江刺華舞斗 〜黄金楽土〜

岩手県奥州市江刺区で活動するYOSAKOI(よさこい)チーム「江刺華舞斗」に関するブログです!

◆江刺華舞斗オリジナル曲

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 本当に私見的なことではありますが・・・
 
 ここ数年の江刺華舞斗オリジナルのテーマはすべて「観念的」なものになっています。だから、曲のテーマを問われると答えるものの、それが演舞でどう表現されているかといえば、非常に抽象的なものになってしまう。江刺華舞斗のオリジナル曲のテーマとして常に背景にあるのは「夷」の文字にも表わされている蝦夷(えみし)の民ではあります。これまでの楽曲の歌詞にもそれは一貫して表現されているところです。そして、イメージするのはその時代の春景色や五穀豊穣を願う祭りであったり、崇める神であったり。だから現代的であったり違う時代の事柄であったりすることはないのだと思います。また、命の儚さや、鎮魂の歌などの若干影がある部分もありますね。
 
 「色即是空」・・・作曲者である代表から示された曲のイメージはこれでした。般若心経からの引用になりますが、そこには10年という節目を迎えたことからの内的なメッセージも含まれた曲だと思っています。色即是空はそれ一つで意味をなすものではなく空即是色という言葉も一体となって初めて意味をなすものだと思います。そしてそれは、正確ではないのですが、「かたちあるもの」と「かたちなきもの」によってこの世界が形作られているといった内容を解釈しています。ここでの「かたちあるもの」とは今の我々、つまり現メンバー、そして「かたちなきもの」とはこれまで江刺華舞斗に携わってきたが今はチームを離れている元メンバーたちと置き換え、それらによって江刺華舞斗はつくられている・・・といったところでしょうか。その中には、決してとどまることなく姿かたちを変えながらも「江刺華舞斗」というひとつの集合体が今に続いていることも同時に表しています。つまり、10年の節目を迎えるにあたり、今の江刺華舞斗はそれまで携わったみんなの力で今に至っているといったものがテーマになっていると思います。(というのが私の解釈)
 
 代表から投げかけられたテーマ。メンバーはどう理解しているかな・・・。

「夷」

                    「夷」     

イメージ 2

 江刺華舞斗の旗、そして衣装やはちまきにはこの「夷」の一文字が入っている。結成当時から3年間続けた「蝦夷(えみし)」をイメージする1文字として使っている。
蝦夷(えみし)とは、広い意味で我々が住む岩手県に昔住んでいた人々のことを指す。北海道で使われるそれとは読み方も違う。坂上田村麻呂が初代征夷大将軍としてこの地に住む蝦夷の民を征伐しに来たなんていうのは小学校あたりで習ったような気がする。その辺は野坂代表の方が詳しいのであんまり深入りしないでおく。

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 さて、この「夷」という一字、辞書では「昔、中国で未開人、蛮族をさしていった語から、異民族」などといった記載もある。自分たちとは違った民族を野蛮な者と卑下していうときに使うようだ。決して野蛮なわけではないが、もしかすると「異民族」、いろいろな意味で他と「異なるもの」という意味からはチームカラーとしても合っている。見ている方からはある種独特の雰囲気を感じる方もいるようだ。

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 また、この「夷」は「えびす」とも読む。そう、あの七福神の中のえびすさんだ生業を守護し福利をもたらす神として広く信仰されている。もともとは大漁祈願などで漁民の間で広く信仰されていたものが商人や農民にも広まったらしい。私は商売の神様のような感覚があったので今までちょっと勘違いしていた。YOSAKOIソーランなるジャンルにおいてはソーラン節が入っている。こじつけにはなるがそうすると「海」をもイメージする文字となる。


 曲のテーマは変わっても、我々がこの「夷」を使い続けているのは結成当時からテーマにしていた蝦夷の影響にあると思う。蝦夷の民が中央に反抗しながら、勇猛かつ果敢に生きた時代、我々の原点はそこにある。

江刺華舞斗の2008年オリジナル曲 柳緑花紅 の歌詞を紹介します!
散りゆく花を さそい吹く 春風よ
 時雨うつろう 天かけるは 鹿(しし)のうたよ
  浅き夜の月 遠き空に燃ゆる

今宵一夜は緞子の枕 明日は出舟の波枕 チョイ

甚句踊りは 思うことかのうた


 もう8月も終わり、シーズンも終盤を迎えます。少しでも多くの人に江刺華舞斗の演舞を見てもらえれば幸せです。

柳緑花紅

イメージ 1

 久しぶりの更新になります。どうしても今の時期は掲載する内容が少ないのですが、今年の江刺華舞斗オリジナル曲についての情報を載せたいと思います。

 今年のオリジナル曲の曲名は・・・

江刺華舞斗2008〜柳緑花紅(りゅうりょくかこう)〜

11世紀の中国の詩人・蘇軾(そしょく)の詩からの引用
物事が自然のままに、人の手を加えられていないことのたとえで、
柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、
この世のものは種々様々に異なっており、
それぞれに自然の理が備わっている、という意味。

 郷土の自然、風景は時を経てもなお、同じような姿を残しています。ただ、それは同じように見えるだけで実際は同じものがあるわけではありません。形や色を同じくしながら残り続けているのです。これは昨年の曲「森羅万象」のテーマでもありました。

 今年の曲「柳緑花紅」はそういった部分を継承しながら、自然のままに生きる、自然やあらゆるもののありのままを受け止めることがテーマとなります。郷土岩手で勧められている平泉の世界遺産登録の運動にも引っ掛けながら、曲には太古の昔から残る世界遺産もイメージとして表現されています。奥行きのある、スケール感のある曲がもうすぐ出来上がります。

 この曲を最初に披露するのは 5月3日 江刺甚句まつり となります!

イメージ 1

 江刺華舞斗の2007年のオリジナル曲 森羅万象 の歌詞を紹介します!

  《 歌 詞 》

 白露名残る 江刺の郷よ
  朧なる月影になにを想う
   儚き夢路のあとに 
    山かぜ燃ゆる 霞む時雨

      甚句踊りは 
       泡沫の花滴
        舞い散る生命よ
         鹿の唄に煙れ

 毎年のことながら深い意味のこもった歌詞になってます。全般的に四季の移ろいと儚さを漂わせる情景が表現されています。曲照会で書いた森羅万象の意味だけではない、歌詞に隠された作詞者の込めた意味を知る人はメンバーも含めてごく少数だと思います。この曲は鎮魂の曲でもあるのです。

 演舞の最初と最後、演舞・唄と共に江刺華舞斗の想いを天にささげているのです。

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