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春の頭に終わりかけたハイゴケは、この間から古いコケの隙間から新しいものが生えてきました。
二週間くらい前までは指で一つ一つを指しながら数えられるくらいしかなかったのですが、だんだん増加速度が上がってきて、この一週間で一気に数を増やしました。
まだ古いコケの方が面積が広いですが、このまま加速度的に増加していけば、夏本番に入る前には新旧が占める面積は逆転する事になるでしょう。
コケは、それを食糧とする動物がいないために分解されないと言われます。
泥炭やピートモスはこの性質によって堆積し土状に変化したものなのだそうです。
コケのままでは分解されませんが、泥炭となると微生物の餌になるらしく、それを利用して土に還る鉢に使われたりするのだとか。
先日紹介した土に還る保水性の高い素材というのは、この泥炭を利用したものかもしれませんね。
蛆も成虫になった途端どこかへ飛び立ってコケの中からいなくなってしまいましたし、このまま今年のコケが去年のコケの上に載る様に生えて、冬になればそれも枯れて、来年にはその上に新しいコケが……とどんどん積み重なって、そのうちとんでもない高さにまで生長するんじゃないかなどと考えてしまいます。そんなことはある訳ないのですが。
それとヒメムカシヨモギが蕾を作りました。
まだ高さは60cm足らずですが、器にある栄養から考えるに、おそらくこれが限界なのでしょう。
むしろ、ここまでよく生長できたものだと感心します。ミズナラの方にも同じことが言えますが。
これはそろそろ根元から切り落とす時期だと思います。
ここまで生長したところ悪いのですが、種を作らせるわけにもいきませんし、根の分泌物や根圏の微生物によって器の中の環境に変化があったでしょうし、十分利用させてもらいました。
これまで頑張ってくれたお礼に最後の華を持たせたいところですが、種を作られると面倒なのでそうなる前に伐採することにします。
とりあえず花だけは見て、それが終わって種の時期に入る前に切り落としましょう。
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