑煮!」 ありえない取り合わせです。 「お2階へどうぞ」と言われても・・・。 この階段、曲がってますし細くて暗いですから。 でも、ちょっとだけ上がってみますか? ああ。なんだかただの雑居ビルみたいです。 お店はどこに・・・? うわぁ。出ました。 ビビットすぎる扉です。 「押してください」と言われても・・・。 やっぱりムリです。 だって、扉越しに見えるのは空の椅子ばかり。 お客さんなんか一人も見えやしません。 やっぱり今日は帰ります。 へたれでゴメンナサイ。 ここ、築地場外では一番古い喫茶店として知られているのですが、 そして「雑煮」も意外と評判は悪くないのですが、 お値段が・・・ですし、 名物?のスタミナドリンクも、 それはやっぱり元々市場で働く方のためのメニューと思われ、 私たち部外者にはどうしてもあまり縁がなさそうです。 やっぱり見るだけがいいです。 見るだけでいいです。 でも、築地のごちゃごちゃムードが好きな私としては、 こういうお店が築地という空間に彩りを添えてくれていることに感謝しています。 わがままでゴメンナサイ。 マコ:東京都中央区築地4-9-7 中富ビル 2F
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築地市場に玉子焼の名店は数々ありますが、知名度抜群なのがこちらの「松露」。 店先から人が消えることがありません。 もともとは大正時代に開業したお寿司屋さんでしたが、 終戦後の配給時代、ヤミで入手する以外に握るネタもなく、 当局の目をごまかすために時のおかみさんが店頭で焼いていた玉子焼きが 今日の基礎となったということです。 その後ほどなくして玉子焼の専門店に移行し、大手百貨店などへと販路を広げて今日に至ります。 変わり種もいろいろと開発されていますが、やはり伝統の一品を。「松露」600円です。 この日はテレビクルーも撮影に訪れていました。 お味もすてきですが、松露さんの歴史は戦後の日本の歩みとぴったり重なっています。 そんなことも頭の片隅に味わいたい優しい玉子焼きです。 松露:中央区築地4-13-13
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明治元年の創業。 以来140年余、一般への知名度という点ではおそらく築地市場随一のお店、佃權さん。 老舗の有名店だからといって 立派な暖簾の奥に引っ込んでしまうような野暮なお店ではありません! ご覧ください、この築地らしい佇まい。 場外市場に二カ所工房兼販売所を構えていますが、 どちらも作りたてのアツアツ練ものをその場で販売しています。 ちょっと寄ってみましょうか。 名代の白はんぺんも絶品ですが、築地に来られたのなら、 ぜひ季節の練りものをアツアツでお試しいただきたいですね。 ざっくりと大ぶりに刻まれた具としっとりとした白味が絶妙のハーモニー。 野趣あふれる味わいです。 築地場外市場 佃權市場橋工房:東京都中央区築地4-9-11
佃權門跡橋工房:東京都中央区築地4-12-5
★このコーナーでは、人気の観光スポット「築地市場」のお店や場内の様子を 不定期にかつ無責任にご紹介していきたいと思います。築地の魅力は何と言っても 「まるごとレトロ商店街!」的な賑わい。あまり肩肘張らずにスナップを載せていきますね。 築地の「勢い」と「美味しさ」を感じ取っていただければ嬉しいです。 なお、有名店については折々のメニューなんかも撮ってきますので、築地詣でを考えて いらしゃる方には参考にしていただけるかもしれません。 |
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【築地市場スナップ】 カラフルな江戸の味〜漬物の吉岡屋本店 いかがですか? カラフルですね〜。 しかも凄い種類です。 こちらは築地場外市場の「吉岡屋本店」さん。 「吉岡屋」というのは築地ではよく眼にする屋号で、どれも漬物関係のお店。 素人目には同じ店だか違うのか・・・とってもわかりにくいのですが、 もともとは一つの「吉岡屋」さんからの「のれん分け」だそうです。 で、こちらの「吉岡屋本店」さんは なかでももっとも古い伝統に根ざした基本形のお店と思われます。 こうやってご覧いただければなんとなく伝わってきますよね。 種類が豊富です。 ほとんどが量り売りで、袋売りが少ないです。 そして、ひときわ目を引く二つの漬物があります! まずは「奈良漬」 すごい迫力ですね。 「亀甲奈良漬」として商標登録されている逸品で、漬けかえるたびに 色が亀甲色に近くなっていくので付けられた名前だそうです。 実物のどっしり感、半端ではありません。 そしてもう一つこちらのお店の看板商品が大根の「べったら漬」。 こちらのお店は有名な江戸の「べったら市」にも50年以上前から出店を続けておられ、 出店する場所もずーっと同じだそうです。 「べったら市」というのは日本橋にある「宝田恵比寿神社」という、 江戸城ができる前からの神社の秋祭り。 毎年10月に行われているものです。 たくさんの市が立つことで知られていますが、なかでも大根を麹で甘く漬けこんだ「べったら漬」に 人気が集まったことからこの名前があります。 こちらでは普通あまり手に入らない「メロンの漬物」なんかも売っています。 とっても美味しいんですよ! ツアーの時試食しますと皆さん驚かれます。 「吉岡屋本店」・・・漬けものでしたら築地でイチオシ!のお店ですね。
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