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犬に本を読んであげたことある?』 今西乃子著/講談社 物語ではありません。 アメリカで、実際に、犬に本を読んで聞かせる時間を持つことで、心をゆっくりと回復させてゆく、そんな活動のお話です。 そして、活躍しているのは、元はシェルターに収容されていて、飼い主のいなかった犬たちです。 おちこぼれだったこどもたちが 自信にあふれた姿にかわっていく魔法のR.E.A.D.プログラム。 現在、アメリカ、カナダで1000を越えるボランティアの飼い主と読書介助犬の チームが活躍している。 犬に本を読んであげることが、こどもにとってなぜ、これほど大きなことなのか。 こどもと、そして、こどもに関わるすべての人に贈る、 大きなヒントに満ちた1冊。 (裏表紙より) 中でも、世界初の読書介助犬オリヴィアのエピソードは、小学6年生の娘が涙をぽろぽろ流しながら読んでおりました。 シェルターでの保護の期限が切れ、まもなく安楽死処分される、はずだったオリヴィアの運命を変えたのは、ボランティア活動を一緒にするセラピー犬を探していた看護師のサンディという女性でした。 彼女たちの出会いは、後に多くのこどもたちの生活を変えてゆきます。 その様子が、児童書ならではの簡潔でわかりやすい表現により、きちんと伝わります。 哀しいこともあるけれど、幸せだったと納得できるような、すてきなノンフィクションです。 愛犬家の立場から、
また こどもと本を読むことをいつも心に留めている私としては、こんなに励みになる一冊は、そうは見つかりません。 |
犬の本
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『ベストフレンド あたしと犬と!』 堀直子作/ミヤハラヨウコ絵/あかね書房/2006年 図書館の児童書のコーナーは、私にとって憩いの場です。 中2から以下5人の母、という立場上、読書をする時間もたっぷりは持てません。 絵本は毎晩読み聞かせしています。 こどもたちはよく本を読みます。 私がこども時代に読んだ本から、最近の児童書まで、読み返したり新しく読んだりすることで、こどもはますます本を読み、視野を広げ、心を豊かにしております(ということにしておきましょう)。 それに、児童書と言ってあなどることなかれ。 永く読み継がれているものには、大人になっても読み返せるだけの、人生の奥深さが語られているもの数多くあるのです。 (全部とはいいません) で、『ベストフレンド』です。 本当の犬好きを自認されるなら、一度は読んでみて下さい。 今の、ペット業界の現状、毎年殺処分されていく尊い命のこと。 大人が向き合って解決しなければならない問題が、簡潔に、冷静な目で、しっかりと書かれていると思います。 主人公の女の子は6年生で、ひとりっこで、兄弟のように暮していた犬を亡くし、ペットロスシンドロームに陥り、でも、やがて、物凄い解決方法で、自分を立ち直らせていきます、 現実には、彼女の行動を支援できる大人が本当にいるのか、とちょっと思いますが・・・ ・・・里親制度を助けるための、一時預かりとなるんですね。 我が家に来た梵ちゃんは、仮ママさんのところでワンクッション置いて、落ち着いたところを引き取らせていただいています。 そのワンクッションの役割を担うのは、勇気のいることです。 里親さんを探すためには、人間と友好的になれるような訓練も必要ですし、可愛がらなければできないこと。 そして、どんなに人なつこく、可愛くなっても、そのとき第三者に、引き渡さねばならないのです。 そんなこと、ほんとうの小学校6年生には、できるのかな。 でも、いいんです。 作者の方は、愛犬を亡くされてから、このお話を書かれたそうです。 こどもたちにいっぱい読んでもらって、人間の身勝手で買われたり捨てられたりする犬を(猫も)、少なくしていきたいものです。
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