Tom's blog

”モノづくり”は楽しい

全体表示

[ リスト ]

浜松市のSさんからオーダーを受けたスピーカー・システムの
オーダー・コンセプトは、

(1)2本のウーファーをスリムなキャビネットに収め、
低音の量感と応答性を両立させたい。
(2)キャビネットの方式はバスレフ方式とし、
形状はバッフルの左右端を曲げ、
側板も奥すぼみにした六角形投影面としたい。
(3)バスレフ・ポートの設計方針として、
ポート音圧は低めで共振周波数を出来るだけ下げたい。
(4)基本的に2wayとし、
高音用はコンプレッション・ドライバー+ホーンとする。
(5)スーパー・ツィーター(JBL UT-045Be)を追加する可能性あり。
(5)駆動方式はマルチアンプ方式とし、
専用のデジタルアンプを開発する。
構成は、低音用2ch×2、高音用2ch、超高音用2chの計4台。

上記のオーダー・コンセプトを実現するためにシミュレーション・検討した結果、
以下のような構成を導き出した。

(1)8インチ(20cm)ウーファー2本/chでは低音の量感が今一つとの判断で、
10インチ(25cm)ウーファー2本/chとし、
ユニットの候補として
SB Acoustics SB29NRX75-6、
Aurum Cantus AC250F1を挙げ、
検討の結果Aurum Cantus AC250F1を選定。
(後にAC250F1MK2に変更)
(2)バスレフ・ボックスはサイズ500×800×650mm容量188リットルとし、
ポートの共振周波数(Fb)を20Hzに設定。
(3)10インチウーファーとの2wayでの使用を考慮すると、
クロスオーバー周波数(Fc)を900Hz程度に設定する必要があり、
高音用のコンプレッション・ドライバーは
ダイヤフラム径が1.4インチ(36mm)のドライバーの中から選定することとなった。
候補として
beyma CP-755Nd、
beyma SMC65、
beyma SMC65Nd、
FaitalPRO HF146-8を挙げ、
検討の結果、beyma CP-755Ndを選定。
(4)ホーンは木製のNC切削加工とし、
カットオフ周波数が450Hzのハイパボリック・ホーンに決定。

以下、加工から組立完了まで

まずは構造図から
イメージ 1

キャビネットとホーンはTom's labの協力工場にて加工・組立・塗装
キャビネット組立接着
イメージ 2
 材質は樺合板

木製ホーン組立接着
イメージ 3
 材質はラジアータパイン集成材

キャビネット完成
イメージ 4
 仕上げ:黒色透明ウレタン塗装光沢仕上げ
 サイズ:500×800×650mm

木製ホーン完成
イメージ 5
 仕上げ:マホガニー色透明ウレタン塗装光沢仕上げ
 サイズ:350×220×275mm

補強桟
イメージ 6

吸音材取付け
イメージ 7
 メインの吸音材はシンサレートPPS300
 裏板の吸音材は粗毛フェルトとエステル綿の三角吸音体

端子取付
イメージ 8
 バインディングポストはDayton Audio BPA-38G

線材加工
イメージ 9
 スピーカーケーブルはoyaide EXPLORER V2 2.0SQ

脚取付
イメージ 10
リア脚取付
イメージ 11

ユニット取付
イメージ 12

ホーン組立
イメージ 13

イメージ 14
上面はスーパーツィーター用台

ホーン脚受け
イメージ 15

組立完了
イメージ 16

グリル、Tom's labエンブレムを取り付けて完了
イメージ 17

オーダーメイド・スピーカーご希望の方はTom's labまで



この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


みんなの更新記事