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不動七重の滝を後にして、上北山村の和佐又山へ向った。
国道169号線大台ケ原ドライブウェイ入り口、新伯母峰トンネルを挟んだとなりに
和佐又口のバス停がある。
道は曲がりくねって細くて、おまけに急勾配で心細いが和佐又ヒュッテまで車で上がることが
できる。ヒュッテまで行き着くと、素晴らしい景色が出迎えてくれる。花の季節なら、ヒュッテの
方が丹精された前庭の花々を堪能することができるだろう。
この日は山を登るつもりはなかったので、何の装備も用意もしていなかった。
だが、和佐又の素晴らしさに浮かされ、少し歩いてみたくなり、山道に入った。
冬はスキー場になるキャンプ場を横切り、景色の良さ、新緑の美しさに心奪われながら
登山届けのポストを見てみぬふりで通り過ぎ、無双洞方面へコースを入って行った。
しばらく家族で浮かれていたが、30分ほど歩くと、幹の低いところに鋭いひっかき傷の
ついた木がたくさん現れだした。当たり前の話だが、この山にもクマがいるらしい。
うーん、なんだか怖くなってきたなと思いつつ進むと、行く手にクマの糞が。しかも生産されて
まだそんなに時間が経っていないとおぼしき状態である。
私達は即座に回れ右をして、きた道を戻りだした。急ぎ足で戻る行く手に、横合いから飛び出す
大きな影が。「ガサガサガサッ」「どひぇーーーーー!!!」飛び出してきたのは大きな鹿で
あった。家族みんなで腰を抜かしてしまった。今思っても、飛び出してきたのが鹿で本当に
良かった…。やはりなんの準備も装備も無しで山に入るのはダメだ。特にクマが出るところは
少人数ではクマよけ鈴や音の出るもの、クマスプレーは必携だ。もちろん、クマを引き寄せる
可能性があるので、トメは連れて来れない。登山届けは必ず出すべきである。
山に魅せられたのが、命取りとなるところであった。私はクマに襲われても仕方ないかも
しれないが、子供達はそんな恐ろしい目には合わせられない。私自身がしっかりして、自身の
行動を律することもさることながら、家族を守らなくてはならない。
きれいだ、いい景色だ、と喜んでいるばかりではいられない。
(山に登らないのが一番だが、そればかりは我慢できない)
それにしても、天気に恵まれたこともあって和佐又は美しい山であった。
あの美しさはこの世の風景というより、どちらかというとあの世の風景に近いような気がする。
今の私にとって、地上で一番美しいところだ。
いつか必ず、全コースを踏破したいと思っている。(体を鍛えにゃいかん(^_^;))
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メモリ切れで写真の少ないのが心残りです。デジカメのXDカードって、どんな機種にでも使えるというのはあるんでしょうか?量販店で売ってるでしょうか?(スミマセン、無知で…)カメラはフジフィルム製なんですけどね…どなたかお教えくださいませ。
2006/2/25(土) 午前 1:12