仰天望地

人生を面白いと思うかつまらないと思うかはその人次第だと思います。

季節を思う

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 名残惜し ヒグラシの音に 時を知る

 暑い暑いとだれていると、遠くの方からヒグラシの鳴き声が聞こえます。
 幼い頃からヒグラシの鳴き声には侘しさや名残惜しさを感じずに入られませんでした。
 名残惜しい、名残惜しいと鳴いているようで、日が暮れて終わりに向かう一日が惜しいのか、それとも始まったばかりの夏休みがいずれ終わってしまうことを早くも嘆いているのだろうか、と夜の帳が降りきってしまうまで考えてしまう、そんな一日でした。

 上の写真はヒグラシとは関係ありませんが、月下美人です。
 私の家のご近所で撮影したもので、安いカメラのそれなりの性能のためにあまりいい画にはなりませんでしたが(自分の技術力も低く)。
 ちなみに私もつい先に知ったのですが、この月下美人、本日七月十九日の誕生花だそうです。
 ちょうどその記念の日に咲いた花でしたので、面白いと思って撮りました。

 ちなみにタイトルですが、私は非常に夏が嫌いなもので。暑いのと高い湿度とが否応にも気力を奪う季節です。暑いのがまるで駄目な私にはクーラーの無い我が家が恨めしく思えます。

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 雨の間の 白雲泳ぐ 青の空 蒸し風呂の外で カッコウと鳴く

 梅雨に入り雨と湿気の時期になりました。
 一昨日昨日と雨が降り、今日は久方ぶりに青の差す朝でした。
 ふと、澄ますでもなく耳に入るカッコウの鳴き声を聞き、もう時節も世界も夏の始まり、春はもう過ぎたのだな〜、と。
 
 今日は蒸し風呂というほどには暑くはなりませんでしたが、それでもやはり大分湿度はありました。
 湿度が苦手な私はこれから夏が過ぎるまでの季節、毎日が釜茹で地獄です。
 そんな朝の一番の目覚まし時計となってくれるのが、甲高く遠くまで響くカッコウの鳴き声です。
 なぜか私の家のアンテナに留まって鳴き出して、何事かと思わず目が覚めました。
 十年程前には私の家の近くにはオナガやカッコウなど様々な野鳥が暮らしていて、
 春にはウグイス、夏にはカッコウが目覚ましになってくれていたのですが、ここ数年、人間の手による開発のせいで森が減ったためでしょう、鳥も虫たちも大分姿を消してしまいました。
 それがほんの去年から、思い出したかのようにカッコウの声が響くようになりました。
 十年前、カッコウは夏の風物詩として当たり前だった頃を思い出しました。同時に帰ってきてくれたことに感謝の気持ちがあふれます。
 オナガは消えて久しく、市の鳥でもあるために見えないことは非常に残念ですが、カッコウが先の明るい展望を差すかのように、やかましく鳴き続けています。それにしても本当にうるさい朝でした。

 写真は何となく天気がいいので、自転車でお気に入りの場所に向かったところで見つけたものです。
 見難いですが、地面から水が湧き出しています。この地域ではこの季節だけなのか、雨の後だからなのか、道路の脇だとか、地面がむき出しになっている場所だとか、そういうところから水が湧き出します。
 湧き水は心和みますよね。水が湧いている場所を見つけると心奪われます。

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 嵐過ぐ 後を駆けたる あめんぼう

 今日犬と一緒に散歩していたところ、昨日の大雨でできた水溜りでアメンボがスイスイと滑っていました。
 春だ春だと思っていたのに、気持ちを置いて自然はもう夏の準備を始めているのだな〜、と。

 昨日の大雨はすごかったですね。興奮してなかなか眠れませんでした。
 ばたばたと何かが音を立て、轟々と風がすさび、ばつばつと雨が窓を叩いていました。
 そして今日になってみると、家の稲の入った水槽はメダカで飼えるんじゃないかというくらい水が溜まっていました。
 いや、本当にすごい雨で、すごいすごいと馬鹿みたいに感心していたら、散歩の最中に水溜りでアメンボがいるのを見つけたんですよ。
 まだ春の最中と思っていましたが、考えてみるともうそろそろ六月、夏の季節。
 アメンボが春の舞台の終幕を告げているような気がした、そんな曇り空でした。

今日は暑くなりました

 晴れ空に 誘われ歩き 頭打つ 花の匂いに 虻蜂綿毛

 今日は気持ちのいい天気になったので、自転車でぶらりとしてみました。
 花の季節になって咲き誇っているたくさんの花々の香りに思わず惹かれます。
 しかしそれに留まらず、花から花へと飛んでいくアブやらハチやらが避けきれずに私にぶつかってきたり
 タンポポの綿毛が鼻をくすぐったり。
 春を謳歌するのは花や私たちに限らず、虫たちも同じだな〜、と。

 世間はゴールデンウィークですね。お日柄もいい具合で、よろしいことです。
 しかし暑がりで汗っかきの私には、今日のお天気は辛いものでした。
 日中少しうろうろしていただけで、夏の日差しでも浴びたのかというくらい汗をかくことになりました。
 今からこんな状態かと思うと、夏には私は溶けてしまうのではないかと思ってしまいます。

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 傍らに 稲の子置いて 孫を待つ

 私、今家で稲を育てています。いわゆるバケツ稲というやつです。
 家にある種籾を田んぼからいただいた土の上に播いてあるだけなんですが。
 それが昨晩、ふと覗いてみると小さな根が生えてきたんですね。嬉しい限りです。
 ああ、稲穂が風に揺れる秋が今から待ち遠しいな〜、と。

 バケツ稲とはいっても、容器はバケツではなくて水槽なんですけどね。
 以前農業の学校で苗を分けていただき、その苗を一人前の稲に育てた後、
 その稲の穂を摘んで取れた種籾を今年、育ててみようと思い立ったわけです。
 稲に限らず、ホームセンターのトマトやナスでも、日を重ねて育っていく様は、
 本やテレビでは決して伝えきれないナマの感動を与えてくれます。
 ましてや自分で一から育てたとなれば、その一挙一動に感慨深さを感じずにいられません。
 まあ、植物に一挙一動と言えるほど動きがあるわけではありませんが。
 そんなわけで、小さくとも捨てられぬそんな感動を、一句。

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