江刺華舞斗 〜黄金楽土〜

岩手県奥州市江刺区で活動するYOSAKOI(よさこい)チーム「江刺華舞斗」に関するブログです!

演舞考察

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▲2008参加時。当たり前ですが、みんなこういうアングルから見れるわけではないんですよね・・・。これはコース内に入れるから撮れるし見れるのです。
 
 チーム関係者だと、自分たちのパレード形式演舞ってのは特等席(地方車の上などの進行方向正面)からの映像のみを見がち。しかしながら、大多数のお客さんは斜め前方から真横、そして斜め後ろというアングルを流して見るわけです。正面から見ることのできる観客なんていないので、正面からの見え方で演舞構成を考えることは「自己満足」に過ぎない状況に陥ってしまうことになると思います。ステージ形式を作ってからパレード形式にアレンジするうちのチームなんかはもろにそういった罠にはまります(汗)ということで、パレード演舞のキモはやはり斜めラインでの見え方ということになるのではないかなと。自チームの演舞に参加するだけで「観る」ということをしていないと、観客の観る感覚は分からなくなってしまうのです。
 
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▲審査員席真横にて。パレード開始時点ではこんな感じにしか見えないっす。ちなみに審査員席前は御覧の通り座席に制限かかりました。
 
まあ、ここまではほとんどの方が分かるのではないかと思いますが、固定音源ではない地方車等の音源によるパレードでは、地方車が前方に音を飛ばさない限り、観客がそのチームの曲を聴くことができるのは自分の近くに地方車が来るまでであり、それまでの間に聞こえるのはその前のチームの音のみ。つまり、いかに早く地方車が前に進むかで楽曲と踊りを演舞として観ることのできる観客の多さが決まると思います。
 
昨年、YOSAKOIソーラン祭りのファイナルパレードを審査員席の真横で見ることができました。残念なことに楽曲の最初の部分はほとんどその前のチームの音にかき消されてしまいます。しかし、早めに地方車が進むチームはその状態がそれほど長く続かずに本来の演舞の形で観ることができました。曲の最初の方に見せ場(掴み)のポイントを置くチームには、致命的というべき状況になってしまいます。しかしながら、「滞留しないパレード」というのが基本であることもあり、最初に出すぎて踊り子がある一地点に滞留することもあまり良いことではありません。
 
地方車パレードにおいて、楽曲を多くの観客に聞かせるにはどうしたらいいのか・・・。はっきりした答えは出せないのですが、去年あるチームが答えに近いものを実際に見せてくれました。アプローチとしてはやはり地方車をより先に進ませたうえで滞留しないパレードをということになるのではないかと思います。あまり地方車と踊り子の感覚が離れてしまうと観客にとっては音と演舞のずれが生じることになりますが、前のチームの音が耳に入りながら振付だけを見させられるよりはいいのではないかと。少しでも多くの観客に曲付の演舞を見せることができるよう、50m地点から地方車がスタートするYOSAKOIソーラン祭りの大通パレードで、試してみたいところではあります。人数の多くない我がチームにとっては、早く前方に動くことでしか地方車を進められませんので、前半の動きが重要になると思っています。
 
・・・と、こんなのは北海道のチームさんの中では常識かもしれませんが、我々みたいなチームは気が付くのに時間がかかってしまいますね・・・(汗)ほんと、去年はいい勉強になりました。
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▲ファイナルパレード開始前。審査員席ってこんな感じでした。

少ないなりに

 何のことかって、各チームが最も頭を悩ませる人数の問題です。
 
 日曜日に公開されていた「エンタの素人様」のファイナル進出予想第4ブロック。そのコメントンの中に江刺華舞斗について「人数が少ないのが欠点」とありました。ん〜分かってらっしゃる。
 
 一般的に演舞者の人数は多い方が演舞に厚みも出ますし、やれることも多い。でも、会場には適正規模ってものがあると思います。今週末のみちのくYOSAKOIまつりの演舞スペースはメイン会場の市民広場に関して言うと間口21.6m、奥行き12.6mなんですが、平面図にすると長方形ではなく奥が絞られた創りになっています。演舞構成にもよりますが、あまり人数が多すぎると動きは削られると思います。札幌のように入りはけができるわけでもなく、演舞者全員が板付き状態。私が考える適正人数は30名〜40名程度、奥行きはあっても4列程度、そして大きな構成が必要と勝手に思ってます。人数と構成によってはサイドスペースはデッドにしてもかまわず、旗やのぼりなどで舞台を立体的に使う。こんな感じなら人数は60名なんていらないと思うんだけど・・・。
 
 で、江刺華舞斗。残念ながら私が思う適正人数には届いてないです。ただ、今年はだいたいその人数でやってきているのでバランスは人数を増やした昨年よりも良くなっています。少ないなりに、限られた人数での見せ方を常に考えてきている構成です。たぶん、いきなり35人とか40人の構成を作ろうとしてもそのん人数なりの見せ方を新たに構築しなければならなくなり、違った意味での悩みになるのでは?と思ったりします。
 
 演舞そのものの想定人数と実際の演舞人数がずれると、想定人数で振り付け意図した見え方は表現できなくなると思います。それをいかに修正するか。もちろん修正する必要がない構成を作っているチームもあると思いますが、稀じゃないかな・・・。大人数のチームであればあったでそれなりに悩みはあるのではないかと思いますね。
 
 前もこの書庫の記事で書いたかもしれませんが、見る人が注目する空間をいかに絞れるか、どんな絞らせ方をするか、を考えればいいのではないかなと思います。

最後の全体練習

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 参加メンバーのほぼ全員がそろっての全体練習が日曜に行われました。
 やはり人数があっての風姿花伝だなとあらためて感じたわけで。やはり例年よりも人数に左右される曲だと思います。まだまだ群舞というには少ないですが、一点ではそれができているのかなとも思えましたし。

 全体で一つの演舞を創るという意味ではもう少し練習が必要と思いますが、私が考えるには「視認できる範囲」にしっかり要素を詰め込めていると思います。以前このブログでも触れましたが、演舞する側と観る側の距離を考えての構成。多くの人が近くから見るわけではないので、大げさな個人技(個人または数人に視線を集中させる構成)は必要なく、見る側に映る範囲で表現を完結することで、表現したいことをより多く伝えられると考えます。一般の観客でなかなか広角で演舞を見ることができる人は少ないと思うのです。大きく広がった状態では、流れるような演舞構成(波の演出とか)は可視範囲そのものも流れますが、通常の構成ではある1パートしか視認できません。だから、センターを中心にした軸で見せるのが一番オーソドックスなのかなと思います。

 みちよさで披露する前に載せるのもなんですが、事後では後付けに感じてしまうので書いてみますと・・・今回演舞構成人数が多くなったことでの一番の特徴は「隙間」がなくなったことかなと思います。ヘタに広がるよりもしっかりした演舞空間が作れていると思います。ただしフラットな場所から見る側にとっては後列と被る人数が多いことも併せ持ちますので、やや上から見下ろす会場向きかもしれませんが。基本は肩幅に開いた足が前の人と後ろの人で交差する感じですかね。当日しっかりとできていればいいのですが。

 人数は違いますが、ここ2年とも会心の出来は間違いなくこの「みちよさ」だったと思います。そして最も多くの拍手をもらえたのも一昨年の市民広場(ファイナルステージではない演舞のとき)だったと思います。昨年も一昨年も日曜日のナイトステージで演舞を披露することができ、とてもいい演舞ができました(去年はファイナルではありませんでしたが)。江刺華舞斗は与えられたスケジュールの中で今年は土曜日しか市民広場での演舞がないので残念ですが、もし機会に恵まれて二度目の市民広場での演舞があれば・・・、審査とか度外視でそこでの観客全体の反応を見たいなと思いますね・・・。

 と、自分では思っていてもリーダー陣の考えはもっと上を行っているかもしれません。見る側の感覚をより多くもつ者からの考察でした。

オーラを感じる

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 今日、何の気なしに先日BSで放送された今年のソーランファイナルを、そして夕方にある番組を見て、「ほぉ〜」と改めて思ったので残しておこうと思う。

 夕方見たテレビの中で、リポーターがシンクロの元代表監督にこう聞いた。「選手が演技の入場時にオーラがある、どうやったらああいうオーラが出せるのですか?」そうするとその方は「絶対的な練習量から」という内容の話をしていた。その番組を見ながら、昼間に見たファイナルの映像を思い出してみると・・・納得である。あの場で演舞するチームの踊り子のほとんどが相当な練習をしてあの場にたどり着いているというのは容易に察することができるから。

 ただ、これにはもうひとつ練習だけではない要素があると思う。その年のその曲に限らず多くの演舞を経験するということだ。実際の演舞には、練習ではできない部分があるからではないかと思う。限られたスペースの中で、やり直しのきかない、さらに時にはハプニングもある・・・。最も典型的にそれを感じることができるのは、「曲出しのタイミングが違ってしまったとき」や「間違った曲が出たとき」の踊り子達の様子である。場慣れということもあると思うが、やはり経験が少ないと、たとえいい大人であってもチャカついてしまうことが多い。

 そもそも「オーラ」という感じることしかできないものはどういったものかというと、私は「自信」であると思う。絶対的な練習量と経験からくる「自信」。それが、立ち居振るまいや表情から感じられたものが「オーラ」ではないか。テレビ中継のようにアップで見ることができる環境なら表情から感じることができるだろうし、若干離れたところからでもそれが感じられるのはやはり姿勢などに現れるのだろう。

 江刺華舞斗に関しては・・・オーラといえるかどうか分からないが、若干異質の雰囲気を持っていた(ここではあえて過去形にする)と思う。決して練習量や演舞が少ないわけではないのだが、今は全体からそういった雰囲気を感じることはできなくなった。練習や演舞を重ねてそれが出てくれば・・・と思ったりしている。まずは演舞に対する強い意欲が必要かな・・・。個人ごとにだいぶ差があると思っている。

演舞考察(3)

 久しぶりにこの話題に触れてみたい。2007/10/14「演舞考察(2)」の続き(書庫「演舞考察で見ることができます。」書庫:演舞考察

 視覚、聴覚的に印象に残る部分については(1)(2)で述べてきたが、それらを構成して創る演舞となると、単純ではなくなる。たとえ印象に残ってもそのベクトルがいろいろな方向を向いていたのでは、一回きりの印象で終わってしまう。今回は演舞(チーム)のコンセプトについて触れてみたい。

イメージ 1 例えばYOSAKOIソーランまつりのような規模の大きいYOSAKOIまつりを一日見てきたとすれば、40チームから50チームは見ることができると思う。その中で「家に帰っても印象に残ることができる」演舞というとすごいことだと思う。もちろん長年いろいろと見てきている人であれば好みもあるだろうからどのチームも同じ目線でというわけには行かないと思うが。映像として記憶できるものって少ないと思うので、印象に残るというのはそのチーム・演舞を象徴する構成やパート・曲や唄だと思う。


イメージ 2 別な視点で考えると、例えばCMなどではその中の曲・キャッチのワンフレーズが印象に残ることで商品の売れ行きに大きな影響を及ぼすと思うし、イメージもできると思う。お笑い芸人だって、何かのネタをやっても印象に残る部分は一部分だったりする。小島よしおで言えば「そんなの関係ねぇ!!」(もう古いけど)など。CMなどにおいてはその目的は、その商品の売り上げ増であったり、お笑い芸人であれば人気を得ることになる。しかし、YOSAKOIの演舞の目的はそういったものとは性質が違う。

演舞考察(1)で触れたように大前提は

大前提として、我々は演舞を通して「観客に感動を与える演舞」を創るのがその目標の一つである。

というものだった。だから、「そのチーム・演舞を象徴する構成やパート・曲や唄」をより印象に残らせるような演舞を創ることが必要なのである。ただ、めずらしい演出をして印象に残ったとしてもそれが、その場の観客の注目をあつめても「観客に感動を与える演舞」となりうるかは大きな疑問なのである。それよりは自分たちのコンセプトというか表現方法を強くすることによって印象に残りたいのである。

イメージ 4 具体名は出さないが北海道のチームさんにやはり自分たちのコンセプトを崩さないところも複数ある。まったく同じ曲を使って毎年演舞しているのではなくても、やはり自分たちの色を持っているのである。その中には、曲が始まった段階から「びしっ」とした緊張感が伝わるところもある。私はこれが最も理想的な演舞の創り方であり、それが積み重なることによって印象に残っていける、観客に感動を与えることができるのだと思う。

イメージ 3 もちろん、毎年コンセプト、印象を変えながら演舞を創ることもひとつであり、「今年はどんな演舞を見せてくれるのか」といった期待も重要であるとは思う。しかし、それって、うまくいっているときはいいのだが、見る側がある種自分の期待を裏切る演舞だったときに、反動として負のイメージがついてしまうと思う。

 今回の締めとしては、「自分たちの色を踏襲しながらチーム・演舞を象徴する構成やパート・曲や唄を創る」のが望ましいとでもしておこう。もちろんそれが一番難しいことなのだが。次回もチームの色について触れてみたい。(次は何ヵ月後に?)

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