江刺華舞斗 〜黄金楽土〜

岩手県奥州市江刺区で活動するYOSAKOI(よさこい)チーム「江刺華舞斗」に関するブログです!

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「夷」

                    「夷」     

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 江刺華舞斗の旗、そして衣装やはちまきにはこの「夷」の一文字が入っている。結成当時から3年間続けた「蝦夷(えみし)」をイメージする1文字として使っている。
蝦夷(えみし)とは、広い意味で我々が住む岩手県に昔住んでいた人々のことを指す。北海道で使われるそれとは読み方も違う。坂上田村麻呂が初代征夷大将軍としてこの地に住む蝦夷の民を征伐しに来たなんていうのは小学校あたりで習ったような気がする。その辺は野坂代表の方が詳しいのであんまり深入りしないでおく。

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 さて、この「夷」という一字、辞書では「昔、中国で未開人、蛮族をさしていった語から、異民族」などといった記載もある。自分たちとは違った民族を野蛮な者と卑下していうときに使うようだ。決して野蛮なわけではないが、もしかすると「異民族」、いろいろな意味で他と「異なるもの」という意味からはチームカラーとしても合っている。見ている方からはある種独特の雰囲気を感じる方もいるようだ。

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 また、この「夷」は「えびす」とも読む。そう、あの七福神の中のえびすさんだ生業を守護し福利をもたらす神として広く信仰されている。もともとは大漁祈願などで漁民の間で広く信仰されていたものが商人や農民にも広まったらしい。私は商売の神様のような感覚があったので今までちょっと勘違いしていた。YOSAKOIソーランなるジャンルにおいてはソーラン節が入っている。こじつけにはなるがそうすると「海」をもイメージする文字となる。


 曲のテーマは変わっても、我々がこの「夷」を使い続けているのは結成当時からテーマにしていた蝦夷の影響にあると思う。蝦夷の民が中央に反抗しながら、勇猛かつ果敢に生きた時代、我々の原点はそこにある。

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 ここは行かなければならないというイベントがいくつかある。ヤートセ秋田祭りもそのひとつ。江刺華舞斗は2003年から毎年このお祭りに参加している。非常に近距離に複数の会場があり、雰囲気も「お祭り」である。こういった雰囲気のお祭りには、やはり毎年来たくなるものだ。お客さんのあたたかい拍手なども、県外チームの我々からすれば本当に「ありがたい」の一言である。今のこのご時勢の中でも参加チーム数も増えてきているが、そのあたたかさと積極的に県外でこのお祭りをアピールするホストチーム「ヤートセ秋田酔楽天」の努力の賜物と思う。「続く祭り」だと私は思う。

また、このお祭りは、北東北にはもう少なくなった「コンテスト形式」を残すお祭りでもある。2005、2007に続いて2008も大賞をいただくことができた。もちろんみちよさ同様にすべてのチームが審査を受けているわけではないのだが、やはりそういった形に残るものはメンバーの励みにもなる。しかし逆にそれが「間違った認識、勘違い」を招くことも時にはある。結果は結果として今後の励みにする程度が一番いいだろう。江刺華舞斗は常に挑戦し続けるチームではあるが、結果がよかったからといって「慢心」を生むようなチームにはならないようにしなければならない。

 あたたかい声援の中演舞できる、そして多くの拍手をもらえる。コンテスト形式から結果が伴うに越したことはないが、それだけで十分遠征する意味はある。

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